採決における造反

新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正案の採決において、立憲民主党の山尾志桜里議員が造反したとのことです。

 

彼女個人のこれまでの行状については問題がありましたが、法律解釈の問題でトラブル続きの法務大臣と同じ司法試験合格者であっても、その立ち位置の違いが明確になりました。

 

彦根市議会でも、23日には令和2年度一般会計予算などの採決がありますが、11日の予算常任委員会で公政会の委員の賛否の行動が分かれたことから、どのような結果になるとしても、予算常任委員会での態度と異なるようでは、有権者の理解を得ることはできないと思います。

 

議員は常に信念を持って、「市民のために」はどのような結論が良いのかを考えて行動すべきだと思います。私たち議員は市政を監視することも一つの大きな役割です。市長のために政治をしているのではありません。

 

谷口委員が反対討論で取り上げたのは、ジョージア国(ムツヘタ市)への派遣費用のことでした。市民の皆さんで、なぜ彦根市がジョージア国との交流を進めようとしているのか、どのような共通点があるのかなど、認識されてなどいません。私は常日頃から、国際交流は市民同士の交流が基礎にあって、行政はその後押しをするべきであると考えています。

 

例えば、ミシガン州と滋賀県、アナーバー市と彦根市。大きな湖があること、大学があり学術的な町であること。これらの共通項があったればこその姉妹州県、姉妹都市であって、それぞれに民間での交流が長きに亘り続いた上での締結でした。その間は行政からの支援はなかったはずです。そのようなことは、国際交流協会の会長を経験された市長であれば当然にご承知の筈で、ならば、ジョージア国と彦根市との共通点は世界遺産がある所と、世界遺産登録を目指しているところだけとしかありません。それならば、他にいくつも世界遺産登録された城に関係する町があります。

 

かつて副市長をされていた方に、市長が「オリンピックのホームタウン事業」でスペインに行くから、その途中で世界遺産に登録された城のある場所はないかと問いかけたからであったと記憶します。

 

余談はさておき、谷口委員は、財政が厳しい折に、わざわざジョージア国に行く必要性があるのかという問いかけでした。市民に不便や不都合を求めざるを得ない市長のすべきことではないと思います。

 

物事の優先度、尺度をどのように持つかと言うことは政治を行う者としてはとても大事なことです。それこそが、「お友だち内閣」と批判されている総理の行動パターンと軌を一にするものです。

 

そういった市長の自制心が認められない予算であっては、市民の不幸は増すことはあるにせよ、幸福が増すことはありません。

 

 



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