安定ヨウ素剤について

東日本大震災から来年3月で10年になります。

 

東日本大震災の東京電力原発放射能漏れ事故をきっかけに、安定ヨウ素剤の服用が論議されたことがありました。しかし、10年にもなると、人々は忘れ去ってしまい、安定ヨウ素剤という言葉も話しにのぼることがなくなってきました。

 

しかし、滋賀県の北隣、福井県には4つの原子力発電所が立地しています。そして冬に吹く風は北西の風です。

 

原子力規制委員会の認定を受けなければ稼働できないことにはなっています。

 

認定を受けているといっても、想定以上の地震が発生したときに発電所の耐震性能を超えることも考えられますから、「絶対の安心」ということは誰も保証できません。

 

そのような事態になったときに安定ヨウ素剤を服用することで小さな子どもたちを甲状腺がんから守ることができる可能性が高まります。

 

彦根市では彦根市立病院に保管をしていますが、果たしてそれを2時間以内にすべての小学校に配布

し終えることができるのでしょうか。

 

このような疑問から、彦根市議会に対して市民団体の方々から、請願書が提出されました。

 

安定ヨウ素剤はその服用の効果を発揮させるためには、迅速な服用が求められます。乳幼児については丸薬での投与は困難ですから、難しい問題もありますが、小学生や中学生については丸薬での投与は容易であり、最も手近な場所に保管することが効率的です。

 

今回の請願は、このことを求めるものであって、先日、市長にも要請が行われ、請願書を提出する旨も告げられたようです。

 

他にも、近隣町にも請願書が出されるようです。

 

この原稿を書いている中、この請願に関わる人たちから、8月25日に大久保市長に要請された際のやりとりが請願関係者に配布されました。

 

ここでは敢えて書きませんが、

「(学校に配備しても)日曜日に誰もいないときにどうする」

「(事故は)いつ起こるかわからない。学校施設に配備しても日曜日や夜間なら人がいない」

などと検討しない雰囲気の回答をし、最後に

「たくさん課題がありますので...」。

 

一体、市民の希望を聞こうとすらせず、「できない理由探し」に終始したような雰囲気です。

 

この運動には、元米原町や愛荘町長を歴任された村西俊雄さんも参画されています。そして多賀町では副町長は対応され、どのように対処すべきかと悩んでいる中での請願に対して、前向きな回答があったようです。

 

この丸薬の価格は1錠6円程度です。11万人に3錠(高齢者には甲状腺がんのリスクは少ないため、人口の3分の1程度でも済むように書いてある文献もあります。)としても132万円です。

 

これまで大久保市長が税金から使ってきた(少なくとも37億円の財政調整基金を使い続けてきました)金額からすれば、0.1%にもならない額です。しかも、市立病院からの配布が混乱して配れずに、多くの小学生が甲状腺がんの危険にさらすことを考えれば、考える必要もない金額ではないでしょうか。

 

課題の先送りが多かったこれまでの行動を考え直して、積極的な行動を求めたいと強く思います。

 

 

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