ガン検診
3月25日の中日新聞日曜版に子宮頸がんの特集がありました。
私も、先の2月定例会での福祉病院教育常任委員会で子宮ガン・乳がんの検診率と今後の対策について質問いたしましたが、明確な答弁をいただけませんでした。特に子育て世代の女性の検診率が低く、この世代の検診率を上げる工夫が必要と思いますので、今後さらに勉強してこの問題に取り組みたいと思っています。
また、子宮頸がん予防ワクチン接種については、中学1・2・3年生高校1・2年生の女子については全額公費負担となりました。以前は個人負担で3回の接種で約5万円前後でした。しかし予防ワクチン接種に該当していない年齢の女性については、今後も危険性が高いと言えます。
中日新聞の記事には、世界各国の子宮頸がんの検診受診率が掲載されています。
アメリカの82.6%、ドイツの55.9%に対して、日本は23.7%です。
日本における一般女性の年齢階層別の検診受診率も掲載されていて、50〜55歳は41.8%が受診しているものの、20〜29歳では17.7%しか受診していません。
また、乳がんの対策に効果のあるデジタル・マンモグラフィ検査の機器が彦根市立病院に導入されていますが、平成24年度予算にも更に予算計上されました。是非この機器を活用して乳がんの早期発見に努めていただきたいと思います。
乳がんの受診率も決して高くはありません。平成24年度の彦根市一般会計当初予算には、ガン検診事業に対する助成(節目年齢の市民を対象とした子宮ガン・乳がん・大腸ガンに対する無料クーポン券)が行われることになっています。
特に、若い女性にあっては進行性ガンの傾向が高いわけで、早期発見が最も効果のあるガン対策であることは明らかです。
しかし、私も受診をしましたが、乳腺外来の医師のほとんどが男性だということで、若い女性が敬遠しているのではないでしょうか。全国各地を見ても女性医師による検査が行われているのはレアケースだということです。
よく言われることですが、マンモグラフィの検査は乳房を押さえつけて検査する必要があるので敬遠されがちだとも言われます。私の経験では、10〜15秒くらいで、個人差はあるのでしょうが、そんなに痛くなかったものです。彦根市立病院のマンモグラフィの検査技師は女性でしたので、優しく接して下さり、同性であるので恥ずかしいということもありませんでした。
しかし、現実に触診は男性医師が気を遣いながらされているのがよく分かるのですが、10秒程度の痛みを理由として検査を敬遠することは、あなた自身だけではなく、家族を悲しみの淵に立たせることにためらってはいけないのではないでしょうか。
また、今後は乳がんの触診のできる女性医師の養成も必要なことであります。
家族とあなたの幸せのためにも、積極的に検診を受診されるようにお願いしたいことと、是非とも医学を目指す女性の方たちに、女性のために立ち向かっていただければと願わずにはおられません。
私も、先の2月定例会での福祉病院教育常任委員会で子宮ガン・乳がんの検診率と今後の対策について質問いたしましたが、明確な答弁をいただけませんでした。特に子育て世代の女性の検診率が低く、この世代の検診率を上げる工夫が必要と思いますので、今後さらに勉強してこの問題に取り組みたいと思っています。
また、子宮頸がん予防ワクチン接種については、中学1・2・3年生高校1・2年生の女子については全額公費負担となりました。以前は個人負担で3回の接種で約5万円前後でした。しかし予防ワクチン接種に該当していない年齢の女性については、今後も危険性が高いと言えます。
中日新聞の記事には、世界各国の子宮頸がんの検診受診率が掲載されています。
アメリカの82.6%、ドイツの55.9%に対して、日本は23.7%です。
日本における一般女性の年齢階層別の検診受診率も掲載されていて、50〜55歳は41.8%が受診しているものの、20〜29歳では17.7%しか受診していません。
また、乳がんの対策に効果のあるデジタル・マンモグラフィ検査の機器が彦根市立病院に導入されていますが、平成24年度予算にも更に予算計上されました。是非この機器を活用して乳がんの早期発見に努めていただきたいと思います。
乳がんの受診率も決して高くはありません。平成24年度の彦根市一般会計当初予算には、ガン検診事業に対する助成(節目年齢の市民を対象とした子宮ガン・乳がん・大腸ガンに対する無料クーポン券)が行われることになっています。
特に、若い女性にあっては進行性ガンの傾向が高いわけで、早期発見が最も効果のあるガン対策であることは明らかです。
しかし、私も受診をしましたが、乳腺外来の医師のほとんどが男性だということで、若い女性が敬遠しているのではないでしょうか。全国各地を見ても女性医師による検査が行われているのはレアケースだということです。
よく言われることですが、マンモグラフィの検査は乳房を押さえつけて検査する必要があるので敬遠されがちだとも言われます。私の経験では、10〜15秒くらいで、個人差はあるのでしょうが、そんなに痛くなかったものです。彦根市立病院のマンモグラフィの検査技師は女性でしたので、優しく接して下さり、同性であるので恥ずかしいということもありませんでした。
しかし、現実に触診は男性医師が気を遣いながらされているのがよく分かるのですが、10秒程度の痛みを理由として検査を敬遠することは、あなた自身だけではなく、家族を悲しみの淵に立たせることにためらってはいけないのではないでしょうか。
また、今後は乳がんの触診のできる女性医師の養成も必要なことであります。
家族とあなたの幸せのためにも、積極的に検診を受診されるようにお願いしたいことと、是非とも医学を目指す女性の方たちに、女性のために立ち向かっていただければと願わずにはおられません。