ガン検診

3月25日の中日新聞日曜版に子宮頸がんの特集がありました。

私も、先の2月定例会での福祉病院教育常任委員会で子宮ガン・乳がんの検診率と今後の対策について質問いたしましたが、明確な答弁をいただけませんでした。特に子育て世代の女性の検診率が低く、この世代の検診率を上げる工夫が必要と思いますので、今後さらに勉強してこの問題に取り組みたいと思っています。

また、子宮頸がん予防ワクチン接種については、中学1・2・3年生高校1・2年生の女子については全額公費負担となりました。以前は個人負担で3回の接種で約5万円前後でした。しかし予防ワクチン接種に該当していない年齢の女性については、今後も危険性が高いと言えます。

中日新聞の記事には、世界各国の子宮頸がんの検診受診率が掲載されています。

アメリカの82.6%、ドイツの55.9%に対して、日本は23.7%です。

日本における一般女性の年齢階層別の検診受診率も掲載されていて、50〜55歳は41.8%が受診しているものの、20〜29歳では17.7%しか受診していません。


20120325103


また、乳がんの対策に効果のあるデジタル・マンモグラフィ検査の機器が彦根市立病院に導入されていますが、平成24年度予算にも更に予算計上されました。是非この機器を活用して乳がんの早期発見に努めていただきたいと思います。

乳がんの受診率も決して高くはありません。平成24年度の彦根市一般会計当初予算には、ガン検診事業に対する助成(節目年齢の市民を対象とした子宮ガン・乳がん・大腸ガンに対する無料クーポン券)が行われることになっています。

特に、若い女性にあっては進行性ガンの傾向が高いわけで、早期発見が最も効果のあるガン対策であることは明らかです。

しかし、私も受診をしましたが、乳腺外来の医師のほとんどが男性だということで、若い女性が敬遠しているのではないでしょうか。全国各地を見ても女性医師による検査が行われているのはレアケースだということです。

よく言われることですが、マンモグラフィの検査は乳房を押さえつけて検査する必要があるので敬遠されがちだとも言われます。私の経験では、10〜15秒くらいで、個人差はあるのでしょうが、そんなに痛くなかったものです。彦根市立病院のマンモグラフィの検査技師は女性でしたので、優しく接して下さり、同性であるので恥ずかしいということもありませんでした。

しかし、現実に触診は男性医師が気を遣いながらされているのがよく分かるのですが、10秒程度の痛みを理由として検査を敬遠することは、あなた自身だけではなく、家族を悲しみの淵に立たせることにためらってはいけないのではないでしょうか。

また、今後は乳がんの触診のできる女性医師の養成も必要なことであります。

家族とあなたの幸せのためにも、積極的に検診を受診されるようにお願いしたいことと、是非とも医学を目指す女性の方たちに、女性のために立ち向かっていただければと願わずにはおられません。


kokorologo001

 

「議員の責任」と「住民投票」から見えてくるもの

3月25日。朝の政治番組の中で、原発の再稼働についての話。

テレビ局のコメンテーターから橋下大阪市長の言う、原発再稼働にについての是非を住民投票で決めるということについて、「議員が決めればよい」という発言がありました。

国が進めてきた様々な大きな問題や地方自治体が特にハコモノを作る時など、議会制民主主義だといって議会が決めてきた今までの流れそのままを発言していました。

しかし、現実に地方では特に合併特例債などでハコモノを作り、その維持費を工面できなくなって閉館に追い込まれたケースを多々見受けます。しかし、閉館をしても人件費や空調の費用などは削減できても、最低限の維持費を払い続けなければならないことになり、結局は住民の利便は減少したまま、赤字を垂れ流しているという現実があります。

では、それらの理事者側の提案したものを承認した議会(議員)や、そもそも提案した理事者にはその賠償責任があるとか言えば、そうではないことは皆無に等しいと思います。

日本全国が赤字体質から脱却できない原因の一つにこうした無用の長物と化したハコモノや、数年で使い勝手が悪いなどという理由で放置されたコンピュータのアプリケーションなどもあるのではないでしょうか。

そう考えたとき、橋下大阪市長の言う「住民投票」は、住民自らが結果を予測して投票するという思考を伴う積極的な行動による結果責任を住民自らが甘んじて受け止めるだけの勇気と責任を求めているのだと思います。

私たちの自治会の会則改正も同様でした。住民に資料を配布して、その上で投票をすることの意味を総会で説明して、住民投票を行いました。そして結果責任は住民が受け止める必要があるのです。

これからの時代において、ある意味、住民投票の大切さをしっかりと認識しておく必要があると思います。かつて、スイスでは様々な課題があれば国民投票によって決めると報道された時代がありました。国民投票(住民投票)というシステムが憲法改正だけに特別に認められているような錯覚に陥らせていた時代だったのだと思います。

議会制民主主義に相対するものとの位置づけにあるように考えられていましたが、決してそうではないのだと思います。議会における勢力図と住民の意識とには選挙制度を原因とする乖離もあります。そして、住民自らがその責任において物事を決める時代が到来したのだと思います。

橋下大阪市長の考えのすべてに賛同するわけではありませんが、このこと(住民投票)については、賛意を示します。

近畿1450万人の水瓶である琵琶湖を抱える滋賀県が大飯原発の再稼働の同意についてUPZが30kmと改められたことからすれば、当然に意見を求められて然るべきだと思います。

是非とも高校の後輩である環境大臣(原発担当)に、去年10月1日に発言された会場の声を思い起こしていただき、滋賀県に意見を求めるようにしていただきたいと思います。少なくとも、原発立地をしていない滋賀県は原発立地自治体に対する交付金などがないのですから、利害を別にした公正な意見が出るものと思っています。

冬になれば、北東の風が日本海から吹いてきます。そのことによって近畿1450万人の水瓶に放射線が降り注いだら....。


kokorologo001


 

千鳥ヶ丘自治会総会

3月24日夕方から、私は大津での会議のため出席することができませんでしたが、千鳥ヶ丘自治会の通常総会が開催されました。

留守をしていましたので、帰宅後に総会の流れを新会長から聞きましたので、ご報告いたします。

自治会総会は、最初に昨年3月11日の東日本大震災の犠牲者へ黙祷を捧げ、始まりました。

百々会長から平成23年度の事業報告が次のとおり行われました。

1.平成23年度の位置づけとしては、平成23年3月6日に行われました住民投票の結果改正された会則の改正を実行する準備段階の1年であったこと
2.街路灯を彦根市の補助を受けて3基新設したこと
3.会館の女性用トイレを暖房便座に取り替えたこと
4.会館のテレビ受像機を地上デジタル放送対応のものに取り替えたこと

そして、この総会でゴミ集積場所を移転することの決議を求めるというものでした。

また、東日本大震災の経験から、「同じ地域に棲まいすることになった住民同士が心を通わせることができる場が会館であり、更にますます進行していく高齢化を地域としてどのように手伝えるのかを住民全員参加で取り組んでいく」必要があると話されました。

総会は、これらの報告を大きな拍手をもって承認し、1年間のご苦労をねぎらいしまた。


20120324001


ついで、議案の審議に移りました。昨日の議案は全部で5件提案されました。

第1号議案は「特別会計廃止に伴う取崩し承認」の件です。

千鳥ヶ丘自治会では、平成21年度から、それまで子ども会が主体として自治会が支援しておりました春祭りと地蔵盆を自治会主催事業に転換したことにより、春祭りと地蔵盆のための特別会計は有名無実のものになっていましたので、その特別会計を廃止するという提案です。子ども会が平成22年度末に解散を余儀なくされた(子どもの数が6人程度になり、今後も増加の気配が少ないため)ので、春祭りと地蔵盆のための預金通帳を別にしておく意味(子ども会が主体となっていたときには、その通帳の中で資金出費をする)がなくなったのも理由としてはあります。そして、廃止した特別会計の剰余金は一般会計に取り崩した全額を組み入れるものとするものです。これについてはなんらの質疑もなく、承認可決いたしました。

第2号議案は「平成23年度決算報告承認」の件です。

千鳥ヶ丘自治会では、平成21年度の総会以降、総会資料(ちなみに今回の総会資料は参考資料を含めて14ページです)は事前に会員全員に配布されているため、逐一の説明は省略し、主要な点についてだけの説明が行われました。高田会計から1年間会計を預かった上での課題も提出され、森砂絵子会計監査の監査報告が行われて、こちらも特段の質疑なく承認されました。


20120324003


第3号議案は「平成24年度役員承認」の件です。

平成24年度からは改正された会則に基づいて運営されることになるのですが、その大きな柱は次のようなものです。

1.班の体制が従来の16班体制から6班体制になること
2.役員としては、会長1名、副会長2名、会計1名、総務部長1名、福祉部長2名の6名とすること
3.これらの役員は新しい班の中で1名ずつ選出された役員候補の互選で選ばれること
4.従来の「班長」は「委員」という名称に変更になり、従来の「班長」の職務であった彦根市広報の各戸配布・回覧板の配布・町費の集金・資源ゴミ収集用のカゴ出しなどの他に、次の「委員」としての役割を担うことになること
 ◆体育委員(自治会の体育行事)
 ◆環境委員(防火・防犯・防災に関すること)
 ◆会館管理委員(会館の管理を行う)
 ◆人権委員(人権教育に関すること)
 ◆文化委員(文化行事に関すること)
 ◆青少年委員(青少年に関すること)
5.これらの委員は各班での輪番制を基準に各班から2名選出して、新会長予定者が委嘱すること

そんな中で、役員については80歳定年制を設け、各世帯の中で80歳以上の方は対象から外れることになりました。しかし、委員については同じような定年制を設けると班の中で80歳以上の方だけしかいない世帯もかなりの数があるので、特段の事情を班内で協議して輪番から外すことはあっても、全員参加の自治会という趣旨からお願いすることになっています。

平成24年度も役員には79歳の方もなられますが、委員の中には80歳以上の方もおられることになりました。

また、平成15年度に彦根市長から「男女共同参画」の表彰を受けるなど、自治会役員・班長に女性を多く登用した実績があり、平成17年度と19年度には女性自治会長を輩出するなど、自治会運営における世帯ごとに男性名で選ばれていても女性が出てくるということのないよう個人名で役員・班長が選ばれ続けてきました。

ちなみに、平成24年度も男性9名、女性9名の人数になりました。

このような意図で改革されることになったのですが、非常にスムーズな選出が2月に行われ、役員・委員の18名は承認されました。

そして、その中で、夫が3度目の会長登板(平成21年度・22年度に続いて)となりました。


20120324005


新会長としての抱負として、以下のように挨拶をしたとのことです。

自治会の最大そして最低限度の仕事は「住民の絆づくり」であり、「住民自らの役割をそれぞれの立場で全員が少しずつ担う」ことだというものでした。自分は役員ではないかすべてを「他人まかせ」にしておくということではなく、自分にできることをできるだけ少しずつでもすることだ、というものです。

日本の素晴らしい伝統ともいえる「人間関係づくり」、「独りでは生きていけない」という現実を見つめ直して、「サロン」を開設して、腹を割って話ができ、お互いの顔が見える自治会づくりをしたいので、協力をお願いしたい、というものでした。

このようにして、平成24年度の役員と委員が承認されました。

第4号議案は「ゴミ集積場所の移転」についてです。

前にも書きましたが、委員の仕事には資源ゴミのカゴ出しという仕事があります。かねてよりご高齢の班長が、特に雪の日などに台車にカゴを積んで約30メートルの道のりを運び出す困難さが指摘されていました。今回、場所を移転して会館近くに会館の付属物としてカゴ置き場を設置することが提案されたものです。

特に、現在の集積場所は市内の主要な市道脇にあって、交通量も多く、収集にあたっている清掃センターの職員にとっても危険が伴うものであるため、移転することでこれらの危険性を排除できることも大きな理由です。

このように住民の利便と周辺の交通安全も踏まえた百々会長の決断に感謝申し上げたいと思います。

この提案については、自治会の積立金を一部取り崩して、その費用に充てることが条件として提案されたものです。

これについても異議なく承認されました。

第5号議案は「平成24年度予算承認」の件です。

これについては、あらかじめ新役員候補が決定している関係上、新会長から提案説明が行われました。

新会長からは、自治会が主催している事業について、従来「町内団体等補助金」という「款」の中で処理されていたものを「町内団体補助金・事業実施費」という「款」に改めて、自治会主催であることを明記するように枠組み自体の変更提案も行われました。そして、「春祭り実施費」「町内リクレーション実施費」「文化活動実施費」「地蔵盆実施費」を置くことによって、それぞれの活動が文化委員や青少年委員を主体として行いやすくしたものです。

一方、従来は班長が戸別に集金していた各種募金については自治会として一括して拠出して、戸別の集金を廃止することにしました。それぞれの家庭でそれ以上の協力をしようという場合にはそのご意思を尊重して各自がされることを否定するものではありません。

単年度支出が約260万円(積立金への支出を含み、積立金を除けば、約215万円)の予算案は承認されました。


20120324004


最後に、第6号議案「信号機設置要望決議」の件が上程されました。

これは、平成20年度以降、毎年のように要望されているものですが、自治会としての、組織としての書面があるわけではなかったので、これを「決議文」として総会で採択して、「自治会としてこれだけの意思が存在するのだ」という意思表示をしたいというものです。


20120324006

この決議についても満場一致で承認され、新年度開始後に関係機関へ、私も同行して要望を行いたいと考えています。

このようにして、提案された1件の報告と6件の議案はすべて承認されて午後8時05分に総会は終了したということです。

私は、午後10時前に大津から帰宅いたしましたが、無事総会が終了したことを聞きました。

百々会長のご苦労に私からもねぎらいの言葉を寄せて、自治会の皆さんのこれからのご協力をお願いして、自治会の報告をこのHPに寄せたいと思います。

最後に、先日「2012びわ湖きものの女王コンテスト」に参加後に近所の奥様に撮っていただいた写真を載せさせていただきます。


20120320010









 

3月19日の報道ステーション(原発再稼働インタビュー)

昨夜の報道ステーションの原発再稼働についての連続インタビューの初回に嘉田知事が登場されました。

「UPZを30kmまで拡大したにもかかわらず、原発再稼働に関する意見を滋賀県に求めないのはおかしい。福島の悲劇を十分認識してない。近畿1450万の水瓶を預かっている責任が滋賀県にはある」というような趣旨でした。

まさに、「滋賀県が置かれている地理上の立場の説明」と、あちこちで発言され始めている「本当に原発の再稼働は必要なのか」「日本の電力需給の関係はどうなのか」という疑問について、的確に発言されていたと思います。
 
政治的な課題が山積している今、それらの課題が明らかになったのは、政権交代の一つの効果ではあったのですが、どこまでいっても政治の本質を「政局」にせねばならないとする一部野党の根源的な政治観が原因となって、国民の不安はますます増幅しているのではないでしょうか。
 
そうであればあるだけ、政権を担っている人々は官僚の心を掴み、彼らが官僚になった頃の初心に還らせるだけの言葉を発信しなければならないのではないでしょうか。


kokorologo001 

息子の同級生の思い出

私の息子の同級生に、松本崇くんという子がいました。

私の記憶の中には、最初から車椅子に乗っている姿です。人懐っこい笑顔がとても素敵な子でした。今から20年も前のことですから、学校のバリアフリーもそれほど充実していなくて、重い電動車椅子を同級生たちが段差を抱え上げ、教室の移動を手伝っていました。

彼は、筋ジストロフィーで20歳までも生きられるのかどうかという診断だったようです。もちろん、私たち同級生の保護者には伝えられるはずもありませんでした。

運動会でも、彼は他の子たちと同じように、車椅子を走らせて参加していました。同級生たちは、彼がこの先、どのようになっていくのか、病気がどのように進行していくのかを聞かされていたのかどうかは聞いたことはありません。でも、同級生たちは常に優しく、車椅子での移動に手を差し伸べていました。

中学校を卒業してから、彼は養護学校に進み、コンピュータ・グラフィックスの世界と出会ったそうです。

実は、彼のお母さんが、私たち夫婦の友人と同郷の出身ということで、生前の彼の最後の姿を見ることができる機会を、琵琶湖の見える喫茶店で開かれていた個展の際に得ることができました。

相変わらず人懐っこい笑顔で迎えてくれた彼は、中学生だった頃と少しも変わらず、でもその作品の感性に触れることができました。とても懐かしい思い出です。

その彼は25歳で夭逝しました。

しかし彼が遺した数々の作品は今も活き活きとした輝きを放っています。

その作品が今回、彦根市教育委員会に寄贈され、3月26日から4月8日まではビバシティ彦根で、4月9日から20日までは彦根市役所ロビーで展示されることになりました。そしてその後は各学校や公民館などで展示されることになりました。

我が家にもいくつかの作品をお譲りいただいて、季節に応じて飾らせていただいています。


20120320000
(写真は3月16日付中日新聞滋賀版から〜インターネット版には掲載されていないようですので....〜)

難病の子どもたちは全国のあちこちで病気と闘っています。中には迫り来る死の恐怖と闘っている子どもたちにとって、彼の生き様は一つのお手本のようにも思います。

人は誰もが生を受けたときから、死への行進を始めているには違いないのですが、それでも、死という現実が難病に苦しんでいる子どもたちにとっては何よりも大きな恐怖であることは想像に難くないと思います。

明日の朝は本当に来るのだろうか?
明日の朝、自分は目覚めて今日と同じように苦しいながらも治療を続けることができるのだろうか?

そんな張り裂けそうな苦しみを子ども自身はもとより、特に母親は「自分が代わってあげれば」と思っているとすれば、周りの人々は何らかの手を差し伸べる術を考えなければならないのではないでしょうか。

それは心の平安であるかも知れません。

規則を規則どおりに運用するのであれば、それは機械がする仕事と同じだと思います。「血も涙もない」などと表現する言葉が日本語にはあります。相手の気持ちを思い遣るというほんのひとかけらの優しさで、どれだけ不安な気持ちを和らげることができるのか。それが政治を行う人々に求められているのではないでしょうか。それは議員であり、首長であり、そして行政に携わる職員に共通した責務であると思います。

今回、彼のお母さんが伝えたかった気持ちの一つに、目標を持つこと、そして優しさを持つことだったとすれば、それを真摯に受け止める必要があると感じるのは私一人だけではないと思います。


kokorologo001

 

日野原重明先生の講演会の実行委員会

4月7日に開催する「日野原重明講演会」の実行委員会がありました。プログラムに変更があったりしたことと、様々な課題が出てきましたので、3月18日午前に会合が持たれました。


20120318001


実行委員長の中沢けい子県議の進行のもと、たくさんの協力者が参加いただいて、あと3週間後に迫った当日に向けての調整を行いました。


20120318002


纏まりもつきましたので、後は当日、ひこね市文化プラザのグランドホールが満員になるのを待つだけです。

なお、ご参加いただく方への告知ですが、当初は日野原先生の講演がバレーとピアノ演奏の後に行われる予定でしたが、先生のご都合により、講演が先に行われ、バレーとピアノ演奏が後に行われることになりましたので、お間違えのないようにお願いいたします。全体の時間は変更ありません。


20120318003


お元気な日野原先生のご講演を楽しみにしています。




 

女性がいきいき生きる会例会

3月17日午後。3ヶ月に1回の「女性がいきいき生きる会」の例会に久しぶりに参加させていただきました。


20120317101


主宰されている阿部美智子さん。いつも若々しく、元気な歌声を聞かせていただいています。


20120317102


いつものとおり、「Re:」のお二人の伴奏で、たくさんの歌を歌いました。私も、「花はどこへ行った」と「忘れな草をあなたに」をリードさせていただきました。


20120317109


集まりの基本は女性ですが、男性の方も少ないのですが、一緒になって歌って下さいます。同僚の有馬議員も参加されました。


20120317108


20120317105


明るい歌声が満員の会場に響き、とても和やかな気分になることができます。


20120317106


3ヶ月に1度の例会ですが、できるだけ参加を続けていきたいと思っています。


20120317103


その阿部さんが「脳リハビリ にこにこサロン」を開設されます。

4月9日(金)午前10時から午後2時まで、彦根市河原2丁目1−3の「久左のまちや」を会場に、第2・第4金曜日に20回連続で行われます。昼食・おやつ(2回)がついて参加費は1,000円です。

お問い合わせ・お申し込みは0749−23−0007(電話・FAX)までお願いいたします。


20120317107



「女性がいきいき生きる会」例会では、廃れゆく童謡を歌い継ぐという目的もあります。多くの方にご参加いただけますように。会場は男女共同参画センター「ウイズ」です。3の倍数月の土曜日に開催されます。

ちなみに、次回以降は6月23日、9月15日、12月15日に予定されています。







 

佐和山小学校第120回卒業式

3月17日は、市内の小学校の卒業式です。


20120317001


私も、列席いたしました。

子どもたちが元気な姿で巣立っていくのを見ていると、溌剌とした気分になります。


20120317002


87名の子どもたちが、明日の佐和山学区を担ってくれるように、中学校に行ってもしっかりと勉強してほしいと思います。

勉強は学習だけではありません。人間としての経験を積み、その中から生きていく術を見いだせるはずです。

「あなたを忘れない」と「旅立ちの日に」の2曲の歌は、体育館に響き渡り、とても清々しく校舎を後にすることができました。


20120317003



 

旧石橋家住宅特別公開と河原町芹町地区伝統的建造物群まち歩き

3月11日午後。彦根市文化財部文化財課主催の「旧石橋家住宅特別公開と河原町芹町地区伝統的建造物群まち歩きイベント」に参加いたしました。

出発地点は久左の辻の滋賀中央信用金庫銀座支店です。この建物は、旧明示銀行彦根支店の建物として建築されたものです。建築時期は大正7年。ここに載せてある建物のうちのいくつかは、近代化遺産としてNPO法人スミス会議のHPに詳しい説明を載せてあります。

 
http://smith-meeting.com/heritage/



20120311016



さて、ここを出発して、上恵比寿商店街(花しょうぶ通り)を東進しました。参加者は38名。ここの商店街にはたくさんの見応えのある建物があります。

「麹七」の看板が掲げてある建物があります。


20120311001


20120311004


次は和蝋燭の「蝋喜商店」です。


20120311002


たくさんの参加者で、建物内部を観るのに順番待ちをして、予定よりどんどん遅れていきました。これは、旧川原町郵便局。現在は花しょうぶ商店街の第三の街の駅として「逓信舎」の名前で情報発信基地としての役割を担っています。

その中には、かつての橋本商店街の写真も展示されていました。この写真の右側にあるのが銀座街の防災街区の建物で、全国初の建物群として共同で建てられた建物です。中央に写っている「くろへ」は老舗の呉服店でしたが、現在は残っていない商店の一つです。左へ進むと橋本商店街で、芹橋に至ります。たぶん、最初の写真の信用金庫の建物の2階から撮影されたものと思われます。


20120311003


防災街区の建物が昭和35年頃から建てられたのですから、今から47年前の写真(昭和40年9月とあります)です。


20120311005


宇水理髪館です。建物の最上部にある飾りはバリカンと櫛をかたどっています。付近を歩かれるときには、空を仰いで観て下さい。


20120311006


こちらは、昨年1月に火災が発生した寺子屋「力石」の隣にある「小杉商店(彩菜)」です。なんとか延焼は食い止められた(裏は類焼しましたが)ので、営業されています。

力石も見学いたしました。昨年、ここでの勉強会でも入りましたが、火災の跡が痛々しく残っています。


20120312202


20120311206


20120311008


この旗印は、歴女の皆さんのターゲットとなる戦國丸です。元銭湯だった建物を活用しています。


20120311007


20120311009


こちらは、タバコ屋さんの村川商店です。

これらの建物は、右を見て、左を見て、というくらいに続けて存在していて、私の知っている中国からの建築を勉強している留学生にとって、溜飲の下がる建物だ、という話しを聞いたことがあります。


20120311011


そして、少し飛ばして、旧石橋家住宅に到着しました。彦根市が昨年末に寄付を受けた建物です。中には古い井戸があったり、土蔵があったり、と古い時代の豪勢な建物であるところが残っています。


20120311012


20120311013


今回の公開のために、文化財課の皆さんで何十年と使われていなかったこの建物を掃除されたとか。ご苦労さまでした。


20120311014


そして、最後は秋口邸の建物です。かつては歯科医をされていた建物です。


20120311015


そういえば、昔のハイカラな医院はこんな建物が多かったような記憶があります。

こうして、1時間半ほどのまち歩きが終了しました。

今後はこれらの建物を更に一層活用できる方策と、これらを面として捉えて、どのようにすれば集客のツールにできるのかをしっかりと考える必要があると思います。

ちなみに、近江鉄道「ひこね芹川」駅は旧石橋家住宅から徒歩3分程度のところにあります。

ひこね芹川駅を起点として、今日のルートを逆に歩いていくことによって、銀座から四番町スクエア(少し寄り道をして芹橋二丁目の足軽屋敷)、そして夢京橋キャッスルロード、更には彦根城へとの周遊コースで1日を街歩きで楽しんでもらえるスポットをしっかりと運営していくことが重要だと思います。そして、それらを民間任せにせず、それぞれを運営していただくにはどのような援助ができるのかを真剣に考えなければならないでしょう。

文化財行政と経済活性化との融合をし、更には夜の観光を絡ませて、彦根に宿泊していただかなければ、経済効果は3分の1以下になります。

よく言われる通過型からじっくりと腰を落ち着けてもらい、宿泊を伴うような滞在型へのシフト策を作り出さなければならないでしょう。

彦根城だけに頼るのではなく、しかし、彦根城に足を運んでもらうアプローチとして、これらの伝統的建造物群の活用が課題だと考えます。


20120311102
(以前の写真です。今年の桜はまだです。)




第7回健康講座(小児科)

3月10日午前。彦根市立病院3階講堂で、「第7回彦根市立病院健康講座 子育て中のお父さん&お母さんのための健康講座」が開催されました。

「彦根市立病院健康講座」は何度もこのブログでご紹介しておりますが、今回は「お父さん&お母さんのための」とあるように、小児科主任部長の石上毅先生のお話が中心でした。


司会はいつものとおり、彦根市民健康サポーターズ倶楽部の辻川さん。


20120310001


会場には40人を超えるお父さん、お母さん、そしておばあちゃんも来られていました。それに赤ちゃんが約40人。別室では滋賀県立大学人間看護学部の学生さんたちの未来看護塾の学生さんたちがキッズコーナーを担当して下さいました。


20120310008


院長の赤松先生の挨拶がありました。赤松先生からは、彦根地域の承認医療の現状として、彦根市立病院(6人)と彦根中央病院(1人)、豊郷病院(1人)の他は開業医の小児科医で、救急などの対応は主として市立病院で行っていること、休日急病診療所が開いている時間帯ならばそちらへ行ってもらうようにしてほしいとのお願いがありました。これだけ少数の小児科医で、彦根市だけでも1歳あたり約1,000人の子どもを看ているわけですから、何でもかんでも救急車での搬送については、少し考えないと、小児科医の疲弊が極限に達してしまうと思います。いわゆるコンビニ受診をやめようと呼び掛けられた兵庫県の柏原病院のようになってしまえば、元も子もありません。そういった試練の中から、柏原病院では、お母さんたちの呼び掛けで、コンビニ受診抑制の運動が始まったのです。


20120310002


次に、小児科主任部長の石上毅先生から、子どもの熱と咳についてのお話しがありました。特に、第一子の場合には、どれだけの
状態が危険なのか、あるいはそうではないのかの判断がつきにくく、まして、現代のように核家族化が進めば、母親の心配は極限に達してしまうものなのだと思います。


20120310003


熱があるということは、体内で病原菌に対して抵抗している状態であるわけで、それよりも熱がなく顔色が悪い、あるいはぐったりとしているというような場合のほうがより一層深刻なケースもあるとのことでした。

座薬についての説明もありました。過度の座薬使用は問題でしょうが、インフルエンザの場合などを除いては、座薬によって熱を下げることも一つの方策だとのことでした。ただし、抵抗力がある時に座薬で熱を下げることだけに集中してしまうと、問題があるということだと思いました。

質疑応答のあと、宮本助産師さんから院内助産所の紹介がありました。院内での連携ができる院内助産所での分娩については、彦根市立病院のHPに分娩のできる妊婦さんの範囲なども掲載されていますので、そちらを参考にされればよいと思います。


20120310004


その後は、相談コーナーやアロマスプレー作り、大人の健康チェックなどのコーナーに分かれて、思い思いにひとときを過ごさせていただきました。


20120310005


20120310006


私も骨密度の超音波検査をしていただきました。一応、下限よりは上の数字でしたので、一安心。


20120310009


約2時間の講座でしたが、あっという間に終わってしまったという感じでした。

これまでの健康講座は、中高年向きのものでしたが、今回の経験から、年に2回ある健康講座のうち1回は若い人たち向けに開催されるようです。是非とも、病院に足を向けていただき、予防医学という観点から、健康に充分に気をつけていただきたいと思います。






 


search this site.

プロフィール

カレンダー

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< March 2012 >>

最近の記事

カテゴリ

アーカイブ

リンク

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM