彦根市立病院の花の手入れ

4月28日午前。

月に2回の花の手入れに、彦根市立病院に向かいました。夏を思わせる晴天のもと、10人ほどのメンバーが集まりました。


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昨日と同じようにシバザクラは満開です。


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駐車場から正面玄関へのアプローチの手入れをしたり、前回新たに設置した職員通用口に置いたフラワーポットの手入れもしました。


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メンバーの一人が連れてこられた犬はとても大人しく、みんなの作業を見守っていました。


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今日は、5月26日に行われる「市立病院ふれあいまつり」で行う羊の毛刈りの打ち合わせも行いました。ふれあいまつりのチラシは5月1日号の広報に折れ込まれています。彦根市立病院のHPにはまだアップされていませんが、彦根市→市立病院→(トップページの)病院からのお知らせに掲載されるはずです。とりあえず、以下のようなチラシです。


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その毛刈りをした後の毛はフェルトの材料となりますので、これを使って当日はキイホルダーを作ってもらう予定をしております。


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集まったメンバーで初めてかも知れない集合写真を撮りました。


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綺麗に咲き誇るシバザクラの前です。このシバザクラの植栽作業が花の手入れをする最初の一歩だったのです。1年半前の作業を思い出させてくれました。

これからの季節は、木々の花やフラワーポットの花たちが今を盛りと咲いてくれると思います。都会の病院にはない自然に溢れた病院で、入院・通院されている方々が、怪我や病気を早く治して下さるように祈っています。





 

第17回対話塾

4月27日夕方。大津に向かいました。

第17回対話塾に参加するためです。

今回のテーマは「大飯原発再稼働問題について」です。ふだんの対話塾の参加者を大きく上回る、60名近くの参加でした。中には兵庫県からの参加者もありました。未来政治塾の塾生さんです。


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原発の再稼働問題については、嘉田知事とともに山田京都府知事も発言をしていますし、関西広域連合においても提言を出しています。

経済性の問題と安全の問題とは全く次元の違う話です。暮らしが成り立った上でこそ、そのような議論もできるという立場に立てば、電力の安定供給のために再稼働賛成。しかし、万が一東日本大震災のような災害が発生(敦賀原発の直下を活断層が走っているという報告も出ました)したときには安全が確保できるのかというように考えれば、再稼働反対。その両方の議論はどこまでいっても平行線の議論です。なにしろ、経済の問題は日々の暮らしのことであり、災害が発生するかどうかは、東日本大震災は「1,000年に一度の災害」と言われるわけですから、私たちの時代、あるいはその次、更にその次の世代でも起こるとは限らないことなのですしかし、その「1,000年に一度」は明日かも知れないのです。


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そのような中で、山田知事とともに総理大臣と経済産業大臣あてに提出された「国民的理解のための原発政策への提言」や経済産業副大臣から説明のあった「大飯第3、4号機の再起動に関する政府の判断の説明の概要」も配られ、やりとりについて嘉田知事から
報告がありました。

その中で、再起動(新聞報道などでは「再稼働」といってるのですが、違いが不明です。このことは経済産業大臣の発言当初から少しの違和感を感じていましたが)に関する必要性の説明を全文ご紹介します(滋賀県提出資料としての4月26日の関西広域連合に提出されたものです)。

「政府の脱原発依存の方針は明確であるが、日本社会および日本経済の現実を考えると、電力供給は厳しいという見通しや、大幅な貿易赤字、企業活動の縮小、海外移転の加速化、国内雇用の減少を招くことがヶ年される。以上により大飯発電所3、4号機の稼働は必要なものと考えている。」というものです。

また、それに先立ち、「安全性の説明」では、

「基準1(全電源を喪失しても事態の悪化を防ぐ安全対策の実施)、基準2(福島の事故並みに、想定値を超えた地震・津波に襲われても、燃料損傷に至らないことの確認)については、基準を満たしていると判断している。基準3(事業者による更なる安全向上策の期限実施計画、新規制への迅速な対応、自主的な安全確保の姿勢)については、更なる安全性、信頼性の向上を目的に定めたもの。大飯3、4号機については、判断基準をいずれも満たしていると判断した。」というものです。

国民が一番危惧しているのは、政治家が判断できるものであるのかどうかという視点です。

更に、経済産業省がこのことをリードしていること自体における「経済優先」「安全・安心は二の次」というように国民の目には映ってしまうのです。原子力安全委員会という組織を含め、誰もが責任を取らない(そもそも責任を取るという体質にないのは、40年以上にわたって原子力発電所設置を推進してきた元政権政党であっても同じです。)体質こそが問われるべきであると私は思うのです。このことについては、自民党は口を開こうとしませんし、公明党は立党以前の問題だとして発言しないのかも知れません。


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私は即座に判断できることではないにせよ、もって数値を出して安全・安心なのだと説明しないと、抽象的な「安全と判断した」などという言葉だけでは国民も、あるいは世界中の人々も納得しないと思います。

今こそ、どうすれば国民を納得させるオープンな議論が必要だと思います。

また、責任を取る政治こそが求められているのだと思います。そこには官僚の責任も大きいのだと思います。

そもそも、社会構造というのはゼロサムの社会なのですから、私を捨てて、真に国民のための政治に立ち戻るべきだと思えてなりません。

大津への往復で、嘉田知事の新刊書を読ませていただきました。「知事に何ができるのか」というタイトルですが、是非とも多くの皆さんにこの6年で変わりつつある滋賀県をリードしてこられた嘉田知事の行動力を読み取っていただきたいと思います。


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何が「もったいない」のかを改めて認識するためにも。



 

彦根市立病院は花盛り

4月27日。彦根市立病院に行きました。

病院の敷地にはたくさんの花たちが今を盛りと咲き誇っています。


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この花たちは、ラ・フルールの会と彦根市民健康サポーターズ倶楽部の皆さんが丹精込めて手入れをしているものです。

特に、シバザクラは満開の状態です。


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これからはハナミズキも少しずつ花を咲かせてくれると思います。


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彦根市立病院も体制が一新し、救急医療を担当されていた金子先生が院長として指揮をとられることになります。また赤松前院長は名誉院長として緩和ケアを中心に再び診療現場にも入っていただきます。

金子先生は、愛荘町で起こった柔道による事故で、不幸にもお亡くなりになった生徒の手術の執刀をされ、先日はNHKテレビにも登場された先生です。先日の議会でも有馬議員が武道必修化に関連して多くの質問をされました。このことについては、多くの学校で柔道を取り入れようとしていたものが、一部ではありますが剣道に変更されることに繋がりました。

議員の使命は市民がより安心して暮らせる社会の構築にあると思います。特に今は、大飯原発の再稼働問題で社会全体が揺れ続けています。

安心と安全。言葉で言うのは簡単ですが、そのことを検証できるのかといえば、3・11の震災がなかったなら、誰もが考えもしなかったことかも知れません。それは原発に電力の多くを依存しているフランスでも動きがあるようです。大統領選挙において、現職のサルコジ氏が第2位で決選投票に進むことになった(原発の他にも理由はありますが)ことからも、世界の動きが変わっていこうとしているのかも知れません。

何が安全で、何をもって安心できるのかという答えは100%ありえないわけです。しかし、そのことを常に念頭に置いて考え、行動しなければならないものだと思います。


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花たちは無心に咲いています。陸前高田の奇跡の一本松も住民や多くのボランティアの皆さんがその復活に手を差し伸べています。

自然の力の前では、人智は及ばないものかも知れませんが、それでもなお、私たちは今を生き、これからも地球の上で暮らしていかなければならないわけで、将来の人々にも今回の震災のツケを残してはならないと思います。

そのためにできることを精一杯していくこと。そのことが欲得を越えて行われなければならないと思います。










 

JR福知山線事故から7年。そして...

4月25日。

7年前、JR西日本の宝塚線で死者107人、負傷者562人の大惨事が起こりました。

慰霊の式典も行われましたが、ご遺族、負傷をされた皆さまにとってこの7年はとても短い時間だったのだと思います。

私の住む近くに神宮踏切という踏切があります。彦根岡町郵便局に隣接しています。

http://maps.loco.yahoo.co.jp/maps?lat=35.25447421&lon=136.25734012&ac=25202&az=14.72.1&z=18

踏切の両方の手前で2方向から道路が合流しています。かつては新神社方面から近江鉄道彦根口駅方向への道路しかなかったそうですが、私の住む千鳥ヶ丘ができた頃に北からの道が合流し、一方、踏切を渡った先に印刷局ができた頃のようですが、JR線路沿いに南へ向かう道ができたようです。

こうして、一本の道路しかなかった踏切の前後が二股になる形状になったのですが、それぞれの道で、踏切を渡らずに走行する車両も多く、通勤・退勤時間帯には大変に輻輳します。

このように危ない道路ですので、皆さんが気をつけられているので大きな事故はなかったと記憶しますが、危ない踏切であることに違いはありません。

長年、多くの議員が改善要望をされていますが、一朝一夕に改まることは難しいのが現実です。しかし、何とか危険を除去できるように努力したいと思っています。

今月23日朝には、京都府亀岡市で大変に痛ましい事故も起きました。通学時間での無免許での居眠り運転ですから、全くもって弁解の許されない事故です。

通学時間帯ということといえば、千鳥ヶ丘には子どもたちは少ないのですが、高齢者がたくさん住んでおられます。

道路を渡ってゴミ出しをしなければならない方たちも多くおられます。また、通学時間帯に道路を横断する子どもたちは千鳥ヶ丘から南側の地域からたくさん歩いて通っています。

先ほどの神宮踏切から北に向かう道路は「市道彦根駅平田線」というのですが、ここを横断するのに大変な困難を来しているのは子どもたちと高齢者の皆さん方です。

これを解消するために信号機を設置してもらいたいという決議が去る3月24日の千鳥ヶ丘自治会の総会で行われました。

よく言われることですが、事故が起きて人でも死なないと信号機がつかない、横断歩道がつかないなどと揶揄されますが、亀岡の事故でも通行止にしてほしいという声も出ていたようです。

早期の改善を願って、活動を進めたいと思っています。


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豊郷病院回復期リハビリテーション病棟開設

4月23日。公益財団法人豊郷病院に回復期リハビリテーション病棟が開設されたということで、訪問いたしました。

湖東定住自立圏の施策の一つです。「定住自立圏」については何度か取り上げてきましたが、まさに「湖東定住自立圏」の名のとおり、1市4町で構成する域内の施策で、中心市である彦根市以外での事業です。


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よく言われることですが、「早めに退院を勧められる」というクレームがあります。これは、一つには安定期に入った患者については自宅または介護施設などへの移転を促進することによって、治療の終了した患者をいつまでも病院に留め置くべきではないという厚生労働省の考え方によるものです。つまり、病院というところは「治療」をする場所であって、「回復」を待つ場所ではないという考え方に基づいています。

他方、常に新しい患者が入院・手術などのために待機しているわけで、治療の終了した患者をいつまでも入院させておくことは病院の使命(治療・手術)には合致しないという考え方です。

今回の豊郷病院の「回復期リハビリテーション病棟」と似たものに「療養病床」というものがあります。現在、彦根中央病院では療養病棟の増設を含めた増築工事が進行しています。


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患者・家族にしてみれば、豊郷病院の回復期リハビリテーション病棟も療養病棟も「同じじゃないか」という意見もあるでしょうが、違うのです。

「回復期リハビリテーション病棟」にある病床は、積極的な治療は必要はないが、社会復帰をめざしてリハビリを行うためにあるもので、「療養病床」はまだ治療の必要のある患者を比較的長く受け入れる病棟だということです。

更に、彦根市立病院には「緩和ケア病棟」というものがあります。こちらは、最期をより人間らしく過ごしてもらうための病棟であって、一種のホスピスと考えればよいでしょう。

これら類似の病床(病棟)があるので、患者・家族にとっては理解しづらいところですが、それぞれ目的にあった医療機関を選ぶことが必要です。

幼稚園・保育園が足りないから増設すればよいという需要側の要望があっても、人口推計からも明らかなように、近未来に定員割れが生じる可能性があるわけですし、医療費の削減という点からも、安易に増設できない(しない)ことを理解しなければならないのと同様に、病院の施設についても同じことが言えます。

ですから、「あの病院が嫌いだ」とか、「この病院に入りたい」ではなく、地域の中でそれぞれの病院がそれぞれの役割を担って、急性期病院で最初の治療を受けて、それから後は回復期の病棟に入るか、療養病棟に移るか、あるいは介護施設に入るか、それとも可能であれば在宅での介護に移行するかを家族が決定をし、そのいずれかを選択せざるを得ないのです。限られた医療施設を活用し、医師・看護師などをいかに効率的に働いていただくかが大切です。

嘉田知事が在宅看取りを進めようとされています。労働力が不足していて、雇用環境も厳しい今だからこそ、そのための選択には厳しいものがありますが、それでもなお新しいインフラを作り続けることのできない(あるいは、作り続けてはいけない)現実を直視しなければならないと思います。

お披露目には薬品会社を中心として、多くの方々が来られていましたが、病室を拝見して素晴らしい施設ではあるものの、直ぐに満室になるであろうという予感を持ちながら、病棟を後にいたしました。


 

あいらしっく こんさぁと

4月22日午後。安土文芸セミナリヨで、混声合唱団「i」の第5回演奏会「あいらしっく こんさぁと」が行われ、友人とともに聴きに参りました。

雨にもかかわらず、満席でした。
同じ会派の有馬議員も所属されているもので、そのお誘いを受けてのことです。


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大きなパイプオルガンの前での合唱を楽しませていただきました。

「婚礼の合唱」は結婚式の設定で、全員のダンスもあり、今までにない企画でした。

「金子みすず」の詩の組曲は、詩が素晴らしく、安土文芸セミナリヨはなんと言ってもバイブオルガンの演奏が聴けるのが魅力でするね。

最後は私たちのよく知っている歌も歌ってくださり、私は「瑠璃色の地球」が大好きですね。

衣装も美しく拝見させていただきました。

混声合唱「i」の「i」は「愛」だそうです。議場コンサートにも出席いただきました。指揮者の高木充江さんは合唱団の皆さまからの信頼を受けておられるのがよく分かります。

いつも笑顔で、キリっとしておられ、積極的な生き方。そして誰にも優しく、人を惹きつける魅力を持っておられます。

私も同じ女性として、見習いたいと思っています。

皆さまの日頃のご努力が感じられ、心温まるコンサートでした。


 

日野原重明先生講演会報告会

4月22日。先日行われました日野原重明先生の講演会の報告会が行われました。

参加人数や決算の中間報告などが行われました。

昨年の11月に実行委員会を立ち上げ、何回も委員会を開き、検討を重ねました。1500席分のチケットが売れるのかどうか心配しておりましたが、発売直後に完売し、チケットが手に入らないとの問い合わせが相次ぎ、実行委員会としては嬉しい悲鳴でした。

中沢啓子さんを実行委員長として、スタッフが一致団結した成果でした。

特段の事故もなく盛況のうちに終えさせていただき、感謝申し上げます。


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ひこね市文化プラザのグランドホールが満員になった講演会にお越しいただきました皆さま。本当にありがとうございました。


 

彦根市立病院の花たち

4月18日。友人のお見舞いに彦根市立病院に赴きました。


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桜も見納めでしょうが、この季節の病院周辺はとても美しいの一言です。


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シバザクラも満開近くなりました。


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健康サポーターズ倶楽部の皆さんが丹精込めて手入れをされています。今井さんはご近所ということもあり、ほぼ毎日手入れに来ていただいています。


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病気や怪我で入院されている人びとにとって、この花たちが少しでも癒しに繋がればと思っています。

来月には「病院ふれあいまつり」も実施されます。


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今年はどんなイベントが行われることになるのか、とても楽しみです。

地域の中核病院としての彦根市立病院を支えていこうという人たちの思いが、入院している人たちの社会への復帰の手助けになればと思います。



 

小田輝子「往時の仏画展」

4月18日が最終日でしたが、ようやく見せていただくことができました。

小田輝子さんの仏画展に、ギャラリー・コジマさんへ行きました。



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心に安らぎを与えてくれる仏たちの中に小田さんの想いも込められているように感じました。


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多くの観覧者の方々がお越しになっていました。


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最終日の18日には、東京から小田全宏さんも来ておられて、少しお話しをすることもできました。


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「息子の愛情」を感じながら、心豊かになるひととぎでした。


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どうもありがとうございました。


 

松本崇コンピューターグラフィック展(市役所ロビー)

ビバシティでの展示については以前にご紹介しましたが、現在は彦根市役所ロビーで展示されています。


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私の好きな絵のひとつです。

彼、松本崇くんの生きてきた証でもある絵画。


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筋ジストロフィーで26歳で夭逝した彼のこの世に遺した足跡です。

息子と同い年で、しかも小学校・中学校が一緒だったこともあり、とても人懐っこい笑顔が今でも目に焼き付いています。


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一度、市役所ロビーに足を運んでいただきたいと思います。


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病気で苦しんでいる人たちへの勇気のメッセージを受け取りに行って下さい。







 


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