悲しい報せ

彦根市立病院の花の手入れでご苦労いただいていたHさんが先日お亡くなりになったという報せが入りました。

入院されたというので、お見舞いに行き、「今日は気分がよいんだ」と仰っていたことを昨日のことのように思い出します。暑い夏の日も寒い冬の日もいろいろな作業に頑張ってこられました。水撒きや花の区切りのための柵作り。病院の先生や看護師さんたちとの患者としてではないお付き合い。嬉々として作業をしていただいていた日々を忘れることができません。

来年の春、シバザクラが今年にもまして綺麗に咲くことを願っておられたと思います。そして、これからはもう会えないのかと思うと、悲しくなります。

ご冥福をお祈りいたします。


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「愛のりタクシー」出前講座(百朗会)

11月28日、百朗会の例会に参加させていただきました。今月の例会は年に1度の移動例会で、かんぽの宿彦根で開催されました。


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本日の出前講座には彦根市役所都市建設部の木田主任にお越しいただき、詳しくお話しいただきました。


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今回は、千鳥ヶ丘の住民にとっての大きな課題である「交通の便について」ですので、皆さん真剣にお聞きいただきました。

その前に私たち千鳥ヶ丘と隣接する沼波(のなみ)町と元岡町の両町を担当されている民生委員さんと自治会長さんにご協力をいただいて、「愛のりタクシー」に関係することのアンケートをしていただいています。

個人情報保護法の施行もあって、自治会長では世帯の把握ができなくなりましたが、民生委員は高齢者あるいは幼児虐待などの観点から世帯の異動についての情報が届いていますので、今回のアンケートは対象を70歳以上として、民生委員に配布をしていただきました。アンケートの内容は
http://tujimariko.jugem.jp/?day=20121107
こちらをご覧下さい。

すると、やはり1人暮らしの方や高齢者の夫婦だけの世帯が多いことが明らかになりました。そして、日常の買い物(複数回答)には、約3分の1がご自分や家族の運転で自家用車に乗って、というものがあり、ついで生協やスーパーなどの宅配を利用(20%)されていたり、自転車(約4分の1)ということでした。既に、ご自分で買い物に行けない(行きにくい)人がかなりおられることが目につきます。それ以上に心配なのは、60%を越える人たちが自家用車や自転車、あるいは徒歩で買い物に行っていることで、20%の宅配等を利用されている方たちと同じように自分で買い物に行けなくなる人が増えることが予想されます。

通院しているかどうかについては、ほぼ毎日通院している人も1割弱いることが目につきました。多くは1ヶ月に1回程度の通院ですし、通院していない人もわずかに5%ですがおられます。通院の手段(複数回答)では、ご自分や家族の運転でという人が4割程度はあるのですが、中にはタクシーでという人(15%)もあって、経済面での負担は大きい気がします。

もう一つ気になったこととしては、身近に通院の手助けをしてもらえる人がいないという人たちです。80%近い人たちがご自分を含めて運転できる人が近くにいないという現実からすると、本当に陸の孤島になってしまって、(他に適当な表現がないので)交通難民(としますが。買い物難民・通院難民)が続々と出てくる予感がします。

「愛のりタクシー」の認知度は4分の3ですからよいのですが、それでも、千鳥ヶ丘のように公共交通機関(バス路線)のない所ではタクシーを利用せざるを得ないのでしょうか。広報などで、知っている人はいても、「使いたい」と思っている人が半数以上ある結果から見れば、高齢社会の今、手を打つ必要があると強く実感いたしました。

予約が必要であるという不便さはありますし、時間的な予想が立てづらく、所要時間も長くなるでしょうが、現下の経済情勢では高齢者のための施策として「愛のりタクシー」路線の拡充は急務だと思います。バスを空(から)で走らせるよりも、「もったいない」の精神からも必要ではないでしょうか。


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近く千鳥ヶ丘と元岡町・沼波町の3ヶ町の住民を対象に合同の出前講座も企画するようですし、3ヶ町合同でアンケート結果を踏まえて要望を提出の予定とも聞いています。

本日のお話しの中では今年の10月に「愛のりタクシー」のダイヤ改正をしたところであることと、旭森循環線(3ヶ町にはほとんど関係のないところですが)のバスがあることがネックになるかもしれないとのことですが、今回のアンケート結果を踏まえて、実現に向けて頑張りたいと思います。


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錦秋の玄宮園ライトアップ

12月2日まで、残り1週間。「錦秋の玄宮園ライトアップ」です。


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ふだんは午後5時に閉門になる玄宮園を、午後6時から再度開門して公開されています。(午後8時30分までに入場。午後9時閉門)


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園内のあちこちから、「きれい」のお声を頂戴しています。入り口では観光協会宿泊部会の皆さんが交代で連日「ひこにゃんの提灯」を用意して足元を照らせるようにお手伝いしておられます。(提灯の写真は「虫の音を聞く会」の時のものです。)


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足元が不安定なところもありますので、スニーカーなどでのご来園をお待ちしております。


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湖東圏域「介護の日」フェア

11月21日は12月定例会の議案説明会があり、その後、ビバシティ彦根へ参りました。

11月11日は「介護の日」です。「いい日いい日」の語呂合わせだそうです。11月21日にビバシティ彦根でフェアが開催されました。


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センタープラザでは福祉用具などの展示、資格取得の相談コーナー、介護の仕事の紹介コーナーがあり、ビバシティホールでは職場紹介などが行われていました。


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福祉用具の進歩に驚かされました。まさに日本の高齢化に伴い、様々な技術で高齢者をサポートしようという企業努力が見えてきました。

中でも目に留まったのは、iPadを使ったナースコールのアプリケーションでした。1日中天井ばかりを見つめている患者さんがiPadを使って医師や看護師と連絡を取り合えるもののようです。


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これからの時代は、団塊の世代がそのような事態に陥って、入院し、あるいは在宅で、または介護施設で過ごさなければならなくなることも予想されます。高度通信機器が介護の現場(特に患者さんや入所者など)で本人自らが使いながら、寂しさを減らしたり、ある意味でのリハビリ(認知症予防を含む)として利用できるとすれば、これは技術革新の成果だと思います。

とりわけ、在宅医療に進まざるを得ないこれからの時代。訪問看護師との連携に効果を発揮することと思います。

もちろん、そのような事態にならないことが最善ですが....。



「バス」と「タクシー」と「愛のりタクシー」の比較

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この表のように、「バス」と「タクシー」と「愛のりタクシー」の比較をしてみました。


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それぞれに一長一短、というよりも、確かに「愛のりタクシー」の利用者へのメリットは「安い」ことがあげられます。しかし、これまで各地にバス路線があり、かつてはバス事業者の努力だけで収益を考えて路線の設定・廃止がされてきましたが、「公共交通機関」ということで、行政の補助が当たり前になりました。しかし、現実には空気を運んでいるという批判に晒されて、それらのバスも廃止されていきました。

その補助の額も、年間約6,000万円程度支出されていたようです。現在、「愛のりタクシー」の路線は充分ではありませんが、「愛のりタクシー」を導入してからの「愛のりタクシー」への補助金は平成23年度では約830万円になっています。

しかも、「愛のりタクシー」の時刻表を見ると、1つの便の経由地に同じ時刻でいくつもの停留所が記載されています。

そこで考えました。(本当は実際に利用してみる必要があるのですが....)「愛のりタクシー」は予約制ですから、経由する必要のない停留所は立ち寄らずに、予約の範囲内で運行されているということなのでしょう。

そうであれば、最短距離を走るわけですから、環境にもやさしいことは明らかです。そして、バスを走らせて補助金を出すよりも安くすむ。しかも予約制ですから、利用者がないときには走らせないということになるわけで、理にかなった運行形態ではないでしょうか。「予約」しなければならないという煩わしさはありますが、やはり何かを変えようとすれば、どこかにしわ寄せが出来てくるのは仕方のないことです。

今求められているのは、最小限のコストで効率的な行政運営ができるかどうかで、そこに住民サービスの原点があるのではないでしょうか。国債を発行して経済活性化を掲げてみても、そこに無駄があるとすれば、果たしてどうであるのかと考えてしまいます。


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臨時議会

11月19日に臨時議会が開催されました。

ひこにゃんに関する著作権論争に決着をつけるための和解に応じるかどうかに結論を出す議会です。

今回の臨時議会では2人の議員から質問が出されたわけですが、この原稿を書いている時点では、インターネット上のニュースには和解案が提示された段階のものだけしか出ていませんが、詳しくはそちらをご覧下さい。http://sankei.jp.msn.com/life/news/121107/trd12110720360014-n1.htm


一方、ゆるキャラに関する報道もいろいろな立場でされています。採算の取れないキャラクターは消えてしまっていますhttp://www.news-postseven.com/archives/20121116_155606.htmlし、一方では、クマモンの態度について批判されたり
 http://news.livedoor.com/article/detail/7004639/もしています。

私は、ひこにゃんの最初の担当者をよく知っていますので、登場のさせ方や、いろいろな出向依頼への調整などにご苦労されたことを聞いています。

そのひこにゃんの著作権について結論が出ることは市民としても一安心といえることです。

今後は、観光面だけではなく、市民の安心のためにも活躍してくれることを願っています。


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NHKテレビ

日曜日(11月18日)と月曜日(11月19日)。NHKテレビでガンワクチンに関する番組(夢の治療薬への格闘)http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2012-11-21&ch=21&eid=16857と市販薬の副作用についての番組(身近な薬の落とし穴)http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3275.htmlがありました。

どちらも、私たちにとって身近な問題です。

日本人の2人に1人がガンになると言われています。そして亡くなる人の3分の1がガンと言われてもいます。番組の中で紹介されていたのは膵臓ガンの治療薬についてでした。日本では毎年35万人がガンで死亡していると言われています。つまり、毎日1,000人がガンで死亡している計算になります。

ガンの治療法には外科的手術、放射線治療、抗がん剤治療などがありますが、体内にあるキラーT細胞を増やすことでガン細胞を攻撃していくようにするのがガンワクチンです。それぞれのガンによってキラーT細胞の種類が違うため、それぞれに治験をしていく必要があり、まだまだ実験段階であって、あと少し時間がかかるだろうと紹介されていました。

一方、市販薬での副作用については、私たちがふだん何気なくしている行動が発端となることを改めて知ることができました。番組で紹介されたのは、風邪気味なので、以前にも服用したことのある市販の風邪薬を服用したところ、全身に発疹が出るなどの症状が出て、その方は片方の目の視力がほぼなくなるまでの状態になられたということです。当初は単なる発疹やあるいは手足口病などと診断されたようです。それ程に診断の難しい病気(副作用)です。早期に発見をして適切な治療を開始することで、症状が悪くならないことがあり得るそうです。

また、製薬会社からは副作用の報告が医師に報告されることになっていますので、その点では症例が少なくとも、どこかでおかしいと感じていただける医師に巡り会うことができればよいのだということでした。

常にあらゆる情報に耳をそばだてていて、健康に暮らすことの大切さを改めて噛みしめていただきたいと思います。


KOKORO





 

ふれ愛ケアフェスタ友仁

11月11日は「介護の日」です。

アロフェンテ彦根で「ふれ愛ケアフェスタ友仁」が開催されているので伺いました。


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1階通所デイルームでは「歌謡ライブ」が行われていました。通所の方や入居の方たちも楽しんでおられました。

レクレーション室では「体力測定」をされていましたので、受けてみました。


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開脚片足立ちテストや血圧測定などをしていただきました。なかなかの成績でしたので、ちょっと安心いたしました。

そして、施設のいろいろなサービスについての説明も受けました



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また、雨でしたので、渡り廊下部分で行われていました模擬店などの中で、「サービス付き高齢者住宅」の説明を聞かせていただきました。私の町内にもこれから一人暮らしの方たちが身の回りの世話をしてもらわなければならなくなることもありますので、予備知識として聞かせていただきました。


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彦根市内において、今後ますます必要となってくる「医療」「在宅」「介護」の連携の一つの拠点として、この施設が重要性を増すことは明らかだと思います。今回のフェスタに参加したことで、その理解が深まったと思います。

模擬店で、千成亭の揚げたてのコロッケを買いました。美味しかったです(笑)。



 

第26回彦根シティマラソン

11月11日。雨を心配しながら、午前8時に彦根陸上競技場に参りました。

参加者4,000名の彦根シティマラソンに、福祉病院教育常任委員長として来賓参加させていただきました。


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杉本議長が、参加者に振る舞われる豚汁の準備に余念がありませんでした。協力団体の地域婦人団体連絡協議会の会長として、長年携わっておられます。


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開会式では、来賓の2番目にご紹介いただきました。

このシティマラソンは1987年に第1回が開催されたものです。当初は彦根青年会議所が中心となって行われたものですが、今では実行委員会が主体となり、中日新聞社の協力も得て、これだけの大きさになったものです。


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スタートは、4車線の幹線道路を閉鎖して行われます。


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最初に10kmと5kmがスタートし、その後で3kmがスタートします。3kmの部には、ひこにゃんもスタートの応援に駆けつけていました。


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その間を縫って、やちにゃんがリンタクに、ゑびすくんがリキシャに乗って走っていきました。


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15分程度で3kmの部がゴールしてきました。

前夜に金亀会の秋の集いで会場のお世話をいただいた小森さんがゴール。前日の話では、最後尾を走るであろうとのことでしたが、かなり早くにゴールしてきました。


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この頃から雨が降り出しましたが、皆さん元気にゴールしていました。獅山市長も無事にゴールインされました。そのお歳で走ろうと思われる意欲に敬服です。どうか滋賀県とは対立ではなく融和を....。


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そして、田島一成衆議院議員も10kmの部で50分を切ってゴールインです。

さすが、皇居の周りでジョギングして鍛えておせれる効果が出ました。


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ゴール前には舞宇夢「赤鬼」の皆さんが出迎えの演舞をされていました。

彦根市のイベントをいつも盛り上げていただき、ありがとうございます。


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そして、ゴールをした皆さんは温かい豚汁を求めて長蛇の列。

杉本議長とそのお仲間の方々、ご苦労さまでした。私もいただきました。美味しくて体が温まりました。


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関係者の皆さま。準備と後片付け、ご苦労さまでした。来年こそは素晴らしい秋空のもとで走っていただけると幸いです。







金亀会彦根・湖東・湖北支部平成24年度秋の集い

11月10日。グランドデュークホテルで、金亀会(彦根東高校OB会)彦根・湖東・湖北支部の秋の集いが開催されました。


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受付で、滋賀県立大学の学生さんたちが宮城県南三陸町田の浦の皆さんを支援するために準備された「ワカメ」と「ホタテあかり」の販売もされました。特に「ワカメ」は完売で、田の浦の皆さんへの直接支援ができたのではないでしょうか。

懇親会の前に臨時総会が開催されて、名目的に事務局次長を置いていましたが、事務局次長を置くことができることを会則に明記することと、校区が全県一区となったことに伴い、「滋賀県全体」を区域とすることなどが決議されました。

しかし、支部の名称が「彦根・湖東・湖北支部」のままであることについてご意見が出て、支部長から「大津支部」と「伊香支部」との調整がまだのため、来年春の支部総会までに名称を「滋賀県支部」とするか「近江(淡海)支部」とするか、あるいは旧に復して「彦根支部」とするかなどの中から提案するとのことでした。支部の名称というものはなかなか難しいものだと実感いたしました。

校長先生からは、学校の近況の説明があり、来年春には木造校舎棟が完成し、いよいよ耐震化工事に進捗が見られることが報告されて、来年春の金亀会の総会はこの校舎で行われる予定であることも報告されました。


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続いて、細江金亀会会長の乾杯の発声があり、世代を越えての懇親会となりました。


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この間、事務局はその後のマジックショーの打ち合わせに余念がありません。

今年のアトラクションは、マジックショーでしたが、手元をどれだけ見ていても、分からないところは流石としか言いようがありません。


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最後は例年のごとく、校歌・応援歌の合唱でお開きとなります。


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校歌は校長先生とともに、元音楽部員が壇上に上がるのが常ですので、私も壇上に上がらせていただきました。


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応援歌は例年どおりに原先輩が壇上に上がられましたが、今年は3年下の中村さんも上がられて、盛り上げていただきました。

一番最後には安居会計のエールで締めるのですが、何度かやり直しとなりましたが、来年からはしっかりと締めていただけるものと思います。


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世代を越えた交流というのは何とも嬉しいものです。こうして、3時間があっという間に過ぎてしまいました。

事務局の皆さま、ご苦労さまでした。



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