本日の朝刊に「夢みらい」の会報を折り込みました。
2月2日に市政報告会を開催します。
- 2013.01.26 Saturday
- 議会報告
- 08:57
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- by mariko
1月20日午前に、被災地である石巻で訪問診療を続けておられる武藤真祐先生と佐藤保生先生を取り上げた番組を見ることができました。
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2013-01-20&ch=21&eid=28825今のところ再放送やNHKオンデマンドでの配信は書かれていませんが、たぶん再放送されることになると思います。
さて、番組の中で特に記憶に残ったことに次のようなものがあります。
(1)石巻では、震災前に117箇所あった医療機関が、震災後には15箇所に減ったことです。これはこれからの日本においてどこででも起こり得ることだと思います。石巻は震災でこのようなことになったのですが、それは医療が高度化していく中で、大都市に医師が偏在していく中でも起こるのではないかと思います。つまり医療過疎地がどこの地方でも起こる可能性があるということです。
(2)武藤先生が訪問しておられる患者さんの中で、武藤先生の在宅診療を知るまでは、奥さん(患者さん)を病院まで連れて行くのに、朝の5時に家を出て、1時間かけて病院に赴き、受付開始まで2時間の時間をもて余す。診察の順番を待つのに3時間。そして3分程度の診察を受けて、もう一箇所の病院(診療所)へ行き、同じようなことをして夕方になって帰宅をするという生活サイクルを話しておられました。
(3)武藤先生の話の中に、診療所に来る患者さんはよそ行きの顔で来る。しかし訪問診療をしていると、普段そのままの患者さんと向き合うことができる。当然に患者さんの負担も((2)のようなこともなくて)少なくなり、本当の状態を診ることができる。
(4)新しい取り組みとして、携帯端末とGPSを活用した臨機応変な訪問ルートの変更を可能としたこと。更には、患者さんを中心とした医療情報共有システムを構築して、医師・介護士・看護師・薬剤師・NPOなどが医療情報を蓄積したサーバーを通じて瞬時に患者さんの病変などを入力し、出力できるようにしていることでした。
(5)更に、佐藤先生が武藤先生にアドバイスをされていたこととして、「医師のカルテは病気を中心に書かれている」が「ケアマネージャーが作成するフェイス・シートのようなものが訪問診療には不可欠」だということでした。「フェイス・シート」とは、職歴をはじめとして患者さんの人生そのものを書き出すものです。つまり、職業や結婚・離婚歴・子どもの有無などによって、どのような治療方針を策定するのかに違いがあるのだと思います。佐藤先生が診ておられる患者さんの中に、末期ガンの患者さんがいるのですが、亡くなった奥さんの訪問診療の際にご主人の顔色の悪いことに気づき、病院への紹介状をすぐに書いて、検査をしてもらったところ、余命3ヶ月のガンだということが明らかになったそうです。家庭を訪問して周りを見回すことで、ご主人のガンの早期発見に繋がったのです。そして、2年たった現在も、進行も特に著しくなく安定して暮らしておられます。これも訪問診療のメリットであり、訪問診療に徹しておられる医師の気配りのたまものだと思います。
(6)武藤先生のお昼ご飯として、患者さんからの差し入れのサンマを美味しそうに頬張っておられる姿がとても印象的でした。よく言われます。お医者さんは忙しすぎて、自分の食生活は不規則で、健康的ではないなどと。本当に「食べる」ではなく「かけ込んでいる」だけのように感じます。私たちの健康を見つめつづけていただいている医師や看護師の皆さんが不健康であっては、本当に申し訳なく思います。何かよい方法はないかと考えているところです。
震災関連の番組でしたが、近い将来の日本全体の問題として、この番組を置き換えていただきたいと思います。
- 2013.01.20 Sunday
- 健康・医療・福祉
- 15:50
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- by mariko
みなさん、FMひこねの「心と体の放送室」という番組をご存知ですか?
1月10日にその番組の収録について、彦根市立病院の広報委員長でもある循環器科部長の綿貫医師と打ち合わせをして参りました。
以前(http://blog.tujimariko.jp/?day=20120510)にこのブログに掲載したことがありますが、この番組に出演することになりました。
平成25年度に、彦根市立病院の敷地内に地域医療支援センターが建設されることになるので、その紹介のための番組です。
ふだんは、彦根市立病院の医師や看護師の方々などが出演されています。1週間(5日間)を使って、わずか5分ずつの時間ですが、話の組み立てを打ち合わせてきました。
収録は1月24日で、放送予定は1月28日からの週になる予定です。是非ともお聞きいただきたいと思います。
- 2013.01.20 Sunday
- 彦根市立病院
- 11:02
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- by mariko
彦根市健康推進課が昨年「医療のかかり方(保存版)」という厚手の紙に印刷したパンフレットを発行しました。
テレビなどでも「総合医」とか「家庭医」という言葉がしばしば出てきています。限られた医療資源(医師・看護師などの人的資源と診療所・病院などの物理的資源)を効率的か効果的に活用するためには、「診療所(開業医)」「中小病院(市立病院など)」「大学病院」を適切に使うことが必要です。
「何がなんでも市立病院へ行く」とか「大学病院へ行って検査してもらう」ではなく、ステップを踏んで診てもらうという習慣をつけていかないと、大学病院や中小病院は疲弊してしまいます。
まずは診療所(開業医)で診てもらい、より高度な検査などが必要な場合は開業医が判断しますから、その場合には紹介状を書いてもらって、指示された病院で検査などを受けたいものです。
今いちど、自分の周りにかかりつけ医を見つけ出していただきたいものです。
- 2013.01.15 Tuesday
- 健康・医療・福祉
- 08:24
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- by mariko
- 2013.01.02 Wednesday
- 写真で見る活動記録
- 10:27
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- by mariko
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