彦根市立病院にヒツジが戻ってきました
彦根市立病院に用事があったので、昨年、私たちを楽しませてくれたヒツジが戻ってきました。
昨年同様に犬上川の土手側の斜面に囲いも出来上がっていて、これから昼間にはそちらへ移動して雑草刈りに励んでくれます。
こちらが夜の間に休む小屋です。昨年は3匹のヒツジが半年間、彦根市立病院で草刈りに励んでくれたのですが、今年は2匹です。
なぜ2匹なのか、という疑問をお持ちの方もおられるでしょう。
それは1匹が妊娠中だからです。たぶん、彦根市立病院にいる間に妊娠したのだろうとのことです。出産が済んで、元気になったら、そのヒツジも戻ってきてくれるだろうとのことです。
犬上川の土手に茂っていた樹木がすっかり取り払われ、(ヒツジは覚えているかな)去年の景色とすっかり変わった様子を実感しているかも知れません。
子どもたちと仲良くしたり、入院されている患者さんとも触れ合ったり、と昨年の活躍ぶりは記憶にしっかりと残っています。
周りが美しい病院はそんなにありません。もちろん都会の病院(かんさい労災病院は違いましたが....)にはこのような素晴らしい景色と生き物を、病院の中で見ることなどできません。
外国から視察に来られた方が、8階のデイルームから見る佐和山、伊吹山、そして琵琶湖を眺めて、とても感激されていました。
彦根市立病院は私たちの財産です。そして私たちが病気になったときの砦ともいうべき場所です。皆さんが一緒に病院を育てる気持ちを持っていただいて、より素晴らしい病院にしていきたいと思います。