半月ぶりのご無沙汰
11月13日に臨時議会が開かれて、その結果をお知らせした後、半月もの間、お休みさせていただきました。「新修彦根市史 通史編 現代」発刊に向けての和解案の議決がされたと思った途端に、国会では衆議院が解散されるという情報が流れはじめ、結局衆議院は21日に解散されました。
11月20日からは彦根市議会の議会報告会が4箇所で開かれ、私は初日の高宮地域文化センターでの報告会に参加いたしました。
報告会も2回目となると、参加者も減少してきました。私たち議員は分厚い議案書をもとに議会での質問などをするわけですが、報告会に参加していただく市民の皆さんには当日説明する議案の名称などが書かれた資料だけですから、議会を傍聴された方でなければ分かりにくい部分も多々あると思います。
私たち議員は、市長を含めた理事者の施策などをチェックする立場ですので、提案された中身や結果については説明できるのですが、市長がどのように考えているとか、市長の公約が実行されているのかについては説明できる立場ではありません。そのような意味からも、個別具体的な事案については、市長が鳴り物入れで始められた巡回市長室で直接市長からお聞きいただくのが妥当かと思います。
さて、11月28日は「新修彦根市史」問題についての最終の調停期日でした。調停自体は短く終わったのですが、その後の市役所記者室での記者発表に同席いたしました。
1年近くに及ぶ調停が終結した安堵感からか、出席された執筆者の中の4名の先生方も、代理人である井戸弁護士も和やかな顔で1時間余りにわたって取材を受けられました。
執筆者の先生方のご努力はもちろんですが、多くの市民の「市史現代編」を読みたいという熱意が今日という日を迎えることの原動力であったと思います。
私も微力ながら、この書物が日の目を見ることのお手伝いができたことで、共に喜びを分かち合えたのだと思います。
週が明ければ、12月定例会の初日を迎えます。今回の議会には総額16億1003万円の補正予算が上程されます。また、来年4月から稼働を始める給食センターに関連する条例案も上程されます。
16億円余の補正予算の中には、市役所本庁舎の耐震工事に関係する予算も含まれています。
今回提案されたのは、獅山前市長時代に議会が議決して執行された耐震・増築工事の実施設計に代わって、「制震工法」を採用して実行しようという実施設計予算です。議会では、市長が「一旦立ち止まって」耐震工事を考えるという発言から、「市民の意見を聞いて」が「必要があれば市民の声を聞く」に変わり、結果として市民の意見を聞かずして専門家による検討委員会の結果だけで、この予算が提案されることになったもので、そのプロセスについて疑問を持つ議員もいると聞こえています。
私は、市長であれ、議員であれ、その発した言葉の重みというものを認識しなければならないと常日頃思っています。そういったことから、今回の提案についての疑問というのがあるのだというように感じています。
また、彦根城の世界遺産登録も正念場に来ています。暫定リストに登載(1992年)されて20年余の歳月が流れています。市長が公約に掲げられた「世界遺産登録の実現」というのが、唯一の頼みですが、どうなっているのでしょう。
最後に、半月の間のご報告を少しさせていただきます。
11月16日から3日間、小樽市役所と札幌での議会改革のセミナーのため、行政視察に参りました。
初日は早朝から冬のいでたちで出発をし、雪のある小樽に到着しました。
小樽市役所の議場はとても歴史を感じさせる場所で、かつては漁業の町として栄えた面影を感じることができました。
札幌のセミナーでは、議員と関係団体とのあり方など、とても参考になるお話しを聞くことができました。そして、赤煉瓦の北海道庁も見学いたしました。
11月19日の土曜日に「花かたばみの会」の移動研修に参加いたしました。「チーム永源寺」という名前で在宅医療に頑張っておられる花戸先生の皆さんとの勉強会でした。
花かたばみの会を主宰されている柴田恵子さんが用意してくださいました。
永源寺の紅葉は今が見頃という素晴らしさで、その朱に染まった山あいの町を散策し、交流勉強会に移りました。
昼食をいただいた料理屋さんに「花かたばみ」の花が咲いていました。
そして、チーム永源寺の皆さんとの勉強会では、「花かたばみの会」の松木先生と一緒に、山間地域での在宅での診療や看取りについて、有意義な時間を持つことができたと実感いたしました。
そして、最後に、本当は参加したかった「IGT」の勉強会メンバーによる遠足の写真を添えておきます。前日から咳が止まらずに、やむを得ず不参加になったのですが、参加者から写真を頂戴しましたので、掲載させていただきます。
比叡山も永源寺と同じように、紅葉の盛りだったそうで、参加された皆さんはとても満足されたとのことでした。
定例の勉強会とは別に、今後も継続して遠足をする予定だということです。次回は近江八幡でというプランも出てきているようですので、是非とも参加したいと思っています。
いよいよ、12月定例会の質問書を仕上げなければなりません。市民の皆さんの声を市政に反映できるよう、しっかりとした質問書を準備したいと思っています。
11月20日からは彦根市議会の議会報告会が4箇所で開かれ、私は初日の高宮地域文化センターでの報告会に参加いたしました。
報告会も2回目となると、参加者も減少してきました。私たち議員は分厚い議案書をもとに議会での質問などをするわけですが、報告会に参加していただく市民の皆さんには当日説明する議案の名称などが書かれた資料だけですから、議会を傍聴された方でなければ分かりにくい部分も多々あると思います。
私たち議員は、市長を含めた理事者の施策などをチェックする立場ですので、提案された中身や結果については説明できるのですが、市長がどのように考えているとか、市長の公約が実行されているのかについては説明できる立場ではありません。そのような意味からも、個別具体的な事案については、市長が鳴り物入れで始められた巡回市長室で直接市長からお聞きいただくのが妥当かと思います。
さて、11月28日は「新修彦根市史」問題についての最終の調停期日でした。調停自体は短く終わったのですが、その後の市役所記者室での記者発表に同席いたしました。
1年近くに及ぶ調停が終結した安堵感からか、出席された執筆者の中の4名の先生方も、代理人である井戸弁護士も和やかな顔で1時間余りにわたって取材を受けられました。
執筆者の先生方のご努力はもちろんですが、多くの市民の「市史現代編」を読みたいという熱意が今日という日を迎えることの原動力であったと思います。
私も微力ながら、この書物が日の目を見ることのお手伝いができたことで、共に喜びを分かち合えたのだと思います。
週が明ければ、12月定例会の初日を迎えます。今回の議会には総額16億1003万円の補正予算が上程されます。また、来年4月から稼働を始める給食センターに関連する条例案も上程されます。
16億円余の補正予算の中には、市役所本庁舎の耐震工事に関係する予算も含まれています。
今回提案されたのは、獅山前市長時代に議会が議決して執行された耐震・増築工事の実施設計に代わって、「制震工法」を採用して実行しようという実施設計予算です。議会では、市長が「一旦立ち止まって」耐震工事を考えるという発言から、「市民の意見を聞いて」が「必要があれば市民の声を聞く」に変わり、結果として市民の意見を聞かずして専門家による検討委員会の結果だけで、この予算が提案されることになったもので、そのプロセスについて疑問を持つ議員もいると聞こえています。
私は、市長であれ、議員であれ、その発した言葉の重みというものを認識しなければならないと常日頃思っています。そういったことから、今回の提案についての疑問というのがあるのだというように感じています。
また、彦根城の世界遺産登録も正念場に来ています。暫定リストに登載(1992年)されて20年余の歳月が流れています。市長が公約に掲げられた「世界遺産登録の実現」というのが、唯一の頼みですが、どうなっているのでしょう。
最後に、半月の間のご報告を少しさせていただきます。
11月16日から3日間、小樽市役所と札幌での議会改革のセミナーのため、行政視察に参りました。
初日は早朝から冬のいでたちで出発をし、雪のある小樽に到着しました。
小樽市役所の議場はとても歴史を感じさせる場所で、かつては漁業の町として栄えた面影を感じることができました。
札幌のセミナーでは、議員と関係団体とのあり方など、とても参考になるお話しを聞くことができました。そして、赤煉瓦の北海道庁も見学いたしました。
11月19日の土曜日に「花かたばみの会」の移動研修に参加いたしました。「チーム永源寺」という名前で在宅医療に頑張っておられる花戸先生の皆さんとの勉強会でした。
花かたばみの会を主宰されている柴田恵子さんが用意してくださいました。
永源寺の紅葉は今が見頃という素晴らしさで、その朱に染まった山あいの町を散策し、交流勉強会に移りました。
昼食をいただいた料理屋さんに「花かたばみ」の花が咲いていました。
そして、チーム永源寺の皆さんとの勉強会では、「花かたばみの会」の松木先生と一緒に、山間地域での在宅での診療や看取りについて、有意義な時間を持つことができたと実感いたしました。
そして、最後に、本当は参加したかった「IGT」の勉強会メンバーによる遠足の写真を添えておきます。前日から咳が止まらずに、やむを得ず不参加になったのですが、参加者から写真を頂戴しましたので、掲載させていただきます。
比叡山も永源寺と同じように、紅葉の盛りだったそうで、参加された皆さんはとても満足されたとのことでした。
定例の勉強会とは別に、今後も継続して遠足をする予定だということです。次回は近江八幡でというプランも出てきているようですので、是非とも参加したいと思っています。
いよいよ、12月定例会の質問書を仕上げなければなりません。市民の皆さんの声を市政に反映できるよう、しっかりとした質問書を準備したいと思っています。