伝統産業 彦根仏壇

3月22日。彦根の伝統産業の一つである彦根仏壇の老舗・永樂屋さんへ参りました。


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「お彼岸報恩会」として、「幸太郎フェア」が開催されていました。


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今月、東京で開催された第22回全国伝統的工芸品仏壇仏具展の受賞作も展示されていました。


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時代が変わり、過去には1000面円の家を建てたら、ご先祖様にも1000万円の仏壇を、という時代がありましたが、今はお仏壇のない家も増え、もしかすると、そのことが青少年の非行や介護の放棄にも繋がっているのではないかとすら思います。

なぜ、そのように思うかといえば、次のチラシを見ていただきたいと思います。


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信教の自由がありますから、仏教にこだわるのはいけませんが、少なくとも、宗教に触れていれば、小さい頃からの体験から善悪の判断基準が育つのではないかと、私は思っています。

そのような意味から、本来、お寺の行事である「花まつり」にも協力されているようです。

さて、伝統的工芸品である彦根仏壇も彦根の地場産業の一つです。先日の3月議会ではバルブについて質問をし、その発展への道筋を作ったと思っているのですが、次はこの業界について克服すべき課題の解決をしなければならないと思っています。


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伝統に基づいた産業への取り組みについて、私なりの考えをまとめる必要があると思っています。










予算特別委員会3日目

3月16日は予算特別委員会の3日目でした。この日の委員会審議について、地元紙に投書が掲載されました。投稿者は「傍聴した一市民」さん。その中に、こんな記述がありました。

「12人の委員のうち11人が出席。しかし、午後の質疑の前半で発言した委員は僅かに4人。委員長を除き6人からの発言はありませんでした。彦根市民の暮らしに直結する新年度予算案について、半分以下の議員しか発言しないというのはどうしたものでしょう。統一地方選直前で、分厚い予算書を読んでくる余裕がないのかもしれませんが、言語道断だと感じました。更に、予算特別委員会の委員ではない議員は、誰一人として傍聴していないのです。」

その方は、その時点での唯一の傍聴者でしたから、よくぞ書いたともいえるでしょう。それだけ、市民の議員に対する視線が厳しくなっているということです。私たちはそのことをしっかりと認識しなければならないと思います。

「議員は発言して、行動すること」で評価されるべきと思います。発言するためには、そのための準備が必要です。審議の1週間ほど前に分厚い予算書が配布され、それを前年度のものと比較したり、前々年度の決算書と見比べる必要もあります。更には、年度途中に何度も補正予算が審議されていますから、当初予算書だけとの比較ではダメなのです。そして、積算の根拠を考える必要があります。確かに「傍聴した一市民」さんの言うとおり、大変なことではありますが、それが議員の仕事です。

市議会議員には国会議員と違って、政策秘書を置くだけの余裕はありません。自分一人で調べ、理解する必要があります。あとは人脈です。私が高校の同級生で構成する勉強会に参加しているのも、その一環なのです。行政経験者が何人か入っておられることも大きな力となっています。環境、産業、病院、財務など、さまざまな分野で現実に仕事をしてこられた同級生に、勉強会で疑問をぶつけることができることで、議会での質問と、提案についての理解を深めることに役立っています。本当に「勉強会に感謝」です。


kokoro


書けないこと...

公表できない行動があります。全国紙には「首相の動静」などが掲載されます。私たち議員も日常の行動を公表する責任があると思っています。そのような意味から、できるだけこのブログに日々の行動を書いているつもりです。

しかし、昨日もある方とお会いしたのですが、誰であり、何を話し合ったのかは書けません。

人の見方は様々ですから、癒着などと言われないため、あるいは公表することで関係者に迷惑がかかり、あるいはそれ以外の関係者に不快感を与え、市政が停滞する、あるいは進もうとしていた施策が進まなくなる可能性を秘めている場合には公表できないのです。しかし、公表できない行動が市政を動かす大きな力になることがあります。

昨日書きました新聞記事への批判についても、お詫びの電話が入りました。しかし、今朝の続編を見ても、私が求めた訂正は掲載されていませんでした。

私のブログのように、議員の行動を公表しているのであれば、政務活動に対する批判も減少するのではないでしょうか。号泣議員が100回以上城崎に行き、その都度HPなどに公開していたら、このような問題が起こらなかったかも知れません。もちろん行ってなかったのですから、公開できなかったのですが...。

常に議員も首長も常に市民から、批判の目で見られることを意識して行動し、様々なことを公表していくべきだと思っています。そして、意見を表明し、それに対する批判に真摯に対応してこそ、真の議員であり、首長であると思うのです。




kokoro
 

平成27年3月定例会最終日

3月25日。いよいよ最終日を迎えました。

今日が終われば、統一地方選に突入という雰囲気です。しかし、いろいろな人たちから、いろいろなご意見が寄せられています。

経済に関心のある市民からは、今回の補正予算案で提案されたプレミアム付商品券について、厳しいご意見を承りました。曰く、今回も以前も使える店舗が2種類に分けられていて、大型店舗でも使える部分と小売店でしか使えない部分があるが、一般市民にとっては使いづらい。大型店での買い物が主流になっていてると言うのです。

もっと厳しいご意見には、間接経費が多すぎるというものです。全国的には10〜20%のプレミアムが付加されるのが多いのですが、彦根市では30%です。その点では「是」とするにしても、間接経費である販売経費やそのための人件費などに工夫がいるというご意見です。これも一時的あるいは少額とはいうものの雇用が生まれるという効果があるとの答えが返ってくるでしょうが、それももっともなご意見です。

一方、テレビなどでは全国1700もの自治体でプレミアム付商品券が発行されると言われているが、彦根市はどうなっているのか、との声も聞こえてきました。本日、議決されます。

でも、もっと言えば、発想が貧困で、「プレミアム付商品券」しか考えられないのか、との批判もあるでしょう。

他にも、国からの交付金が原資であるといえども、市民でなければ買えないようにするとか、1世帯1冊と限定するなど、広く市民全体に行き渡らせるべきとのご意見も寄せられました。

完全な施策は困難であるにせよ、私は今後とも様々な角度からのご意見を参考にさせていただいて、発言を続けたいと考えています。



kokoro
 

政務活動費

統一地方選挙が近づき、新聞紙上に政務活動費に関する記事が出ています。

その中で、ある新聞に3月24日から3日連載で掲載され始めました。

記事中に、県内の政務活動費の一覧も掲載されていました。ところが、それぞれの自治体によって「年額」で定めているところと、「月額」で定めているところがあるので、そのままで記載したようでした。

ところが、「年20万円」と「月20万円」とが並んでいても、じっくりと見ないと「同じ単位」で掲載されていると誤認してしまいがいなのが人間です。

また、「号泣県議」のような記事は、センセーショナルに書けば読者受けをするでしょうが、それは一部の議員であって、それがすべてであるかの如き記事せあれば問題です。

私は、毎回の定例会では必ず個人質問をし、委員会でも発言をしないことは殆どありません。

先日、地方紙に「傍聴した一市民」さんが、16日の予算特別委員会について投書されていました。

「一市民」さんが傍聴された時は、12人の委員会定員が、1人の死去により11人が現員で、委員長を除く10人の委員のうち4人しか発言がなかった、と書かれていました。

市民の暮らしに直結する予算特別委員会を含め、議会でしっかり発言している議員がいることも取り上げていただかないと、私にとっては不満だったので、抗議の電話を入れました。

政治と対峙することも時には必要でしょうが、わかりやすい記事を心がけていただきたいものです。


kokoro



 

商工会議所会頭との面談

3月20日、商工会議所の会頭と15分だけお会いすることができ、3月定例会で質問した「ビワライト」についてお話しをさせていただきました。

私は、幸いにして、会頭、3人の副会頭の全員をよく存じ上げています。それぞれに繋がりがあって、今回のことも直接に資料をお渡ししてもよいのですが、やはり組織のトップという立場で会っていただくためには事務局を通して取っていただけたのが15分という時間でした。

27年前、会頭が彦根青年会議所の理事長をされていた時のことを思い出します。会頭は「第7回全国城下町シンポジウム」が彦根で開催されたときの理事長だったのです。精力的に全国各地の城下町の青年会議所にキャラバンをし、素晴らしい企画を実現されたのです。いまだに彦根青年会議所の伝説の事業です。玄宮園、滋賀大学や彦根城天守閣前広場でもコンサートが開かれ、その年にはコンサートや演劇が5回開かれたと記憶します。「文化的」な活動は「田舎だから無理」だといわれていた時代でした。


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そしてそのシンポジウムの記録は「まちづくりゲーム」という書籍となって残っています。その書籍には分科会の一つひとつも記録されています。

その当時の躍動感が感じられた15分でした。

是非とも、官民一体となって、環境と健康を考え、私が取り上げた問題にご尽力いただきたいと切望いたしました。


 

IGT例会

3ヶ月に一度のIGT例会に参加しました。1日の締め括りです。3月14日は、朝から中学校の卒業式、彦根市立病院の健康講座、花かたばみの会例会、新修彦根市史・現代の発刊記念会、中沢啓子県議の報告会と山盛りのスケジュールでした。

今回のテーマは介護の話。いつもは、同窓生の話ですが、今回はWさんの紹介で、10年来、奥様の療養に携わっておられるHさんの話です。


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私は「2025年の壁」という言葉を申し上げます。最近、彦根でも認知されつつあります。

今はまだ、療養病床への入院が可能であっても、近未来ではそれも無理かも知れません。

そんな中、Hさんは10年にもわたって毎日奥様のところへ通い続けておられるのです。

奥様の発症の経過から、その後の葛藤まで、1時間にわたってお話しいただきました。

そのあとは、いつものとおり懇親会。統一地方選が近いこともあり、しかも行政経験者が何人か参加したこともあって、政治のあるべき姿や、その手法について有意義な会話をすることができました。


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とりわけ、東近江市の医療について、着実な結果に尽力された元職員と熱のこもった議論は有意義でした。

最後に、5月24日に開催される彦根東高校OB会総会での講演が私たちの同級生・岡村美孝さん(サントリーの元役員)がされるので多くの参加をとの呼びかけに、その場で数人が参加することを表明され、当日が楽しみとなりました。

自宅に帰ってからも横浜の同級生から、今年は同窓会にかえてこの講演会が企画されるのであれば、参加を検討したいとの電話もあり、5月が楽しみになってきました。



 

中沢啓子県議県政報告会

中沢啓子県議の県政報告会も3月14日に開催されました。

ゲストとして、三日月大造知事も参加され、中沢県議と対談をされました。


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その後で、先日の議会で取り上げました「ビワライト」と「神宮踏切」に関する情報を三日月知事に提供するとともに、要望をお渡しして、後日直接お願いに参上する予定であると申し上げました。

そのためには統一地方選を乗り越えなければなりませんが、議会で取り上げたことを具現化することが議員の職責であると思います。精一杯頑張りたいと思います。

「環境」というキイワードは滋賀県の金看板です。この言葉の大切さを大事にし続けたいと思います。


新修彦根市史刊行を祝う集い

長年にわたって刊行が延期されていた「新修彦根市史 通史編・現代」の刊行を祝う会が市民会館で開催され、この問題を議会で平成25年12月定例会以降4回の議会で取り上げた立場の議員として、お祝いに駆けつけました。

この会には55名の市民をはじめとする人たちが参加されました。

若干19歳でオーミケンシ労組の執行委員長になり、県議までされた朝倉克己さんとも知り合うことができたのも、この市史でした。市史における労働争議の記事について前市長が事実誤認であるなどと原稿内容に踏み込んで批判したことが刊行が遅くなった原因でしたが、「市史」とは市民の目線であるべきものなのか、行政報告書なのかなど、論点はいくつもありました。

別稿の「大本営発表」とも相通ずるところがあるようにも思います。


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多くの新聞社取材があり、漸く刊行されたこの市史をこれからの政治にいかに活かすのかが、議員にも、市長をはじめとする市役所職員にも求められるのだと思います。


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政治に求められる誠実さが浮き彫りになったと実感しました。







 

花かたばみの会

3月14日。市立病院健康講座のあと、花かたばみの会が開かれました。


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奥に見える3階建のくすのきセンターが会場です。私は、あいにく他の行事に参加するため、町内から参加された方から、内容をお聞きしました。

在宅をはじめとした「看取り体験」について、出前講座を小学校で進めておられるのですが、小学生の中に三世代同居が殆どない現在、様々な刺激を出前講座で得た様子を松木明医師から説明があって、とても新鮮だったそうです。

また、民生委員の方が参加されていて、その方の20年以上に亘る体験から、人の繋がりの大切さを、また先年101歳でお亡くなりになった方の娘婿さんからも体験談の発表があるなど、有意義な2時間だったそうです。

参加できなかったことが悔やまれるほどの内容に、この時期のイベントの多さが残念でなりません。


 


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