障がい児施設の開所式

4月27日。投開票日の午後11時過ぎの開票発表でほぼ当選圏内が視野に入りましたが、確信がもてる27日の午前0時に支持者の皆さまと万歳三唱をし、その後、反省や決意を語り合って、寝床についたのは午前3時を大きく回っていました。

それでも午前6時30分には起きて、朝食の準備をし、午前10時からの当選証書の交付を受けに行きました。24名の当選者のうち、31名が出席して、交付式は滞りなく終了し、そのままNPO法人れんげはうすの開所式に向かいました。


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れんげはうすは、重度の知的障がい者の施設で、稲枝の片隅にあった施設から移転した老人ホームに10年間の約束で彦根市の建物を借りて5年が経過していました。

滋賀県からの補助金の交付が受けられることとなって、この程、地権者の方から土地を借りて、写真のような自前の施設を建設され、竣工式が行われました。


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真新しい建物を前にして、稲枝にあった頃はボールが部屋を横切ってしまうような傾いたものであったことを思い出すと、隔世の感がします。

式典が終わったあとは事務所に戻り、早速、市民の方からの要望への対応のための連絡を取り、お会いする段取りをいたしました。

選挙運動期間中にも様々なお話しをお聞きしましたが、一つひとつ丁寧に取り組んでいきたいと思っています。


 

御礼

先ほど、23時10分の開票速報で、当選確実の状況となりました。


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選挙事務所で待機していただいていました皆さまとともに、万歳三唱をいたしました。


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選挙運動中は、私が立ち向かってきました政治課題と、これからの4年間に市民のために辻真理子がしなければならないことを、愚直に訴え続けてまいりました。

万歳の後、ウグイス嬢をしていただきました山本さんから花束をいただきました。本当に有り難うございました。


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ご理解をいただき、ご支援をいただいた皆さま方に、御礼申し上げます。

これからの4年間、次の5つを重点に頑張ります。

1.在宅医療の充実

2.市立病院への産科医の招聘

3.適切な市役所耐震工事の実施

4.国宝彦根城の世界遺産登録

5.国体に向けた道路整備

これからの4年間、また新たな気持ちで11万彦根市民のために精一杯頑張らせていただきます。

本当に有り難うございました。



 


平成27年選挙戦グラフィティ

平成27年4月19日に、彦根市議会議員一般選挙が告示され、1週間の選挙戦に突入しました。

写真で振り返ってみます。

4月19日

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午前10時30分に出陣式を行い、衆議院議員の田島一成さん、滋賀県議会議員の中沢けいこさん、角田航也さん(米原市選挙区)にお越しいただいて、激励を受け、街頭宣伝に出発しました。


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その夜は、地元千鳥ヶ丘会館で個人演説会を開催いたしました。


4月21日


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この日は中薮町南部自治会館で個人演説会を開きました。

お越しいただいた方からは、こんなに詳しく市政のことを聞いたこたがなかったと、ここで開催してよかったと感じました。


4月22日


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3日目からは天候も回復し、朝の1時間、選挙事務所前でご挨拶をいたしました。1時間に約500台の車が通行し、手を振ってくださる方もあって、大変励まされました。


4月23日


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個人演説会の最後は西沼波町会館で行いました。

運動期間の間、4月から始まった中学校の完全給食の実感を中学生から聞くことができましたし、街頭演説では私が議会で取り上げて実施することができた市立病院へのマルチスライスCT64列や安心救急カードのこと、そしてこれからの4年間に行うべき2025年の壁を取り除くための在宅医療・介護の話に耳を傾けて下さる方の多いことを実感しました。

ご支援いただきました皆さまに、深く感謝申し上げます。









 

夕刊紙の真実

コンビニに行ったときに、夕刊紙を手に取ってみました。大新聞の記事は、最近、政権寄りで批判をしなくなった現実を感じました。

アベノミクスへの批判が鮮明に出ています。しかも、庶民感覚がそのまま反映しています。

夕刊紙によれば、経済政策での失敗を、どのようにしても隠せなくなってきているようです。これが、多くの国民の実感でしょう。給料が上がっているのは、ほんの一握りの大企業です。中小企業の多くは原材料費の値上げ(光熱費をはじめとして、輸入品を材料としているほとんどの材料)や消費税増税の影響によって、苦しい資金繰りをしています。

日銀の政策判断の誤りは異次元の金融緩和だけではないというのです。現在の株価上昇も日銀をはじめとする官主導による相場だと書かれています。

本当に景気が回復しているのであれば、庶民の財布も緩むはずですが、決してそうではないでしょう。

しかし、野党の勢力が確実に少ない今、この方向性を正すのは一朝一夕には行かないでしょう。しかし、国政に届かないかもしれませんが、選挙で「今の政治手法にNo」を突きつけるほかないのではないでしょうか。


kokoro
 

市民の声を聞くということ

沖縄タイムスに自民党沖縄県連会長に就任した参議院議員の「(名護市辺野古の新基地建設をめぐる反対運動について)責任のない市民運動だと思っている。私たちは政治として対峙する」と発言したと報じられました。

前日の官房長官の「粛々」発言同様に、上から目線の発言と言わざるを得ない。私たちは国会で多数を占めていて、沖縄県が埋め立てについての処分をしても、農林水産大臣が拒絶するのだから「何を言ってもダメ」という態度でしょう。

私は、市政において、様々な議員と共に「よりよい政治」を求めて活動してきました。

新修彦根市史「現代」の発刊。ひこね市文化プラザの指定管理問題。どれも、少数であっても、市民の声を聞き、どちらを選択がより市民のためになるのかを物差しにすべきだと思うのです。

沖縄の問題は、名護市長選、沖縄県知事選、衆議院選の選挙区選挙で明確な意思表示がされています。

もっと国民に寄り添う政治をしなければならないと思います。

他山の石といたします。


kokoro

 

女性活躍

毎日新聞のWEB版に「女性議員 全国自治体3割以上3% ゼロは19.2%」と掲げ、分析も載せています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150325-00000006-mai-soci

しかし、現実に議席を頂戴している立場からすれば、いささか違うな、とも感じます。

彦根市議会は現在定数24。1名欠員ですが女性議員は6名です。割合は25%となります。「3割以上」には該当しません。

ただ、議長も2名(3年)輩出しています。もちろん、議長は議会での会派の勢力図に左右されますから、議長適任者がいたとしても選出されないことがありますが。

私が議員に初当選した頃に感じたことは、私が市立病院での分娩再開を目標として立候補したこともあり、「お産」のことで議場外で話しをした議員から「お産なんて、どうなっているの分からない」とか「(お産は)病気じゃない」というような発言があり、私自身、丸一日近くの陣痛を経て出産したことを経験した身からすれば、「命がけで出産した」のに、どうしてこのような風にしか考えないのかと思ったものです。

女性が議会に参加しづらいことの一つに、周囲の候補者に対する視線もあると思います。「女のくせに」というような受け止めもあります。

また、まだまだ男性の育児参加が少ない中、若い女性が、幼子を置いてまで立候補しようとするには、かなりの決断が必要です。

更に、男性中心の議会におけるセクハラをはじめ、酒席についての心配もあります。

議員は11万市民の為の議員であり、大局的な視点が必要です。そのような点ではいささか実力が伴わないこともありますが、医療や福祉の問題は自信をもって対応できるようになりました。今後は彦根の地場産業を元気にして、雇用を増やし、若い人に彦根市に住みたいと思っていただけるように頑張ります。

議員は市民からの税金から議員報酬をいただいています。そのことを常に心して望める女性議員の登場に期待し、共に頑張りたいと思います。


kokoro



統一地方選を前に

ある友人とお話しをしました。

都会に住むその人はこのブログにも関心を持っていただいていて、いろいろとご意見も承ります。

今回は、ご身内の医療と介護について、どのように対処すればよいかとの相談でした。在宅での医療や介護へのシフトが叫ばれていますが、一部の医療機関では、そのことへの説明が決して充分ではないことを感じました。

彦根市立病院では、医療相談室が機能していますが、そうではないところが多いのかも知れません。あるいは、人口が多くて、そうだからこそ患者数も多い。だから、説明にも充分な時間が取れないのかも知れません。

在宅と声高に叫んでみても、現場での対応ができていなければ、患者さんにもそのご家族にも決してよいことではありません。

だから「田舎に住むべし」との短絡的な答えを求めるわけではありませんが、「地方創生」という言葉と、竹下内閣当時に似た「地方へのばらまき」のような政治手法しか採れないのであれば、医療難民や介護難民は増えることはあっても、減ることはないでしょう。

都会に住む官僚は地方の現実を知らないことは、先日の厚生労働省への要望活動で実感しましたが、地方への出向を義務化して、その成果を施策として実現できなければ本省に戻れないくらいのことをしなければ、地方を知らない官僚だけの組織に終わるのではないでしょうか。


kokoro



 

給食センター竣工式

3月28日午前11時30分から、彦根地方卸売市場の敷地内に竣工した給食センターの竣工式に参加いたしました。

平成20年3月議会で、当時の市長から提案されたPFI方式による給食センターに関する平成20年度当初予算案に対して修正案を提出し、その修正案が可決して7年の時を経過して、漸く完成したセンターです。


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この施設によって供給される給食は、彦根市内の中学校の他、豊郷町と甲良町の中学校と甲良町の小学校で利用するものです。


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「市町村合併」という手法をとらない中で、「湖東定住自立圏」によって、国からの補助金をも得て、新設されたものです。

この敷地における問題の解決にも大変な労力が必要でした。卸売市場に対する補助金が関係していた為でした。

これら、歴史的な経過を経て、完成したセンターですから、これから利用することになる子どもたちやその保護者の皆さまには、ご理解をいただきたいと思います。


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式典はつつがなく終了しました。

この施設では、食物アレルギーの子たち100人に対応することができるということです。また、食育や地産地消の観点からも、今後修正していかなければならない点があるとのことでした。

彦根の子たちが元気で成長するように願っています。


 

彦根JC公開例会(樋渡啓祐講演会)

4月5日。彦根JCの公開例会に参加いたしました。

佐賀県武雄市の前市長・樋渡啓祐さんの講演です。樋渡さんは東京大学を卒業後、総務省に入省。無投票だからと武雄市長選挙に立候補したら選挙戦があり、当選。その後も不信任をつきつけられて辞職後に再選。以後4期当選の後、今年の佐賀県知事選挙に立候補して落選という経歴の持ち主です。

彼の名前を最も有名にしたのは市立図書館の運営をTSUTAYAに委託して、年間来館者を100万人に迫るまでにしたというものです。他にも、小学生にタブレット端末を配布したり、学校運営を塾と共同で行ったり、などある意味、奇抜な施策を立て続けに行った人です。

受講前に武雄市議会の会議録を読んでみましたが、議員の立場からすると、困った市長だなとの印象を持ちました。ご本人も話していましたが、図書館についてもほぼ形を作ってから議会に提案されたような流れのようでしたし、議会のチェック機能が、議員の立場からすれば制御不能とでも言えるように感じました。


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確かにアイデアと行動力においては申し分はないのですが...。

やはり、議員としては市長が丁寧な説明をして、その中で議論をすることが大切なのではないかと感じました。


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峠を越えて、三重県の市議会議員の方もお越しになっていて、議員としては「このような市長もいる」のだという、そのことを実感することができたのではないでしょうか。



 

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