12月30日午後8時。彦根市消防団第5分団に歳末警戒の激励に参りました。今夜の巡視は消防団長さんで、丁度1番目、午後8時に第5分団から始まるとのことで、立ち会わせていただきました。
凛とした団員の皆さんは午前4時過ぎまで、徹夜で警戒に当たられるそうです。
このようにして、見えないところで消防団員の皆さんが頑張っていただいているのです、
本当にご苦労様です。
そして、その後、自治会の歳末警戒も激励に回りました。
自治会の歳末警戒が終わった後、老人会会長が自宅に来られて、色々な話をしました。老人会有志で実施されている千鳥ヶ丘公園の清掃作業の実態や、公園の整備状況、間もなく80歳になられるので、運転免許の更新を止めて、自転車での移動に変えられることなど、公私にわたって話す機会となりました。
- 2015.12.31 Thursday
- 写真で見る活動記録
- 11:59
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- by mariko
来年1月4日に通常国会が開会します。例年より早く、臨時国会を召集するように求めた批判に対処し、なおかつ平成27年度補正予算審議のための時間を取るためと考えられます。
一方、すでに、来夏の参院選への動きが加速しています。その一つが共産党の国会開会式への出席であり、参院1人区での野党共闘による候補者(無所属)擁立です。
これに対して自民党は「政策の異なる政党間での共闘は野合」であると、強く批判しています。
しかし、自民党こそ、考えの多様な議員がいて、と常に言っていたではありませんか。もちろん、採決にあたって、党議拘束をかけている現状からすれば、野党協力候補が当選したときにどうなるかは不透明です。
この党議拘束というのがくせ者で、個々の議員の良識とはかけ離れたところで決まっているのではないかとも思うのです。
単なる政治の歯車のような議員であってはならないのではないでしょうか。政党の抱える問題とも言えます。
先日、衆議院の選挙区の区割り見直しが示されました。滋賀県(現在定数4)が3に減少すると示されました。民主党への政権交代の際には4人全員が民主党でした。今は、4人全員が自民党ですので形勢は全く逆転していますが、ちょっとした政策の手違いで、オセロゲームのように黒白が逆転する可能性があります。
一方、滋賀県と人口規模がほぼ同じである山口県はどうでしょう。人口は滋賀県よりも若干少ないのです。にもかかわらず、定数4はそのままです。ここは、圧倒的な自民党王国で、揺るぎない勢力を抱えています。ここも定数を3に減らせば、絶対的に自民党議員が1人減るのです。
今、原田伊織の「明治維新という過ち」を読んでいます。サブタイトルには「日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト」とあります。もちろん、著者が滋賀県出身で、井伊直弼が桜田門外の変で斃(たお)されたことの「怨み」だとの批判もあるかも知れませんが、やはり変な政治を今日まで脈々と続けているのです。何しろ8人もの首相を輩出してきたのですから。それに引き換え、滋賀県出身の首相はたったの1人で、しかも在任期間はわずかに69日でした。
そう考えると、明治維新が平成の今日まで日本の政治に重くのしかかっているのではないでしょうか。
- 2015.12.25 Friday
- 雑感
- 08:49
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- by mariko
歳末を迎え、11月定例会閉会しましたが、まだまだ議会関係の行事がひしめいています。
12月22日の午後には、広域行政組合の臨時総会が開かれ、豊郷町の「豊栄の郷」に参りました。思いの外、早く終了いたしましたので、ほんの少し休憩させていただきました。
彦根市では副市長定数条例の一部が改正案が可決し、最終日(17日)には、副市長選任の同意を求める議案が可決して、川嶋恒紹副市長が選任されました。広域行政組合の副管理者に川嶋副市長が任命されました。川嶋副市長は環境問題に精進しておられましたので、適任と思います。今後の広域ゴミ行政に手腕を振るっていただきたいと思います。
夜には、商工会議所や観光協会の方などを対象とした議会報告会が南地区公民館で開かれました。
私は、議会報告会を担当する広聴委員会の会議の中で、新聞紙上を賑わしました「本庁舎耐震化整備事業」の報告をしないことはおかしいのではないかと主張し、認められ、5分間、経過と結果の報告を致しました。
大久保市長が就任した後のことだけではなく、それまでの経過も必要と考えていますので、庁舎の耐震診断が1996年に行われ、耐震化整備事業が始まったところから説明いたしました。
日本人の特性として、物事が済めば(耐震問題では「方向性が出たから」)、「もう済んだことだから」と経過や結果を余り考えないのではないかと思うときがあります。
しかし、何度も振り返って、「これで良かったのか」と反芻(はんすう)することが大切だと、常日頃から考えています。
議会報告会の主題は井伊直虎を彦根の観光にどう生かすのかという議論の場として設営されたものです。
この度は、ワークショップ形式により、参加してくださった市民の方々と共に、観光行政について考えました。
- 2015.12.24 Thursday
- 議会報告
- 07:05
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- by mariko
各地の地方議会の12月議会が閉会しようとしています。
しかし、あちこちで継続審査や修正案可決など、理事者側提案の議案が通らないケースが増えています。彦根市議会でも、本庁舎耐震化整備事業について、6月、9月と2回続けて理事者側提案の補正予算が実質否決されました。米原市議会でも庁舎統合問題が12月議会で2度目の継続審査となりましたし、野洲市議会でも市立病院関連議案が2度否決されました。
昔の議会と理事者の関係はよく分かりませんが、ここまで重要な議案が否決されたことがあったのでしょうか。「根回し」という言葉がありますが、どうだったのでしょう。
行政の停滞と言われて、その責任が議会側にあるのか、提案した理事者側にあるのか分からない部分もあります。議会が活性化したと考えることもできますし、提案が未熟だということもできます。
国レベルでも新国立競技場問題や東京オリンピックのエンブレム選定問題など、同様なのかも知れません。
多くは財源に理由があるのでしょうが、期限が決まっているケースや、「喫緊の課題」と言われる問題など、優先課題に対処ができない問題は致命的です。
一方で、平成28年度の国の概算要求は過去最大規模で決着しそうですが、税収増による事業費ばらまきに近いものですが、これとて国債の償還を優先すべきではないのでしょうか。
彦根市では前市長時代に実質公債費比率を圧縮してきました。国の場合には「実質公債費比率という概念」がないように思います。
様々な決定(例えば、原発再稼働)においても、「国の責任で対処する」と言いますが、結局が税金を投入することを言い換えているだけです。国家賠償制度も同じです。これが「親方日の丸」と言われる実態です。何か釈然としません。
- 2015.12.24 Thursday
- 雑感
- 07:04
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- by mariko
12月17日に平成27年11月定例会が閉会しました。
結局のところ、大きな混乱はなく、と書くことが適当なのかどうかに自問自答しながら、この記事を書いています。
この議会に提案された議案のうち、大きく取り上げられたのは副市長2人制と本庁舎耐震化整備事業(9月定例会後に特別委員会が設置され、9月定例会閉会後も審査)、それと稲枝駅の石炭の燃え殻問題に集約されるでしょう。
本庁舎耐震化整備事業については、議論の深め方についても問題はありましたが、何よりも市長の問題意識に課題が残りました。市長自ら「喫緊の課題」と繰り返し発言しておきながら、話を収束させる方向性はありませんでした。
結局は、議会の意向を尊重して直ちに着手すべしとする決議が全会一致で採択されましたが、これは2年前にも出された決議と、ある意味同じことなのです。では、この2年という時間は何だったのでしょう。この間に消費税の税率が5%から8%に上昇したのです。
稲枝駅の石炭殻問題の根深さはより深刻です。問題を列挙してみます。
1.彦根市が買い受けた土地の契約内容
2.土壌汚染の原因者が誰であるのか
3.JR駅の工事をJRにしか発注できない事情
4.早期の改修工事の完工
少なくともこれらを一挙に解決しなければならず、権利義務関係がJRに集約されることから、その解決にはトップの毅然とした決断が求められるのです。
ところが、本庁舎の耐震化整備における県有地取得問題における市長の決断は間違っていたと思います(立体駐車場が必要になる案を提示し、その方向に進むのですから)ので、これに期待を寄せることはできません。
そういったことから、副市長の1人追加によってよい方向に進むのではないかと期待するところです。
さて、9月定例会から引きずっている問題に、市長の学歴問題があります。彦根市HPの市長プロフィールに「ミシガン大学社会学部卒業」とあります。獅山議員が9月議会の企画総務消防常任委員会でこの問題を取り上げ、その証明を求めました。市長は言を左右して「(議員が)ご自分でお調べ下さい」と答弁するのみで、求められた卒業証書なり証明書を示すことはありませんでした。11月定例会の委員会でも同様の質問が出たのですが、答えは同じでした。
市長であれ議員であれ、自ら公表した事実を証明する責任は本人にあるはずです。それをしないことは、自ら「その事実は違う」と言っているのと同然です。なにしろ、ミシガン大学は世界でも十指に入る大学ですから、そのことを誇示するなら、なぜ卒業証書を出さないのでしょう。箪笥の奥に仕舞ってあるのを出せば済むことです。
ところで、議決を受けて川嶋副市長が18日に就任されました。
副市長2人制の条例改正については、異論を唱える議員もありました。更に川嶋氏を副市長に選任する議案に対しても少数の反対がありましたが、多数の議員が賛成しました。私も川嶋氏の副市長案には賛成しました。病院事務局長であったので、お話しする機会も多く、川嶋氏の誠実な人柄や、能力については信頼して参りました。
彦根市の混乱した行政の実態を改善するには、川嶋氏の起用が必要と多くの議員が考えたのは納得のいくところであります。
真新しい名札を胸に幹部職員を前に挨拶されました。
私も同席いたしましたが、就任の挨拶では「今後は市民や議員の意見や提言を真摯に受け止め、更に市職員の声をよく聞き、議論を通じて合意形成を図ることに意を尽くしたい。何ごとにも誠実に向き合い、堅実に仕事をし、職責を果たしたい。」と述べられました。37年間、職員として多くの経験をされ、どこの部署にいても立派に成果を出されてきた川嶋氏に期待をし、市政刷新のために頑張っていただきたいと思います。
その頃、彦根城では恒例の餅つきが行われていました。
私の友人が参りましたので、写真をいただきました。
新年を前にした行事がこれからも行われます。議会も閉幕しましたが課題を一つずつ解決していくよいうに今後も頑張ります。
- 2015.12.20 Sunday
- 議会報告
- 09:39
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- by mariko
11月8日の本会議で質問した「神宮踏切(通称:岡町の踏切)」についてご報告します。
今回も9月議会での討論と同じように、パネルを使って質問いたしました。
場所は、私の自宅から南に400メートルほど行ったところにあるJRの踏切(http://map.yahoo.co.jp/maps?lat=35.25468527&lon=136.25615134&ac=25202&az=14&z=16&id=&fa=pa&ei=utf8&p=%E6%BB%8B%E8%B3%80%E7%9C%8C%E5%BD%A6%E6%A0%B9%E5%B8%82%E5%B2%A1%E7%94%BA)です。
名前が示すとおり、近くに神社があります。新神社です。その近くにあるので「神宮踏切」です。JRの踏切脇にセブンイレブンがあり、踏切を渡れば岡町郵便局があります。ここの踏切です。
平成25年12月に、郵便局向かいの土地を彦根市が買収しました。その土地の活用についての質問です。
今年3月議会では、購入した土地の活用について、彦根口駅からの道路に、購入した土地に南彦根駅への左折車線を設置し、その後、7月からは警察との協議を経て、南彦根駅から彦根口駅への右折溜まりを作る予定であるとのことでした。
議会前に担当課に問い合わせたところ、踏切前後の交通量の調査は行ったとのことでした。しかし、踏切の遮断時間についての調査が行われていないので、私自身が調査をし、それを元にして発言いたしました。
まず、私が調査した踏切遮断時間を表にしました。
すると、上り電車は南彦根駅を発車するころのタイミングで遮断機が下ります。新快速と各駅停車がありますが、調査をした時間帯には新快速がありませんでしたので、各駅停車だけしか表にはありませんが、平均すれば140秒程度遮断機が閉まっています。
一方、下りは各駅停車も新快速も70秒から75秒くらいの遮断時間となります。貨物列車は更に長いものもあり、上下同時(異時)進入の場合には3分以上遮断することが分かりました。これらを平均すると、1列車あたり120秒程度になりました。
そこで、1時間あたりにどれだけの列車が通過するのかを時刻表(旅客・貨物)で調べました。貨物列車の時刻表があることを今回初めて知ったのですが、結構な数の貨物列車が走っているのです。
1時間あたり、貨客あわせて15本程度通過するのです。特に夕方の18時から19時にかけては17本もあるのです。すると、15本として1列車あたり2分とすると30分もの時間、遮断機がおりていることになります。
つまり、残りの30分で踏切を通過しようという車両が通過しているのです。
そこで、彦根市が調査した通行車両の数との比較ができるのです。踏切の両側で道が二股に分かれていますが、踏切は1車線ですので、「表−2」の「西行」「東行」それぞれで計算します。
すると、1台あたり4秒から6秒で踏切を通過してしまわなければ、渋滞が起きることになるのです。
一方、道路交通法では、踏切では一旦停止をし、左右の確認をしてから速やかに通過するように求められています。では、一旦停止をして左右の確認をし、踏切を通過してしまうのに、4〜6秒で完了できるでしょうか。私には疑問です。
先日も、警察官1人が踏切から離れた場所で監視をしていました。何を目的に監視していたのかは分かりませんが、危険な踏切であることは認識しているのではないでしょうか。
時代は高齢運転者時代です。高齢の運転者が踏切に入ろうとした途端に警報機が鳴ったとき、とっさの判断で「止まる」のか「渡る」のかの決断ができるでしょうか。
高速道路の逆送、駐車場内でのブレーキとアクセルの踏み間違いによる衝突事故など、高齢運転者による事故・事件が頻発しています。
万一、高齢運転者が踏切内でエンストを起こし、あるいは前の車両が渡り切れずに踏切内に取り残されたらどうなるでしょう。
JR西日本では10年前(2005年4月25日)に福知山線で600人を超える死傷者を出した脱線事故がありました。事故の態様は違いますが、万一踏切に取り残された車両と下り新快速電車が衝突したらどうなるでしょう。勿論、踏切支障を感知し、表示する信号はありますが、下り列車にとっては、直前のカーブから直線になる場所(神宮踏切の手前の踏切である「高宮街道踏切(七曲がりの踏切)」)まで、運転士から神宮踏切を目視することができません。
更に、神宮踏切から南彦根駅を越えて河瀬駅手前までは踏切がなく、110km/h運転(福知山線事故までは120km/hだったそうです)ができる数少ない箇所で、カーブを終えた高宮街道踏切からはノッチを「on」にしてスピードを上げる場所なのです。
万一、衝突事故にでもなれば、神宮踏切の脇にある岡町郵便局はもとより、電車1両の長さ(20m)の範囲内にフジテックのアパートもありますし、コンビニの駐車場もあります。
列車の緊急停止距離は、300m以上です。高宮街道踏切から神宮踏切までは200m程度しかありません。つまり、絶対に止まることのできない距離なのです。
認知症1,000万人時代が到来すると言われる今日、この踏切を放置することは決して許されることではないと思います。
- 2015.12.15 Tuesday
- 議会報告
- 06:57
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- by mariko
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