質問書作成

土曜、日曜は終日、9月定例会の質問書作成に費やしました。当初は5項目を考えていましたが、質問書の形にしていくと、60分の持ち時間に収まらなくなってきましたので、3項目に変更しました。

 

また、福祉病院教育常任委員会と予算常任委員会での質問も構築しなければなりません。

 

いつも、議会前の週末はこのような感じです。

 

 

 

 


彦根梨

そろそろ、出荷が終わりに近づいたようです。8月27日午前9時に美浜館の直売所に参りました。

 

 

20160827001

 

 

小雨、小用模様にもかかわらず、販売開始には約200〜300人の列が直売所を取り囲んでできていました。

 

そして、大阪の読売テレビのクルーが取材に来ていて、インタビューを試みていました。

 

1人5袋までの制限で、1袋700円と600円(お徳用)とがありました。

 

 

20160827003

 

 

とても甘いと評判です。曽根沼干拓地で栽培されたこの梨を、観光の目玉として位置づけて販売に適さない果実は、その果汁や果実を使って「食材」として活用することも始まりました。

 

今年の夏は果物の価格が高くて困っているという声を聞きます。

 

国家財政の立て直しを目論む中での「経済成長」というのは、消費者がほしいと思っている商品の価格にも反映するわけで、賃金アップが保証されるならともかく、そうでないことが多いとも言われています。友人からの問い合わせメールで去年より1袋につき100円ずつ高くなったことも分かりました。

 

このように、経済成長が必要であることはわかりますが、年金給付額がそれに追いつくことはなく、まして年金運用が大幅な赤字であったと報道されると、これからの超高齢社会における社会保障費の増加は必須ではないでしょうか。

 

本当に心配な「これからの日本」です。

 

 

20160827002

 

 

多分、今ごろはこの看板が湖岸通りに立っていることでしょう。

 

そして、今月いっぱいくらいで出荷が終わるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


全員協議会

8月25日。9月定例会に理事者側から提案される議案の概要の説明がありました。毎議会で、初日(9月定例会では5日)の10日程度前に開かれます。これが全員協議会です。議案の概要説明以外でも全員協議会が開かれることもありますが、一般的な話として書いてみます。

 

全員協議会で出てきた議案に対する質問を「質疑」、議案には関連しない質問は「一般質問」と言います。

 

質疑については、全員協議会で疑問に感じたり、行政の方針に対して市民の代表として疑義を感じた場合、「質疑」を提出します。全員協議会に出ないと中身が分かりません。従って、「今日から」質問書を作ることになります。

 

彦根市議会では、1議員あたりに与えられる質問時間(答弁時間を含む)は60分ですから、事前に用意できる「一般質問」を目一杯の時間で作ってあれば、「質疑」のためにどこかを削らなければなりません。

 

しかも、理事者側の答弁時間は予測できませんから、時間配分が大切になるのです。

 

以前、当時の市長が長々と答弁されて、時間切れになったこともありました。

 

質問は事前通告制ですから、理事者側ではすべての答弁を準備していますので、時間切れになって質問が残ることは、ある意味、失礼にもあたります。

 

さて、今夜から「質疑」をするのか、「一般質問」だけにするのかを、議案の概要を読み返して練る必要があります。

 

 

 

 

 

 


議会への傍聴

彦根市議会では、インターネットによる議会映像の公開をしています。市民や関心のある方々はご覧いただいていると思います。

 

でも、映像配信されるものと、議場を直接傍聴をすることの違いは「暫時休憩」や「議員や幹部職員の雰囲気」が伝わるかどうかです。

 

ある元某市役所幹部を経験した方に聞きましたら、某市では「暫時休憩」なんてありません、とのことでした。

 

「暫時休憩」とは、再質問(質問は事前通告制で、答弁に対して事前通告なしに行う質問)などで、答弁に窮したりしたときに、議長が会議を停止することです。その間に答弁者が協議をし、あるいは資料を取りに行ったりすることです。

 

某市では「暫時休憩」がないということは、手探りで答弁をしたり、「エイヤ」の世界で、兎に角乗り切らなければならないということです。勿論、質問者の持ち時間の時計は止まりませんから、質問者にとっても困ることではありますが、どれだけ事前通告された質問からの広がりを推測できるか、を見極める意味でも「再質問」は議員に与えられた大きな権利です。

 

9月定例会では大きな会派の代表質問もあり、来年度の予算編成に関わる質問が出てくるでしょうから、来年4月の市長選の立候補予定者にとっては、「まず1年目」の行動が制約される部分でもありますから、必ずや議会の傍聴をされるものと思っています。インターネット中継されているからそれを見ればよいとお考えであれば大きな間違いです。

 

議会に傍聴なくしての立候補であっては、「議会を甘く見ている」と思われても仕方ないのではないでしょうか。

 

 

 

 


9月定例会まで10日

9月5日(月)開会の平成28年9月定例会まで10日となりました。

 

市民の皆さんに配られている「議会だより」はお読みいただけたでしょうか。6月定例会では、新市民体育センターに質問が集中した感があります。現在の市民体育センター(松原町)が、国体主会場との関係で移転する先についても質問がされました。同時に、移転先とされた「燦ぱれす」に関連して中央図書館やその分館についても質問もありました。

 

まるで、「玉突き」状態です。「市民体育センター」を「燦ぱれす」へ。しかし、「燦ぱれす」には「中央図書館」を移転させる案がすでに公表されています。

 

「市民体育センター」は国体(2024年)主会場が彦根に決まったのは一昨年(2014年)です。

 

一方、湖東圏域図書館整備等検討委員会が報告書を公表したのは2013年3月。

 

そして、前回の市長選挙は2013年4月です。

 

湖東圏域図書館整備等検討委員会は、ひとり彦根市だけのものではありません。その報告は彦根市だけで変更したりできるものではありません。そして、その報告書には「具体的な場所」は示されていませんが、誰が読んでも「燦ぱれす」の場所を示していると読み取ることができるものです。

 

また、6月定例会では「武道場」の整備についての質問もあり、新「体育センター」の「導入機能の中で検討する」との答弁がされています。同時に、「弓道場」については「体育センターに取り入れる」とも答弁されています。一体、「燦ぱれす」にどれだけの機能を付加(合築によって、一旦現在の「燦ぱれす」を取り壊す)しようとしているのでしょう。

 

特に、市長の3年半前の選挙公約には「中央図書館の新設」が盛り込まれていました。勿論、先に書きましたように、国体が突如として入ってきたとはいうものの、現在の「燦ぱれす」の場所には、ありとあらゆる施設を持って行くのではないかとすら言える状態です。

 

このように書いていると、彦根市は財政的に豊かで、多くのハコモノをどんどんと建てようとしているように見えます。市役所本庁舎の耐震・増築工事(約40億程度)、体育センター(約60億円程度)、中央図書館(未定)と、たった3つの事業で150億円以上になるのではないでしょうか。

 

東京都の小池知事は、必要な事業(オリンピック・パラリンピック)であっても、見直しをしていく方針を出されましたが、彦根市でも同じように優先度の見直しが求められるのではないでしょうか。

 

巷では、来年4月の市長選の話題がされ始めています。立候補を考えておられる皆さん、是非とも4年間で仕上げられる公約を市民に示して下さい。

 

市長の任期は4年です。「自分こそは長期政権を担える」とお考えであっても、そのようになるという保証はありません。「4年間で実現可能な市民との約束」を、長期的展望というものをバックにして戦ってもらいたいものです。

 

9月定例会の質問提出期限は6日(火)です。

 

 

 

 


旭森放課後児童クラブ夏まつり

8月23日。旭森放課後児童クラブの夏まつりのご案内を頂戴しましたので、参加させていただきました。

 

 

20160823104

 

 

昨年度の予算で老朽化していた建物が改修され、以前とは見違えるほどでした。

 

 

20160823103

 

 

この写真は普段の状態です。

 

頂戴した招待状はこれです。

 

 

20160823003

 

 

子どもたちは役割分担に従って、受付や案内、ゲームの担当と、集団生活に必要な仕事をこなしていました。

 

日々、子どもたちをこのようにできるまで指導しておられる指導員の皆さんに感謝です。

 

 

20160823001

 

 

魚釣りゲームも、磁石でくっつくものと、クリップを引っ掛けるものとが作られていて子どもたちが飽きない工夫がされていました。

 

 

20160823002

 

 

的あてや輪投げにも手作り感満載で、本当に少ない予算の中で工夫しているのが手に取るように分かりました。

 

子どもたちは、将来の彦根市を担ってくれる「人財」です。その子たちを放課後からそれぞれのケイ医に帰るまで、しっかりと見守り、協調性をはぐくむのには、大変な労力が必要だと思いました。

 

また夏休みはほぼ終日、子どもたちを預かって下さっています。そのように考えると、満足とはいえない環境と報酬で頑張って下さっている皆さんが望んでおられることをくみ取って、しっかりと議会で発言し、改善の方向に努力しなければならないと感じました。

 

 

 


危険な踏切10ヵ所

8月23日の中日新聞滋賀版に、「国交省 危険な踏切10ヵ所 県内 交通量など初公開」の記事が掲載されました。その中に、「神宮踏切」も載っています。

 

この踏切の危険性については議会で何度も取り上げてきましたが、ようやく危険性が日の目を見たとの印象です。

 

この危険度のカルテ自体は、以前に担当課から「このように載ります」ということを聞いていましたので、私にとっては驚きではありませんが、広く県民に周知されることで、事業の進捗に繋がることを期待します。

 

しかし、このカルテには、「交通量」が記載されているだけで、現実の踏切利用者にしてみれば、どれだけの時間、踏切が閉まっているのかについても告知してもらいたいと思うのです。1時間に1本や2本の電車しか通過しない踏切と、「神宮踏切」のように、1時間に最大17本列車が通過する踏切とでは、大きな違いがあります。まして、貨物列車も通過しますし、上りの普通電車の場合には南彦根駅に電車が到着した段階で踏切が閉まりますから、最大(上下の貨物列車が神宮踏切近くで行き交う場合)200秒(3分以上)もの時間が遮断されているのです。そこへ踏切の両側が2方向に分かれていて、1時間あたりに1方向からだけでも300台近い車両が通過しているとなると、踏切を通過しきれるのかと疑問を呈してきました。

 

 

20160823101

 

 

踏切の問題は、通過する車両の台数だけではありません。その踏切を通過することができる「踏切の開いている時間」の問題も一緒に考えなければなりません。まして、来年3月には市道彦根駅平田線の安清町での改良工事が完成の予定で、そうなれば通過車両の増加も考えられます。

 

記事の中に「(県内には)ピーク時に1時間に40分以上遮断される踏切はなかった」とありますが、神宮踏切の遮断時間は最小値(新快速通過による遮断時間・70秒)を17倍すれば、約20分です。最大値は200秒ですから、約30分近く遮断されているのかも知れません(この遮断時間は、私が自ら調査しました)。そこへ1,517台の車両が通過しているのです(市調査結果)。もとより、1時間のうち40分の遮断は論外ですが、それに匹敵するのです。しかも、踏切前後の2方向分岐で、踏切を通過しない車両のことも考慮に入れる必要があります。

 

是非とも、今回の公表が問題解決への大きな一歩となることを願ってやみません。

 

 


夏まつり

8月20日。千鳥ヶ丘自治会の夏まつりが開催されました。

 

残念ながら、子どもたちが少ないので、高齢者の集まりのようにも見えます。

 

 

20160820001

 

 

普段は地蔵堂の中におられるお地蔵さん2体も、久し振りに会館の中で前掛けを替えてもらって鎮座されています。午前10時に町内のお寺のご住職にお参りをしてもらいました。

 

 

20160820002

 

 

20160820003

 

 

お参りが終わったころには、丁度10時30分。歴史的な場面を町内の人たち共に喜び合うことができました。

 

 

20160820004

 

 

リオデジャネイロ・オリンピックの陸上4×100mリレーの決勝レースを、会館のテレビで観戦しました。彦根市出身の桐生祥秀選手が出場しました。

 

結果は銀メダル。予想以上の結果に観戦していたみんなで、大拍手でした。

 

 

20160820005

 

 

午後からはK会長から「高齢者の金融被害防止」と、T副会長から「高齢者の終末期医療と本人の意思」の話を聞くことができました。

 

 

20160820006

 

 

夕食はカレーが提供されて、多くの方たちがお集まりになられました。

 

 

20160820007

 

 

そして、最後は数少ない子どもたちとの花火。

 

 

20160820008

 

 

20160820009

 

 

花火の終わりには雨が降りましたが、夏の最後のひとときを、町内の人たちに楽しんでいただけたのではないでしょうか。

 

 


高齢者と選挙権

高齢者の選挙権行使について、示唆を受けました。8月15日に、あるデイサービスセンターでボランティアをされた同級生のKさんのギターでの歌声活動のお手伝いに行ったことで、感じたことです。

 

別稿の「学生と選挙権」では「住所」と選挙権について考えました。こちらは、「住所」の問題は格別にはありません。

 

しかし、投票日に現実に投票所に行くことができない高齢者がいっぱいおられるというのです。また、そのような高齢者は自ら期日前投票所に行くことも困難です。

 

ところが、週に1度か2度はデイサービスに行っておられるのです。これを解消するのには、それらのデイサービスセンターに移動式の期日前投票所を作ればよいのではないでしょうか。もちろん、デイサービス利用者の多くが毎日デイサービスセンターに赴くわけではありませんから、あるデイサービスセンター利用者のすべてに対応できるわけではありません。そして、利用者の多くは自分でセンターに行くことはできませんから、利用者の運送面での課題もあります。また、選挙事務を執行する職員や立会人の手配も必要です。

 

現在、彦根市内には約60箇所のデイサービスセンターがあるそうです。それぞれのセンターで20人が選挙権を行使すれば、1,200人の投票者が増える勘定になります。もしも、この1,200人が選挙権を行使できていないとすれば、昨年の市議会議員選挙でいえば、有権者87,532人のうち1.37ポイントの投票率の向上となります。

 

かつて一部の老人ホームでは不在者投票所が設置されていたように記憶しますが、これを拡大(現在では「期日前投票所」ということになるのでしょうか)することも可能でしょう。そうであるなら、2〜3ポイントの投票率の上昇は見込めるのではないでしょうか。

 

しばしば言われることですが、「民主主義は時間とコストがかかるものだ」と。しかし、学生の選挙権行使と同様に、解決手法は必ずあるはずです。そして、できるだけのことを考えて実行に移すべきではないでしょうか。

 

手をこまねいているのではなく、高齢者が、そして学生が選挙権を行使できる手法を作り出すことで、投票率を上昇させることは可能だと思います。高齢者とともに若者の声を政治に反映するためのも、自治体レベルで行える投票率向上策を構築すべきではないでしょうか。

 

 


大学生と選挙権

8月12日。市内3大学の学生さんたちと、先日の参院選からの選挙権年齢の引き下げに伴う学生の声を聞く広聴委員会の意見交換会が開催されました。

 

中日新聞(13日付)滋賀版には、私の映っている写真つきで紹介がありました。

 

私のテーブルにいた学生さんは、住民票を実家に置いたままだったので、選挙権を行使するのに大変だったことを聞くことができました。

 

つまり、実家の住所地の選挙管理委員会のHPにアクセスして、書類を送ってもらい(選管からの郵便を受け取るのも、多分、本人限定受け取りの方法のはずですので、郵便局まで取りに行く方式)、そして彦根市の選挙管理委員会へ出向いて、と1票の行使がとても大変だったとのことでした。しかも、たとえば市議選などですと告示から締め切りまでの日数が短いので、郵便の往復だけでも大変なのだと思います。

 

本来的には、住所(住民票)を現実の生活の本拠地に移動しておけば、彦根市で「彦根市民」として選挙権を行使できるのでこのような煩雑な作業は必要がないのです。しかし、その学生は「実家での選挙(実家の選挙区の候補者)に投票したいとの思いもあったようですから、『生活の本拠は実家にある』という認識が強いのでしょう)」ともなれば、仕方のないことです。

 

そして、大学生が住民票を移転しないことの一つの理由として、大学のある市町村よりも実家のほうを「生活の本拠」だと考えていることです。この「生活の本拠」というのは、1954年の最高裁判例に出てくる言葉です。今から60年以上も前の判例で、「選挙権は『生活の本拠』で行使すべきもの」だとしたことです。しかし、4〜6年間、学ぶために住まいを移しているだけのことを「生活の本拠」という理解のままでよいのでしょうか。幼いときから育ち、そこで立候補している候補者の主張には共感する部分はあっても、「4〜6年間の仮住まい」の地の候補者の主張に耳を傾けることは少ないでしょう。まして、今日の学生の生活実態からすれば、実家に戻って選挙権を行使するなど、経済的にも過分な負担を強いることになります。

 

また一方で、選挙管理委員会では選挙人名簿を作成するにあたって、「生活の本拠」が住所地(実家)にあるのかどうかを調査して、他所で下宿しているから選挙人名簿に登載しないところとそうでないところがあれば、不公平そのものです。まして、選挙人名簿の関係で新聞報道をされたある選挙管理委員会に問い合わせたところ、「生活の本拠」があるとする当該自治体の選挙管理委員会に「わが町の何某は貴町に生活の本拠があります」と通知したのかを聞きましたが、「それはしていない」とのことでした。

 

もとより、選挙人名簿に登載されていないのですから、選挙権を行使できない学生も存在するのです。

 

人の移動が60年前とは比較にならない現代社会にあって、いつまでもその判例にしがみつき、なおかつリカバリー(転出先の選管への通知と転出先での選挙人名簿への登載のフォロー)をしていないことも問題ではないのでしょうか。

 

わずか3時間ほどの意見交換会でしたが、実体験をした学生さんたちからの現実を、しっかりと受け止めて、そのフォローを国会が検討すべきではないでしょうか。

 

 

 

 

 



search this site.

プロフィール

カレンダー

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< August 2016 >>

最近の記事

カテゴリ

アーカイブ

リンク

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM