小規模多機能居宅介護
周りに高齢者を抱えておられる方にとって、高齢者の介護にどのように対処すればよいのかと悩んでおられるということをしばしば聞くことがあります。
有料老人ホーム、特別養護老人ホーム(特養)などといった施設入所型を選択するのか、在宅での介護とするのか、そこが最初です。
3月29日に小規模多機能居宅介護の施設として「ぶどうの家 芹橋」(芹橋2−9−42)がオープンいたしました。
サービスには「通いサービス」「訪問サービス」「宿泊サービス」があります。このように羅列しても、どのようなサービスなのか分かりづらいのですが、介護サービスについては、まず介護認定を受け(要介護・要支援)て、それからケアマネージャーさんと介護計画を策定することが入り口です。
運営されているNPO(特定非営利活動法人喜房会)の代表は、とても心優しい方です。
しかし、この高齢者介護問題については、スタッフの確保や、今問題になっている「働き方改革」との関係からいえば、しっかりとした人的確保策を押さえておかなければならないのも事実です。国の施策・地方の施策の根本がとても大事なことだと痛感しています。
「2025年の壁」と言われはじめてから10年近くになりますが、果たして近年はそのことについての認識が担当部局(国・地方)に浸透しているのかどうかと思うことがあります。あと10年もせずに2025年が訪れます。