小規模多機能居宅介護

周りに高齢者を抱えておられる方にとって、高齢者の介護にどのように対処すればよいのかと悩んでおられるということをしばしば聞くことがあります。

 

有料老人ホーム、特別養護老人ホーム(特養)などといった施設入所型を選択するのか、在宅での介護とするのか、そこが最初です。

 

3月29日に小規模多機能居宅介護の施設として「ぶどうの家 芹橋」(芹橋2−9−42)がオープンいたしました。

 

サービスには「通いサービス」「訪問サービス」「宿泊サービス」があります。このように羅列しても、どのようなサービスなのか分かりづらいのですが、介護サービスについては、まず介護認定を受け(要介護・要支援)て、それからケアマネージャーさんと介護計画を策定することが入り口です。

 

 

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運営されているNPO(特定非営利活動法人喜房会)の代表は、とても心優しい方です。

 

しかし、この高齢者介護問題については、スタッフの確保や、今問題になっている「働き方改革」との関係からいえば、しっかりとした人的確保策を押さえておかなければならないのも事実です。国の施策・地方の施策の根本がとても大事なことだと痛感しています。

 

「2025年の壁」と言われはじめてから10年近くになりますが、果たして近年はそのことについての認識が担当部局(国・地方)に浸透しているのかどうかと思うことがあります。あと10年もせずに2025年が訪れます。

 

 

 

 


日本の人口減少の原因

以前に、増田寛也氏が主宰する日本創成会議が消滅可能性のある自治体を公表(2013年12月)し、大騒ぎになりました。その結論(予想)の是非はともかくとして、政府の「地方創成」の将来像が全く見えてこないことが疑問でなりません。

 

官民一体となった賃上げの方向性に、疑問を感じた人たちもあったはずです。政府が号令をかけて企業(といっても「大企業」だけです)が、それに応じてベアや働き方を改革しようとしています。

 

しかし、そのようにしようとすることで、逆に首都圏への労働人口の集中を招いていて、結果、「保育園が足りない」などという結果を招いているのではないでしょうか。

 

ITCがこれだけ発達したのですから、企業が地方に展開することは十分に可能なはずです。法人税を欧米並みに引き下げようというのであれば、その企業が地方にどれだけ貢献しているかの判断をし、そのような企業の法人税を優遇することができないのでしょうか。

 

その尺度を労働者の人数に置くのか、事業所ごとの売上高とするのか、あるいは他の指標を用いるのかは検討しなければなりませんが、忖度のないような「数字」としての指標を定めて、例えば労働者の数が首都圏で30%未満、50%未満、80%未満、それ以上などと区別をし、その割合に応じて法人税を増減することにすればよいでしょう。そして、その労働者数も、派遣や契約社員などを含むのではなく、正社員だけで考えれば、労働条件の格差問題も解消するのではないでしょうか。

 

あくまでも経済に素人の一地方議員の考え方ですから、一笑に付されてしまうかも知れませんが、弱体化する地方の再起策として、考える余地があるのではないでしょうか。

 

今や、名古屋ですら首都圏に移住する女性の数が増加し続けているとも言われています。ましてや、リニア新幹線が開通すれば、このような動きはより一層鮮明になるのかも知れません。

 

その前に、経済団体に号令をかけて、官製春闘と同じように取り組むべき課題ではないでしょうか。

 

 


森友問題の分析

週末は大相撲の優勝に沸きました。その陰で森友問題でいくつかの新しい記事が掲載されました。

 

私が予想していたとおり、おかしな内容だという記事です。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170326-00010010-agora-pol&pos=1

 

確かに、FBでの反論が「私人」としてのものであるのかどうかというのは疑問でしたが、そこをバッサリと郷原弁護士が分析しています。

 

しかも、野田元総理が発言した内容(夫人は海外以外では1人で電車で移動http://www.asahi.com/articles/ASK3V6FQDK3VUTFK00P.html)をはじめとして、様々に安倍総理夫人の特異性を紹介しているものがあります。

 

そろそろ「証人喚問」の話が現実味を帯びてくるのではないでしょうか。


平田こども園竣工

3月26日。いつもと違って日曜日に行事が入りました。平田こども園の竣工式でした。

 

 

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内部は県内産の木材が多用されています。木の香りや温もりを、子どもたちが感じてくれることでしょう。

 

 

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可愛らしい椅子が並んでいて、ここに座る子どもたちの楽しく元気な顔を想像して、思わず嬉しくなりました。

 

それぞれの部屋で椅子の高さが少しずつ違っていて、工夫が感じられました。

 

土曜日にこのこども園に通うことになった子どもの保護者の方に話しを聞くことができましたが、従来の「幼稚園」「保育園」とは違う仕組みに若干戸惑っておられるようにも感じました。

 

 

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トイレが小さくて、かわいい色でドアが作られ、ここでトイレの練習をするのでしょう。

 

 

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天井が高く、開放感があり、子どもたちがのびのびと過ごせそうです。

 

新しい建物、新しい仕組みが、どうぞ上手に機能しますように。

 

 

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Twitter政治の危険さ

次のような記事がアップされています。https://news.yahoo.co.jp/feature/559

 

アメリカ大統領の政治手法についての記事です。

 

まず、嘘の情報を世界中の人々に撒き散らすことの危うさに、ご本人が気づいていないことに、超大国の大統領としての資質の欠如を感じます。

 

何の証拠も出さずに「たった140文字」で言いたい放題であっては、他の国の大統領や首相から信じてもらえると思っているのでしょうか。「自分が獲得した票数は過去最高であった」「大統領就任式の参加者は前任者の時よりも多かった」など、誰が見ても嘘だと分かることを、わずか140文字の中の世界に発信していることに後ろめたさを感じていないのでしょうか。

 

国家は企業とは違います。企業でなら従業員は保身のためにたとえ間違っていることでも「Yes」と言うでしょう。しかし、この大統領は、反対の世論を敵に回してもフェイク・ニュースを流しているのです。

 

A・クリスティの「そして誰もいなくなった」ではありませんが、ふと気づいたときには誰も後ろについてくる人がいないという事態に陥るのではないでしょうか。

 

今や、世界中の人々は瞬時にニュースを知り、そのことが事実であるのかどうかの判断をすることができる時代です。

 

とても付き合っていられないと、多くの報道機関はこのことについての批判を止めたようにも感じますが、もういい加減にTwitterによる発信を止めるべき時が来たのではないでしょうか。


森友学園問題

いよいよ明日23日に森友学園理事長の籠池氏の証人喚問が行われます。どのような発言が行われるのか気になるところではありますが、本会議最終日です。

 

さて、大阪府がようやく重い腰をあげました。すべての発端は橋下府知事(当時)の認可基準の変更があったからです。幼稚園のみを運営していて借入金のある学校法人が新規に小学校を設置することを許していなかったものを、可能にしたことです。よしんばこれを是とするのであれば、財務上の問題がないのかについて慎重の上にも慎重に審査すべきであったはずです。しかし、そこのところが甘かったと言わざるを得ません。

 

しかも、本来「自己所有地」に建物を建てることが絶対条件であったはずのものが、「財務局から売却する」という情報が入ったからと認めたことにも問題があります。その証拠を出さずして、当時の担当者を処分するために調査をするというのもおかしな話しです。

 

あくまでも、大阪府としては提出された申請書に基づいて審査すべきであるにもかかわらず、どこから「財務局の情報」を入手したのでしょうか。つまり、「受け身」であるはずの大阪府が「積極的に」情報収集をしていたとすれば、そのことがおかしいのではないでしょうか。

 

そこには、大阪府の誰か(どこかの部署)の意思が働いたと言わざるを得ません。

 

どうやら大阪府にも大きな火の粉が飛びますし、このことは8億円の値引きと共に確認すべきではないでしょうか。

 

20日には都議会の100条委員会で石原元都知事の喚問がありましたが、案の定、成果なく終わってしまったように感じます。そのようにならないように祈るばかりです。

 

 

 

 


梅林

3月19日。彦根城の梅林へ出かけました。

 

 

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午後5時から開放され、園内にはキッチンカーも待機しています。

 

 

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梅はまだ3分咲き程度ですが、多くの市民や観光客が訪れていました。

 

 

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この梅林は昭和25年に米蔵跡に植えられたもので、65年以上が経っています。

 

 

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自動点火式のランタンの貸し出しもされていて、暗くなっても明かりは確保されています。

 

 

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外国人の方の姿も見かけました。

 

 

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築城410年祭の一環です。数多くの皆さんのお越しお待ちしています。

 

 


国宝・彦根城築城410年祭開幕

3月18日。国宝・彦根城築城410年祭が開幕いたしました。

 

彦根城能舞台で開幕式典が行われました。

 

 

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小出英樹実行委員長の挨拶の後、彦根市長の祝辞の他、今回は大河ドラマ「おんな城主 直虎」放送中ということもあり、浜松市長もお越しいただきました。

 

 

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第二部では、四代目玉田玉秀斎さんの記念講談「天下泰平・彦根城」がありました。

 

 

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約1時間のセレモニーのあと、母校の前で法被の後ろ姿の写真を撮りました。

 

 

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ちょうど、人力車が走っていました。観光にもご利用いただけます。

 

33年ぶりの豪雪を越え、春らしい一日の開幕セレモニーでした。

 

どうぞ、全国から多くの皆さまにお越しいただきますように。

 

http://hikone-410th.com/

 

 

 

 

 


ひこにゃん、4つ目のポーズ

ひこにゃんに4つ目のポーズが誕生しました。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170317-00000026-kyt-l25

 

今日、3月18日。国宝・彦根城築城410年祭が開幕し、それに合わせての新ポーズ発表です。


除雪関連質問

いよいよ9日で一般質問が終了しました。

 

ところで、今回の議会では除雪(1月24日の33年ぶりの大雪)関連の質問が1会派(代表質問http://www.city.hikone.shiga.jp/cmsfiles/contents/0000004/4496/2902daihyou.pdf)・4人(個人質問http://www.city.hikone.shiga.jp/cmsfiles/contents/0000004/4496/2902kozinn.pdf)で取り上げられました。

 

ちなみに、1月の降雪量は次のとおりでした。http://www.jma-net.go.jp/hikone/kikou/kikou_files/kishougeppou/w201701.pdf

 

そして、昨日の北川議員の質問については京都新聞滋賀版にも取り上げられる結果となりました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170308-00000026-kyt-l25

 

本日の地元新聞では、どのような扱いになるのでしょう。

 

要は、市長が1月25日の国土交通省への要望陳情に産業界の方たちとともに、前日から上京して、24日の朝に東京麹町からFacebookに投稿したことに記者の皆さんが反応したというものです。

 

もとより、彦根では交通が大混乱して、大変だったのですが、市長の投稿については、その当時、「炎上」したのかどうかについては報道されなかったと記憶します。

 

アメリカの大統領のTwitterが問題になっていますが、それはリアルタイムでの反応です。

 

確かに、聞こえてきた話しでは、市立病院に救急搬送しようとした救急車が病院に到着できなかったということは聞こえてきました。ただし、余りの雪のため、状況の把握もできない状態でした。

 

これで、市長のFacebook関連のトラブルは2件目です。しっかりと地元のことを把握した上で、投稿すべきだということに尽きます。そして、市長は市民の暮らしを守る最前線にいなければならない存在です。

 

 

 

 



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