週刊文春(3月26日号)

週刊文春の3月26日号が発売されました。森友問題で文書改ざんを指示され、自死された財務局職員の手記が公にされたのです。

 

桜を見る会問題が尾を引く中、この問題で告発された官僚が不起訴処分になったことが、改めて検察審査会に申立がされることが考えられます。そして、このことは検察庁人事における定年問題とも密接に関係しています。

 

さて、私はここで森友問題を追及しようというのではありません。「虚偽答弁」が如何に問題であるのかを問いたいと思うのです。私は、平成30年2月定例会で、市長から「虚偽答弁をしない」という宣言をしてもらいました。その答弁を引き出すことができたのは3回目の再質問でした。

 

昔から「嘘つきは泥棒の始まり」などとされていますが、この森友問題では当事者が自死を選ばざるを得ないくらいの問題であるということです。

 

庁舎耐震化工事においては、ありもしない耐震化工事の材料(「10分の1ほどで工事ができる」という趣旨の説明)の話をしてみたり、旧市民体育センターの取壊しにおいては彦根市からしつこいくらいに「世界遺産に関係するから」と取り壊すことを県から言わせる文書を提出しているのも関わらず、「県からの要請」で取り壊すことになった、と説明するなど、どう考えても理屈に合わない答弁が繰り返されてきました。

 

彦根市では自死した職員はありませんが、詰め腹を切らされた人がいます。

 

新型コロナは国難かもしれませんが、その国難を乗り越えるに当たって先頭に立つべき人物が、このような人物であっては、国民の誰もが、信頼できるのかと疑心暗鬼になっています。

 

桜を見る会の問題では、もしかしたらホテルの広報担当者が左遷されているかも知れません。でも、そのようなことにはお構いなしに政権の維持に腐心しているのだとすれば、これほど傲慢で自分勝手なことはありません。

 

本当に国民、市民のことを考えているのであれば、到底できない芸当だと思わざるを得ません。

 

市民に苦労を強いることに繋がるような予算であっては、自治体という枠組みだけが残り、市民の誰もがついていかない世の中になってしまう可能性があります。

 

 

 

 


令和2年度予算

あるコンビニのオーナーが「今年の予算はどうなるのでしょうか?」と聞いてこられました。市民の中には市政に関心を持っている人たちがかなりおられます。それだけ昨年の当初予算否決という事態にインパクトがあったのだと思います。そして、11日の予算常任委員会での否決という事実があったからです。

 

私は、4日の本会議での個人質問で「実質単年度収支」を取り上げました。これは、平成30年度に財政調整基金に11億円を組み入れて、その上で21.5億円の財政調整基金を取り崩したことによって、実質単年度収支が改善したように見せかけたのではないかという疑念が残るからです。

 

某自治体で会計管理者を務めた友人に聞きましたところ、財政調整基金を取り崩す一方で、財政調整基金への組入を行うことは寡聞であるという見解が返ってきました。時間が取れれば一度、詳細な計算を友人としたいところですが、そのような時間が取れるかどうかです。

 

そのような彦根市の財政を考えていた中、3月14日付のしが彦根新聞の「メモ帳(記者の感想記事)」が次のように書いています。

 

 

20200314001

 

 

議会に対する大きな宿題です。山田記者からの強いメッセージを、議員一人ひとりが、そして理事者側においても市長の「短絡的な思惑」や「自己保身」という批判に真摯に向き合わなければならないはずです。

 

また、Facebookの「彦根市議会を見守る会」にも、厳しい意見の書き込みがあります。

 

このように書き連ねてきた中、新型コロナによる東京オリンピック延期の可能性に言及する週刊朝日のオンライン限定記事が配信されました。それによると、日本国内で新型コロナが収束しても、ヨーロッパや南北アメリカ大陸、オーストラリアなど、時間差で蔓延しつつあるこの感染症について、安易に考えてはならず、オリンピック延期となったときに生ずる7〜8月の政治的空白を、衆議院解散ということで政権への信頼回復のテコに使おうとしているのではないかとの観測をしています。その際には、消費税の減税が打ち出される可能性があるとまで推測しています。

 

もちろん、消費税減税は市民にとっては手元の現金が目減りしないことに繋がりますが、政治を預かる人間にすれば、消費税を財源とした各種施策がどのようになるのかと言うことまで考える必要があります。また、増税においては準備に相当の時間が必要であるのと同様に、「来月から消費税減税」などということができる訳ではありませんから、一段と消費意欲の減退が起こり得ることも想定する必要があります。これは社会システムそのものを再構築しなければならないほどの大変革であって、地方自治体の及ぼす影響は計り知れません。当然に福祉・教育に対する財源が大きく減少することになりますから、社会的弱者へのしわ寄せが起こり得るのではないでしょうか。

 

常に最新の情報を手に入れつつ、彦根市の未来を考える責務が、議員にもあるのではないでしょうか。

 

そのことを心がけながら議員活動に立ち向かいたいと思います。

 

 

 

 


採決における造反

新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正案の採決において、立憲民主党の山尾志桜里議員が造反したとのことです。

 

彼女個人のこれまでの行状については問題がありましたが、法律解釈の問題でトラブル続きの法務大臣と同じ司法試験合格者であっても、その立ち位置の違いが明確になりました。

 

彦根市議会でも、23日には令和2年度一般会計予算などの採決がありますが、11日の予算常任委員会で公政会の委員の賛否の行動が分かれたことから、どのような結果になるとしても、予算常任委員会での態度と異なるようでは、有権者の理解を得ることはできないと思います。

 

議員は常に信念を持って、「市民のために」はどのような結論が良いのかを考えて行動すべきだと思います。私たち議員は市政を監視することも一つの大きな役割です。市長のために政治をしているのではありません。

 

谷口委員が反対討論で取り上げたのは、ジョージア国(ムツヘタ市)への派遣費用のことでした。市民の皆さんで、なぜ彦根市がジョージア国との交流を進めようとしているのか、どのような共通点があるのかなど、認識されてなどいません。私は常日頃から、国際交流は市民同士の交流が基礎にあって、行政はその後押しをするべきであると考えています。

 

例えば、ミシガン州と滋賀県、アナーバー市と彦根市。大きな湖があること、大学があり学術的な町であること。これらの共通項があったればこその姉妹州県、姉妹都市であって、それぞれに民間での交流が長きに亘り続いた上での締結でした。その間は行政からの支援はなかったはずです。そのようなことは、国際交流協会の会長を経験された市長であれば当然にご承知の筈で、ならば、ジョージア国と彦根市との共通点は世界遺産がある所と、世界遺産登録を目指しているところだけとしかありません。それならば、他にいくつも世界遺産登録された城に関係する町があります。

 

かつて副市長をされていた方に、市長が「オリンピックのホームタウン事業」でスペインに行くから、その途中で世界遺産に登録された城のある場所はないかと問いかけたからであったと記憶します。

 

余談はさておき、谷口委員は、財政が厳しい折に、わざわざジョージア国に行く必要性があるのかという問いかけでした。市民に不便や不都合を求めざるを得ない市長のすべきことではないと思います。

 

物事の優先度、尺度をどのように持つかと言うことは政治を行う者としてはとても大事なことです。それこそが、「お友だち内閣」と批判されている総理の行動パターンと軌を一にするものです。

 

そういった市長の自制心が認められない予算であっては、市民の不幸は増すことはあるにせよ、幸福が増すことはありません。

 

 


当初予算案の否決(予算常任委員会)

咳が止まらず(と言っても新型コロナウイルスではありません)、診察の結果、普通の風邪でした。申し訳なく思っておりますが、2日間、予算常任委員会を欠席させていただきました。そして、3月11日。予算常任委員会の最終日に出席を致しました。

 

昨年9月定例会で紙おむつの助成に関する請願書が全会一致で採択されたことを受けて、令和2年度予算案には組み入れられていなかったことについて質疑を致しました。

 

大久保市長は7年前の公約において、「福祉は現場です。国の制度では救い切れない市民が数多くいます。市独自の政策が何としても必要です。」とした公約であるにもかかわらず、9月定例会での私の質問に対して自ら答弁することもなく、福祉保健部長から答弁があったので、私が重ねて「これは大久保市長の公約ですので、ご自身が答えていただきたいと思います。」と再質問をしたのに対しても、「先ほど福祉保健部長がお答えしたとおりでございます。」と、自らの公約に対する思いが全く伝わってこないものでした。

 

さて、3月11日の予算常任委員会で、改めてこのことについて質疑をしました。また咳が出ましたので、少しの間、席を外して、採決に臨みました。

 

結果は、賛成が5、反対が6(次の4委員と、私及び小川隆史委員)ということで、委員会としては否決という結論に至りました。反対討論には獅山委員、北川委員、谷口委員、角井委員が立ちましたが、賛成討論はありませんでした。

 

もしも、咳のせいで、予算常任委員会の最終日を欠席していたら、賛否同数という結果になっていたのです。この場合は委員長の判断によることになっていたところでした。

 

理事者側が予算の修正なりの態度を示すことがなければ、昨年に引き続き当初予算の否決ということも想定しなければならないでしょう。

 

予算案についての記者発表で、市長が「議会対策というよりも、予算編成の中で事業見直しまでいかずに、編成できた結果」と発言したことを、私は2月定例会の個人質問で取り上げましたが、これからの1週間余り、市長以下がどのような態度を示してくるのか、あるいは表面的には素振りを見せず、議員個人個人に働きかけをするのか、混沌としてきましたが、正面からの議論・行動を望むものです。


質疑・一般質問

3月4日は私の登壇日。個人質問では11番目でした。商工会議所女性会のメンバー(16名くらい)が研修委員会の企画として傍聴に来て下さいました。代表質問の日に個人質問が1人でも入っていれば、私の登壇時間と女性会が傍聴に来られるタイミングが合うかも知れないと思っていましたが、ずれ込んでしまって、私は午後からの登壇になりました。でも、何人かのメンバーは再び議場に戻って下さって、私の質疑・質問を聞いて下さいました。ありがとうございました。

 

さて、今回は少し欲張ったせいで、項目数が多かったのと、市長への再質問に時間を取られてしまって、幾つかの質問が積み残しになりました。質問時間(30分)の制約があって、収まらなかったのです。

 

ということで、本庁舎工事の施工監理に関する質問は6月定例会に持ち越すことになりました。

 

そして、本来なら4日の個人質問の後にあるはずだった追加議案の説明会は5日に延期になりました。

 

ところが、5日は9時00分の開会予定時刻になっても、一向に理事者側席に人がいませんでした。

 

県内で新型コロナウイルス感染者が見つかったと言うことで、中央町の仮庁舎(危機管理室)で対策会議が開かれていて、一旦、午前9時09分に議長が開会を宣言したものの、直ちに休憩に入りました。

 

ネット中継では午前11時00分に再開予定と出ていたようですが、これも延期になり、午後1時00分に変わったそうです。

 

しかし、5日に登壇予定であった5人はやむを得ず質問を取り下げて、行政の緊急事態への対応を優先しました。

 

このような経験は初めてでしたが、すっきりとした気分ではありません。折角のネット中継設備があるのですから、これを活用して市民に説明があっても然るべきだったと思います。

 

このような非常時にこそトップがリーダーシップを発揮すべきですし、そうでなければ480億円の予算を預けることはできません。

 

 

 

 

 

 



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