藤一地方選を前にしての暴論

とある週刊誌に「地方議員のなり手不足問題の解決策  いっそ『議会廃止』を」というのが出ています。ネットの記事で探し当てました。経営コンサルタントが書いた記事です。

 

一面では当たっているところもありますが、開かれた議論を封殺する現在の政権に相通ずる議論だと感じます。

 

一方で地方議会をこきおろしていますが、最も問題なのは国会ではないでしょうか。特に政権与党の議員です。「クロをシロ」と言いくるめるのが閣僚や官僚だとでも言うような言動が目立ち、それについて何も考えず、と言うより、次の選挙での公認を貰うために追随しているのではないでしょうか。

 

地方議会では、住民の血税を如何に適正に使うのかという視点で正論を唱えている議員が数多くいます。東京に住んでいると、ミニ国会のような権力構造の中、権力の中枢に近づきたい議員がいるように思いますから、そのように考えれば情けない状況だという判断しかできないと思います。

 

いま、彦根市では本当に市民のためになるかどうかを見極め、そのために数は少ないものの頑張っている議員がいます。地元紙もそのことに気づいていて、しっかりと報道してくれています。

 

条例案にしても、可決させてはならないものについて、それを止めることができるのが議会であり、そのために私をはじめ市民に寄り添い、心ある議員は抵抗をしているのです。

 

例えば、消費税率引き上げを前提とした公民館利用料や駐車場料金値上げが提案されています。本来ならば現在の税込金額の1.85%増しが消費税率の引き上げ幅(2%)に沿った新料金のはずです。しかし、市長が湯水の如くハコモノに使い、使おうとしていることが原因で、事業の縮小と同時に値上げを考えたようです。しかし、提案理由には単に「消費税率の引き上げにあわせ」としか示されていません。少なくとも議案の概要説明においても原価割れとも言える状況があるから引き上げるという説明がありましたが、現実にどの程度の「原価割れ」が生じているのかという「言い訳」は示されません。

 

本当に引き上げなければならないのであれば、丁寧な説明は必須であり、そのことに手を抜くようではとても市民の、そして議員の理解が得られるはずはありません。

 

このように食い止めるべき場所があるからこそ、市民生活を守り文化と伝統を守ることができるのではないでしょうか。

 

 

 

 


市民の反応

昨夜の予算常任委員会には、採決の結果が気になるので夕方から傍聴しました。町内の方が傍聴されていて、そろそろ委員会での採決に入るからという連絡が入りましたので、赴きました。

 

市民の傍聴が2人。新聞記者が5人。予算案の採決前討論では4人が発言。昨夜の速報でお知らせしましたとおり、4人とも反対討論でした。反対の理由にはいろいろとありましたが、その主なものは市民が楽しみにしているイベント(花火大会・総おどり・お城まつり奉告祭など)について削減すること、そのプロセスの問題(実行委員会主催事業を彦根市単独で廃止・中断を公表したこと)、教育にかかる予算を削減すること、舟橋聖一文学賞という歴史があり、ご本人やご遺族の思いを無視すること、住宅リフォーム補助を中止すること、などなど。

 

兎に角、市長はいろいろな事業の持つ過去からの歴史や実績を全く考慮せず、予算削減を実施しようとしていることへの批判が集中していました。

 

市長が本会議で発言していました「(事業の)スクラップ&ビルド」については、それぞれの事業の本質を勉強していないことに尽きます。また、採決後の記者の囲み取材の中で市長は、予算編成作業において担当の部署が上げてきたものだというような発言があったようです。議会には予算編成権がなく、あくまでも市長にしか編成権が認められてないことの責任を感じていないのではないでしょうか。

 

採決後、町内の傍聴者の方たちと辻事務所で20日の本会議採決までの予測などを話していましたら、自治会長経験者の方たちが電気が点いているのを見て、午後10時まで話し合いに加わって下さいました。

 

千鳥ヶ丘自治会では、私が12年前に議員に当選してからというもの、政治への関心が高まり、地元紙の記事・投書に目を通して政治のあり方への思いが伝わってきます。2時間にも及ぶ議論の中で、市民の本当の気持ちを伝えなければならないという議員の使命を強く感じました。

 

 

 


予算常任委員会で否決

3月12日午後7時30分。予算常任委員会で平成31年度一般会計予算案の採決がありました。その前に討論がありました。しかし、討論に立ったのは4人。しかも4人とも反対討論。

 

そのような経過からすれば、全会一致で反対かと思いますが、残念ながら3人が賛成しました。賛成なら賛成討論をすべきではないでしょうか。

 

いずれにしても最後は20日の本会議での採決です。

 

 


予算常任委員会

金曜日から始まりました予算常任委員会が大混乱です。傍聴してきました。

 

月曜日には、花火大会が議題に上がりました。議会に提出された予算削減の一覧の中に、「花火大会の中断」の文字がありました。しかし、花火大会は彦根市や観光協会などで組織する実行委員会が主催しているものです。中学生でも分かる理屈ですが、花火大会を中止するなど、重要事項は実行委員会で決めるべきことがらであって、彦根市単独で「中断」を決めるべきではありません。

 

何度かの会議中断のあと、ようやく「中断という表現」が間違っていたことを理事者側が認めました。

 

しかし、その後に出てきた「ならば、予算を復活するのか」という質問に対して、市長は「予算は復活しない」と答弁しました。

 

しかも、議論の中で出てきた松原での実施が無理なら、他の会場を検討したのかという質問には、検討していない、という答弁。最初から「行わない」ということが決められていたようで、これでは議論の余地はありません。

 

残念ながら、そのあとの用事が迫ってきましたので、結論は明日の新聞に期待したいと思いますが、これでは対決姿勢を増幅するばかりで、とても大人の会議ではありません。

 

明日の予算常任委員会最終日の採決がどのようになるでしょう。より一層、溝が深まるかも知れません。

 


市民の関心

先日来、このブログにも、そして地元紙にも数多くの記事が出ています。「花火大会の中断」「彦根ばやし総おどり」の廃止など、平成31年度当初予算の問題点です。

 

特に、これらのイベント関連の他にも、児童・生徒の机・椅子の補充の延期や学校図書室の蔵書購入費の減額や市立図書館の蔵書購入費も減額されようとしています。また、公民館等の利用料も消費税率引き上げ時に、最大30%以上の値上げや各地区公民館の自主事業の削減など、文化・教養などへの予算配分が軒並み減額されようとしています。

 

これらのすべては、市長の失政のツケを市民負担に押しつけようとするもので、財政悪化の責任を取ろうという意識が市長にないことが明らかになっています。

 

ところが、お目にかかる多くの市民にとっては、ご自身に関心のあること以外には、お話しをしても関心が高いと言うことができません。これは、ある意味、市民の生活に気持ちのゆとりがないからであって、結局のところ政府が言う「経済の好循環が生まれている」というのが幻想でしかないということに尽きるのだと思います。

 

多くの同僚議員にも市民の方々から予算の問題点が訴えられていますが、それを全般的に訴える責任が議員に委ねられているということであって、私たち議員は心して採決に臨む必要があると考えています。

 

特に、花火大会や総おどりなどは彦根市の他、各種団体で構成する実行委員会が主催しているものであって、彦根市が「中断する」とか「廃止する」と一方的に宣言できるものではないはずです。それを議会の中で平然と公言するわけですから、民主的な事業実施などお構いなしであるということです。

 

このような「独裁」「独善」の政治手法を許してしまえば、彦根市がこれまで培ってきた歴史や伝統を破壊することになります。これを市長は「スクラップ&ビルド」だと表現していますが、市長は単なる「デストロイヤー(破壊者)」でしかありません。

 

今後の常任委員会や本会議において、徹底的に抵抗をしますが、このような手法を許している理事者に対しても不信感を抱かずにはおれません。

 

 

 

 

 



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