琵琶湖塾

田原総一朗さんが主宰されている琵琶湖塾については何度か紹介をいたしましたが、今回は滋賀県立大学(彦根市)での開催でした。

9月29日、今回の講師は2003年から5年間、民間から初めて東京都杉並区の区立和田中学校校長に就任された藤原和博さんを迎えての公開講座でした。


県立大学


藤原さんはリクルートに勤めた後、和田中学校の校長を経て、現在は大阪府の特別顧問をされています。

日本は、1997年をピークに成長社会から成熟社会へと移り、情報処理力中心であったものが、情報編集力が求められる時代へと移行し、それに対する適応力が必要な時代へと変わっているというものです。

子ども達を育てるときに考えてほしいことは、居心地の良い方へ誘導していると、子どものクリエイティビリティが失われてしまう、ということでした。このことは前日に話を伺った「おにぎり保育園」と相通ずるところがありました。

和田中学校は、区内23校中22番目だった学力が6年目でトップへと急上昇した。現在も民間出身の校長が引き続き頑張っておられることがよいことなのかも知れないと感じました。

このような変化は、一人ひとりの中学生に「何故勉強をするのか」を、社会人の先生を招いて共に考えることから生じた変化だと説明されました。

私は、いつものように事前に調べたことを題材に質問をしました。
1点目は、和田中学校でのモンスターペアレンツに対する対応。
もう1点は、制服のリサイクルについてです。

1点目については、保護者及び地域からのクレームはすべて校長が対応し、担任の教師には対応させない。校長にはどのようなクレームも受けて立つという度量がなければならない。そういう意味からも民間からの校長の登用は大切なことだ、という答えでした。

2点目の制服リサイクルについては、詳しくは同校のホームページをご覧になっていただきたいのですが、サイズが合わなくなった制服や卒業で不要になった制服をリサイクル用の箱に投入し、その制服が必要な生徒は自由に持ち帰り再利用できるというものです。

校長に就任して2年目に丸洗いできる制服に変えて、このことが始まったそうです。嘉田知事が提唱されている「もったいない」の精神とも合致しているこのシステムですが、多くの学校でもこの運動が広まり、「環境」と「経済性」という視点から取り組んでいただけると地球に優しい学校づくりができるのではないかと感じました。
 

商工会議所女性会視察研修会

少し、あちこちでの勉強会などが重なり、更には明日から議会総務常任委員会の視察が入っているため、纏めてのアップとなります。

9月28日、彦根商工会議所女性会の「県商女性連近江八幡視察研修会」に参加いたしました。

視察先は、近江八幡市。NPO法人子育てサポートおうみはちまんすくすく理事長と、和菓子・洋菓子で有名なたねやの運営する「おにぎり保育園」園長の講演。それと近江兄弟社学園の視察です。

その中から印象に残った「たねや おにぎり保育園」について報告いたします。


出発前に


おにぎり保育園の池本加奈園長の講演では、この保育園は2004年10月に無認可保育所として、たねやの従業員1,600名のうち7割が女性であり、結婚・出産後も働いていただきたいとの思いから、企業内保育所として開園されたものです。

「おにぎり保育園」の由来は「お母さんが作ってくれるおにぎりが一番おいしい」というところから名付けられたそうです。

無認可を続けている理由としては、国が定めた規格にあてはまらなくてもよく、広場は自然を生かし、築山があるだけで、保育園・幼稚園の定番の遊具である滑り台やブランコはないというところでしたが、補助金が少ないだけに、企業に依存しなければならないという財政面での脆弱性を抱えているということでした。

建物は便利さを追求せず、自然環境を優先し、上水道栓はレバー式でなく、蛇口をひねるタイプとし、石鹸もわざと固形石鹸を使用しているそうです。

便器も大人用を使用して、うまく使えるように努力させるようにしているということです。

こういったことは、大きくなってからの様々な場面での適応力をつけるために必要なことだと言えるでしょう。

建物自体は平家造りで、素足で走り回れるように床暖房を施してあるそうですが、外に出る時には靴下を履かせるそうです。しかし、その時には保育士は手伝わずに、自分で靴下を履く習慣をつけることにしているそうです。

中庭で野菜をつくり、その収穫をして調理して食べる。食材の臭いを感じさせて五感を発達させ、そのことによって食べる意欲が湧くようになるそうです。

調理をする様子が見られるように、オープンキッチンとして、調理とはどういうものかを教えているのだと思います。さすが、食物関連の企業内保育所だと感心しました。

「ごっこ遊び」でおままごとをさせ、道具を使い、水の音、食材を切る音などを体感させるのだそうです。

家庭の教育力が弱くなっているので、保育士の資格があって専門知識はあっても、掃除機が使えない、洗濯物の干し方が分からない者には、一から体験をさせて学ばせているそうです。

このようにして企業内保育所としてユニークな存在であることから見学者が多く、中でも三重県のロート製薬では同じような「さくらんぼ保育所」を開園されたと結ばれました。

その後、ホテルニューオウミでの昼食をはさんで、近江兄弟社学園を視察いたしました。


八幡にて


近江兄弟社学園は、保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校を運営するキリスト教を拠り所とした学園で、「地の塩 世の光」を学園訓として1922年に創立した歴史を有しています。


兄弟社02


兄弟社01


兄弟社05


兄弟社03


いろいろなことを学ぶ機会を得たことに感謝しつつ。

 


虫の音を聞く会

昨夜の同窓会実行委員会を受けて、屋形船の船着き場へ予約の確認に行き、「虫の音を聞く会」を開催している玄宮園に行って参りました。

今回の同窓会では、初めてオプショナル・ツアーの企画をいたしました。

その一つは母校見学ツアーで、もう一つは彦根城内の内濠を運行している屋形船の乗船コースです。

母校見学ツアーは、大学の校友会などでも企画されていますが、なんといっても卒業以来40年以上が経っているので、多くの県外に出て行った同窓生には懐かしさと同時に変わったところを見ていただくことができるよい機会として考えました。

今回の同窓会は、会場をJR彦根駅近くのホテルとし、宴会開始の3時間半前にホテルを出発して、徒歩で彦根城などを回って、城内にある高校を見学しようというものです。学校側にお願いをして、同窓会担当の先生が出ていただいて、案内もしていただけるとのことです。

私たちが入学する少し前に建設された鉄筋校舎はそのままで、昭和56年のびわ湖国体のために新築された体育館や明治天皇が軍事演習を視察に来られた際に建てられた御座所も移築しており、40年前の記憶との違いを知ることで、再び母校への愛着が湧くのではないでしょうか。

ちなみに、母校からは全国の公立高校では最多となる5人の国会議員を輩出し、更には県議会でも最大の卒業生議員を抱えていて、市議・町議にも多数を輩出しています。ちなみに、私の同級生だけでも知る限りで、県議1人、市議2人、町議1人がいます。

そして、もう一つは母校見学ツアーを途中から屋形船に乗るコースで、もちろん 母校見学ツアーに合流します。

昨夜の実行委員会の後で、メールで予約をしてありましたが、「虫の音を聞く会」の会場前が屋形船の乗り場ですので、確認のために伺いました。


屋形船船着き場


若い人たちが一生懸命に取り組んでいるこの屋形船はNPO法人小江戸彦根が運営しており、3月から11月の毎日10時から毎正時に16時まで、1時間ごとに運行しています。今は「虫の音を聞く会」にあわせて夜間も運行しています。

普段とは異なる角度からの彦根城の風景と、ガイドの方の彦根城を知り尽くした案内は、素晴らしいものがあります。

小江戸彦根のパンフレットによれば、江戸時代に彦根藩には120隻以上の船があり、琵琶湖の制水権を握っていたことがうかがえます。そして、彦根から京都の御所までを3時間を切っていたとあります。東海道線が電化されるまでの時代には、彦根から京都まで1時間半以上かかっていたはずですから、その快速ぶりには驚かされます。

小江戸彦根から写真を頂戴いたしましたので、掲載させていただきます。


屋形船03


屋形船05


これからも、しっかりと頑張っていただくように願います。


さて、「虫の音を聞く会」に行かせていただきました。


虫の音を聞く会



玄宮園に入ると、入口で、観光協会宿泊部会の方たちも待機しておられ、「ひこにゃん提灯」の貸し出しをしておられました。


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確かに、ライトアップをしてあるとはいえ、園内は暗い場所も多く、ひこにゃんの提灯はよいアイデアだと思います。


提灯


園内には観光客や市民の方々が訪れておられ、抹茶を飲みながら虫の音と彦根城・玄宮園の素晴らしさを堪能しておられました。


観客


「虫の音を聞く会」は今月末で終了しますが、11月には「錦秋のライトアップ」が再び催されます。

是非とも素晴らしい季節に、紅葉した玄宮園の美しさに触れていただきたいと思います。


玄宮園にて


秋の気配が訪れた彦根のまちをしばしの間、楽しませていただきました。









佐和山学区市民学習会

9月25日午前10時30分から東山児童館で「佐和山学区市民学習会」が開催されました。

昨年は愛荘町にあるブラジル人学校の実字洋を話していただき、外国人差別についての学習会でしたが、今年は、障碍者差別をテーマとして、社会福祉法人ひかり福祉会の立岡晄さんのお話しを聞かせていただきました。

立岡さんは千鳥ヶ丘自治会でもお話しをしていただいたことがありますが、今回の資料の中に数字のある資料を頂戴いたしましたので、それをご紹介します。


人権研修会看板 


2005年の日本における障碍のある人の人口
知的障碍児・者   547,000人(0.4%)
身体障碍児・者 3,663,000人(2.9%)
精神障碍者   3,028,000人(2.4%)
合   計    7,238,000人(5.7%)


立岡002


ご自身が関わっておられるひかり福祉会の作業所でのいつくかの例を取り上げて、そこに至るまでのその人の人生を絡めつつ、知的障碍のある人への優しく思いやりのある語り口に、人として生まれてきたことの幸せを少しでも多く与えようとされている姿がとても印象的でした。


参加者002


全国に7,000個所以上ある共同作業所の数は、コンビニエンスストア「サークルK」の6,100個所を上回っています。

しかし、彼ら障碍を持つ人たちも高齢化し、回りで支えてあげるひとの必要性を切々と語っておられました。

その中で、養護学校を卒業すれば、そのまま社会に放り出される現実をいくらかでも改善するため、養護学校の専攻科を設けて、成長の遅い障碍を持つ人たちに少しでも社会にとけ込めるようにしたいと強く訴えておられました。


立岡001


本年12月12日には近江八幡市の男女共同参画センターで「第7回全国専攻科研究大会」が開催されるとのことで、その中で知事からのメッセージをお願いされました。改めて知事にお願いしようと思っています。

障碍のある人もそうでない人も、共に手を携えて生きていける社会づくりに、お手伝いをさせていただかなければならないと共感いたしました。







彦根東高校第17回卒業同窓会実行委員会

いよいよ、あと2週間に迫った「彦根東高校第17回卒業同窓会」の実行委員会が開催されました。

卒業生500名余に8月に案内が発送され、ほぼ参加者が出そろい、当日の役割分担などの決定のため、実行委員11名が集まりました。

当日は、彦根駅にほど近い、グランド・デューク・ホテルを会場に17時に開会しますが、それに先立ち、母校訪問ツアーを実施することとなりました。

卒業以来40年余を過ぎ、初めて母校に足を踏み入れることになる者もいて、参加者のうち、半数以上が「母校訪問ツアー」に参加します。

また、彦根城内濠を巡る屋形船への乗船希望者もある程度いて、こちらの手配も大変です。

役割分担も決定し、他の用事のため途中で失礼しましたが、あと2週間。あと少しの上積みを願いたいものです。


同窓会実行委員会002

 


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