まちづくり基本条例

 彦根市では、かねてより「まちづくり基本条例」制定のための検討委員会を設置しています。11月15日には第23回目の委員会が開催されました。この委員会は、彦根市のまちづくりの基本を定めるものであるはずで、市民の声が広く汲み上げられるものだと理解しております。

 しかしながら、委員会設置当初には公聴会が開かれたりしたようですが、その中では「まちづくり」というものをハードやシステムという狭義に捉えた意見が多く出たようで、その後は委員会内部での検討に切り替えたようです。

 まちづくりの一つのものとして「総合計画」なるものがあります。私は、その土台となるべき「考え方」をしっかりと作るのが「まちづくり基本条例」だと考えます。「まちづくり」は市民の総意をもって進めるべきで、決して市長が決定するものでも、議員の裁量で決めるものではないはずです。その基本的なルールとして存在すべきものが「まちづくり基本条例」であるはずです。

 「地方のことは地方で決める」。そんな時代が既に来ているのです。智慧を出し合い協同で作り上げていくべきものだと考えます。私はこれまでの議員生活(3年半ですが)の中で、多くの優秀な人材に出会いました。それぞれの人が彦根市(全体、あるいはよりよい市民生活)のために懸命に尽力しています。

 行政を行う者と議員が忘れてはならないことは、市民の税金から給与を受け取って働いている立場だということです。彦根市民のために働くのは当然のことで、費用対効果はその何倍にもしてお返ししなければならないと思います。

 仕事を持ちながらもボランティアで彦根市のために尽くしてくれている多くの優秀な人材とともに、彦根市を守っていきたいと思っています。

 彦根市はどのようにあるべきかという根本原理とも言うべき「約束」が「まちづくり基本条例」だと思います。為政者は驕ることなく、「市政は市民のため」にあるということを忘れずに謙虚に耳を傾ける時代だと思います。 


スミスからの彦根城





市立病院と市議会議員の懇談会

 本日午後から、市立病院の方々と市議会議員の懇談会がありました。

今までこのような機会がなかったのが不思議ですが、今回が初めてでした。議員の出席は27名中20名。これだけ多くの議員が集まったことは大変に嬉しいことです。

病院に関することは本会議はもちろんですが、福祉病院常任委員会が担当しています。私も福祉病院常任委員会委員のときは当然としても、委員会から外れても欠かさず出席をしております。しかし、議員としての立場上、どちらかと言えば財政面の問題だけがクローズアップされてしまいがちです。

今回資料として事前に配布されたものとしては、総務省の公立病院改革プログラムの目標達成状況に関するものが出ておりました。しかし、その中で、私が疑問に感じたこととして、「人間ドックの受診数」の「目標達成率」というのがありました。

「日帰りドック」の受診者数の目標1,547人に対して、現実には876人(目標に対して56%)、「1泊ドック」の目標62人に対して現実には21人(33%)ということで、評価は「悪い」とされていました。

実は、今週に議員互助会からの検診があるのですが、それが市立病院で受診することになっていなかったので、そのことについて質問をいたしました。市役所の職員についての検診を市立病院で全部とは言わないまでも受診してもらえば、この目標の達成はいともたやすいことになるのでは、と。

その答えとして帰ってきたのは、「健康診断」は保険の適用外であるので、診察時間内にはできないとのことでした。このことについて改めて詳しい説明を受ける必要があると思いますが、それならば、この「公立病院改革プログラム」の評価というのは何をしようとしているのか、ということです。

確かに、地方自治体を所管する総務省のものであるので、公立病院が財政的問題を生じないようにするための改革プログラムであることは解りますが、どうも縦割り行政の悪いところが出ているように思います。今日も事業仕分けが続いていますが、行政の行っているあらゆる問題を考えたとき、この縦割り行政をぶち壊さないと解決できないのではないかと思います。

病院の経営を安定させるために入院患者が増え、外来患者が増えることは、病院経営にとっては「よいこと」なのでしょうが、国政・県政・市政の会計上は医療費の増大を招くこととなり、決して「よいことではない」と思います。

物を見る位置が、病院の財政面での「よい」か「悪い」かは、医療費という視点からすれば「悪い」が「よい」ことになるのではないでしょうか。

よく言われることですが、警察と消防は働かなくてもよい町のほうが「良い町」だと。ある意味、病院も同じことだと思います。病人がなく、けが人がない町の病院は病院の治療という点での役割は小さくて済むはずです。警察や消防が予防活動・啓蒙活動をしているだけで済む町こそが、平和で安心して暮らせる町と言えるからに他なりません。病院も同じことです。予防医学に徹することができるだけの、誰も病気も怪我もしない町であれば、医療費は増大しませんし、人々も医療費の自己負担をする必要がないのですから。

残念ながら、人は必ず老いて病気になり、あるいは先天的な病気を抱える人もいるわけですから、一概にそのようには言えないのですが、ある意味、真実でもあります。

公立病院の担うべき役割と公立病院の財政とをうまく調和する形にするようにするべきですし、それこそ一律に評価するべきものではないと思います。

もちろん、改革プランの目標はその公立病院自らが立てたものですから、見通しと現実の違いを病院関係者は認識する必要がありますが、しかしそれをチェックしたのは総務省の目、つまり財政面からだけを見ていたのではないでしょうか。

今一度、形だけの改革プランの提出ではなく、いかにすればその病院が地域に根ざしたものになるのかに力点を置いたプランであるかを判断するような改革プランとしていただきたいと思います。


彦根市立病院風景






清掃センター「エコライフの集い 2010」

11月13日の朝からの行事は、清掃センターで行われた「エコライフの集い 2010」でした。

彦根市では、福田内閣当時(2008年)の洞爺湖サミットと同時に「低炭素社会構築都市宣言」をいたしました。私が思うに、彦根市だけではありませんが、多くの都市で様々な「宣言」がされています。でも、その後、その宣言にかかわる事業というものを余り見かけないのではないでしょうか。どうやら、「宣言」というものは、「宣言すること」に意義があると考えているように思えてなりません。


エコライフの集い看板


これからの環境破壊をいかに最小限に食い止めていくべきかが、今を生きる私たちに求められていると思います。

「身近に体験 3R」というサブタイトルのもと、市長の開会の挨拶からこのイベントが始まりました。


市長とひこにゃん


彦根はゆるキャラの整地とも言われていますが、彦根城の濠にあるオニバスから生まれた彦鬼(げんき)くんも登場して、このイベントを盛り上げてくれました。


げんきと真理子


清掃センターの施設見学、エコマーケット「夢畑」の開催、ガラス細工製作体験、ゴミの分別体験、バイオディーゼル燃料車やハイブリッド車の展示もありました。


コントロール室


焼却場のコントロール室も見学することができました。


リサイクルとひこにゃん


元ガラス工房「エバーグリーン」の安澤さんがひこにゃんに綿の花の話をしているところです。安澤さんご夫妻は、彦根の環境を守るため、リサイクル・ステーションでゴミの堆肥化のため努力しておられます。


ペットボトル


PETボトルの集積施設です。市民が、使用後のPETボトルをきれいに洗い、市内に約300ヶ所あるPETボトル収集場所から回収された後、ここで圧縮され、リサイクル業者に渡されます。


ハイブリッド収集車01


ハイブリッド収集車02


彦根市に2台あるハイブリッド方式のゴミ収集車です。市民が使用した食用油を精製して使用するバイオ燃料車もあります。皆さんも使用後の食用油はPETボトル等に入れて、市内の収集場所(市役所・支所・出張所・清掃センター)に持参して下さるようにお願いします。

多くの市民がより一層、ゴミ問題に関心を持ち、美しい彦根の環境保全の意識が高まることを願うばかりです。








 

子ども議会

11月13日の3つ目の行事は子ども議会です。

市内の17小学校から2名ずつの子ども議員が出席して本物の市役所理事者に質問をし、理事者側も真剣に答弁します。

私が頑張らなければならないと思っています中学校給食についての質問も出ました。小学生にとっても中学校での給食の実施の問題は切なるものがあるのでしょう。

でも、この夜にありました金亀会彦根・湖東・湖北支部の秋の集いで収集した情報によれば、隣接の多賀町では2年後の給食に向けての動きがあるようで、湖東定住圏の隣接町との調整がより一層求められるのではないでしょうか。


子ども議会02


彦根市の将来を担う彼らの今後を期待したいと思います。


子ども議会03


大津市が隣接の瀬田町・堅田町・志賀町と合併して大きくなったことと、彦根市は平成の大合併においても合併に動かなかったこととを比較するわけではありませんが、そのことの代替措置ともいうべき定住自立圏構想をどのようにバランスよく行っていくのかが必要なことだと思います。

子どもたちが自分の生活に密着している「行政」ということに、大きな関心を持ち、疑問・課題に向き合う姿勢を持ってくれることを願ってやみません。


子ども議会04


子ども議会の傍聴者は保護者だけで92名。1階、2階の傍聴席は立ち見も含めてこれ以上は入れないので、お断りしてロビーでテレビによる傍聴をお願いしなけれじならないほどでした。

今回で3回目を迎えましたが、小学生とは思えないほどしっかりした内容でした。

11月6日にリハートルをしましたが、その時はちょっと心配だなぁと思う一面もありましたが、1週間家庭で家族も協力して一生懸命練習しているのでしょう。見事に質問ができるようになります。子どもらしい目で彦根市の問題について考えようとすることが大切ですし、きっと家族も含めて色々考えられていることと思います。そのことが大切だと感じました。

理事者もなにしろ普段の議会では傍聴席が一杯になるということはありません(せいぜい20〜30名もあればよいほうで、誰もいないこともあります)ので、直接100名を超える市民の前で答弁するので、かなりの緊張だと思います。子ども議会での答弁ということではありますが、とても丁寧に誠実な答弁でした。ただ、少し注文があるとすれば、答弁原稿を見ないで子どもの質問者の顔を見て、答えてほしかったと思います。

私たち議員も、心を引き締めて次の議会に臨みたいと思います。

この取り組みがしっかりと根付いてくれることを願ってやみません。

子ども議会で質問があった内容(発言順)
・通学路の改善について
・彦根城のバリアフリー化について
・彦根駅前にレンタサイクルを
・みんなが利用しやすいように地下道の坂をゆるやかに
・学校の図書室を地域に開放することについて
・プールの底をきれいにすることについて
・琵琶湖岸の漂流物の整備について
・彦根市は、なぜ人権宣言都市なのか
・目の不自由な人のために信号機に音をつけ、溝に蓋をつけては
・学校のトイレを明るくきりれいで、広く、洋式のあるトイレに
・彦根市でのゲリラ豪雨の対策は
・地球環境や節約のため、市で決まった時間に電気を消せばいいのでは
・彦根駅周辺の活性化について
・銀座商店街の空き店舗を利用し、郷土資料館をつくつては
・彦根に「道の駅」をつくっては
・彦根城を通るバスの絵柄をひこにゃんにし、決まったバス停でひこにゃんが乗客を出迎えては
・太陽光発電による街灯や廃材で製作したごみ箱の設置について
・彦根城が世界遺産になるための彦根市の取り組みと問題点について
・学校の教室にエアコンをつけては
・釣り客のマナーの向上(ごみの持ち帰り)について
・彦根市の景気、経済はどんな状況にあるか
・道路に自転車専用の車線があると便利では
・今後の観光アピールについて
・彦根城の駐車場を無料にするか、駐車場利用者に記念品を贈っては
・稲枝駅を利用しやすい駅にすることについて
・中学校給食の実施について
・稲枝にいろいろな遊具や広場がある公園をつくっては
・税金の使われ方について
・子どもセンターの近くの大きな丘に大すべり台をつくっては
・彦根市の公園に遊具を増やしては
・琵琶湖の外来魚を減らすために外来魚の釣り大会を
・みんなが使える楽しい図書館づくりについて
・琵琶湖をきれいにするためにヨシを育てては




 

平成22年度金亀会彦根・湖東・湖北支部「秋の集い」

11月13日最後の行事は、母校・彦根東高校のOB会である金亀会彦根・湖東・湖北支部の「秋の集い」です。会場のホテルには50名を超える先輩・後輩が集まりました。

昨年春に細江市議が支部長に就任し、支部の役員も若返った中の2回目の「秋の集い」です。

「3回目の成人式」でも書きましたが、彦根市内には交通の便がよくて100名以上を収容する宴会場がないため、 役員の方々の「たくさん集まってほしい」という思いと、でも「それでは会場がない」というジレンマがよく分かります。


花


開会直後、司会者から獅山市長のツイッターに彦根東高校の現在地改築に関係して、木造校舎での改築の話が出ていたので、そのことについて市長に聞き合わせをしたことの報告を私からするように、と振られました。私がツイッターに掲載された翌日に市長室に赴き、秘書室に確認をしたこと、そしてその回答ともいうべきことがその後のツイッターに掲載されたことを説明しました。

母校出身者にとっては、国宝彦根城内にあることの意義を認める人と、いやそうではない、もっと広い敷地の学校を考えて、外へ出て行くべきとの両方の意見があり、実際問題としてOB会の意見も一致しているわけではありません。私は、先にも書きましたように、教育行政における文部科学省、世界遺産登録にかかわるユネスコ、そして文化財保護の文化庁のいずれもが同じ文部科学省の中にある組織ですから、調整をすることが重要であると考えますし、ある人から聞いた話では、金沢城内から外へ出た旧金沢大学周辺は夜になると一人で歩きたいとは思えない場所になってしまったことを嘆いていた人がいました。そのようなことを聞くと、たとえ450年の歴史を有する町であったとしても、その歴史は地球という存在からすれば、ほんの一瞬であり、そこにスクラップアンドビルドが積み重ねられてきたことを考えれば、元に(でも、何を基準にした「元」なのでしょう)戻すことが「善」であるとは限らないと思います。現実には、江戸時代においても、上級武士の屋敷が建っていて、日々の暮らしがあったわけですから、形だけを復元することに意味があるとは思えません。そこに人が息づいていて、暮らしがあることにこそ意味があるわけだと思っています。

その後、支部長挨拶、金亀会会長挨拶、そして学校長の学校に関する報告がありました。その中で、市長のツイッターを補足するように、木造平家建の校舎による改築が進んでいるという報告がありました。どうやら事態は水面下で動き始めているようです。建築後50年を経過した鉄筋校舎が、どのような姿であれ、後輩たちが勉強できる環境としては最高の現在地で甦ることを願ってやみません。

そもそも金亀会の支部の行事としては現在の金亀会中村会長が支部長の頃に行われた園遊会が始まりです。かつては城内の梅林や山崎郭、清凉寺や龍潭寺などで行われたものですが、一時期中断した後に「秋の集い」として復活したものです。復活して10年以上が経過し、参加者も高齢化している中、今後の取り組み方について検討する必要があると思います。

今回のメインは、彦根に縁のある「木村長門守重成」の講談を聞くことにありました。昨年は53年ぶりに出場したセンバツ出場の記録DVDを鑑賞することでしたが、彦根のまちとの関わりを知るという意味からも大変に興味のあるものでした。

上方講談師の旭堂南海さんにお越しいただき、1時間にわたる熱演を聞くことができました。

木村長門守重成の生い立ちに始まり、「だまされて 心地よく咲く 室の梅」(「斯くされて」とも言うようですが)という話や、「沈勇」という言葉など、知ることが楽しくなるひとときでした。(ただし、「講釈師見てきたような嘘をつき」なんてのもありますから、吟味は必要でしょうが...。)

なお、写真撮影・録音が禁止されましたので、残念ながら写真はございません。

この木村長門守重成の首塚がキャッスルロードの宗安寺にあること。そしてその理由は井伊家家臣の安藤長三郎が大坂夏の陣で木村の首を討ち取ったことに由来するとか。彦根に纏わる色々な事柄を興味深く聞くことができました。

1時間の講談が終わり、懇親会に移ります。

大辻副支部長の開宴の辞のあと、今回ご参加の中での最長老である西村利一様の乾杯の発声で懇親会が始まりました。


乾杯西村


御年85歳を越えた方からの元気をいただける乾杯は、やはり世代を越えた交流ができるこの集まりのよさでもあると実感いたします。

それとともに、色々な職業の方との交流も意義あるものです。


小菅原真理子


中沢奥野真理子


最後は、応援歌・旧制滋賀県立彦根中学校校歌・彦根東高校校歌を全員で歌い、来年の再会を願ったものです。


田附彦根中学校歌


原エール


今年を最後に大団円のエールを引退される原さんには長年の大役、ご苦労さまでした。(でも、来年からのエールの係を捜すのは大変そうに思います....。)

彦根東高校がますます素晴らしい人材を社会に送り出すことを願って、午後8時30分に終了いたしました。

役員の皆さん、ご苦労さまでした。







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