強引な政治手法

このところ、国内に限らず、国際的にも強引な政治手法が蔓延しているように思います。

 

神戸市でも「住民理解を深めるため」と言って、詳細測量を開始したという記事が出ていました。長年話し合いが行われてきたようですが、それを打ち切って行ったようです。兎に角、一歩進めてしまえばそれで方向性が示され、邁進していくのが行政のやり方です。どこにも、住民との話し合いをしようという考えはないようです。

 

新ごみ処理施設のパブリックコメントも、20日が締切ですが、候補地の地図などを示しておきながら、「候補地についてはパブコメの対象外」とでも言いたげな書き方がされています。

 

とても住民への説明をしようという気はないようですし、説明できる材料がないのではないかとすら思えてなりません。それだけ、住民の力が強くなり、行政に説得できるだけの力量がなくなったのではないでしょうか。

 

 


百条委員会

11日に百条委員会が開かれました。新たに参考人を招致し、聴き取りを行いました。その中で、新しい切り口が出てきました。

 

私たちが調査してきた基礎として、「経過報告書」がありました。この経過報告書は、最初に提出されたものを元にして、2月定例会で各議員が質問をしましたが、その途中で市長答弁と部長答弁に齟齬があり、訂正された経緯がありました。

 

ところが、その訂正された報告書を元にしての5月22日の証人尋問において川嶋元副市長から「作られたストーリー」という言葉が出て、疑念を感じ続けてきました。

 

「何」が作られたストーリーなのか、というものでした。

 

11日の聴き取りの中で、経過報告書作成の途中から、山根前副市長が関与してきたという発表があったのです(7月13日付近江同盟新聞に詳報)。

 

今後、どのような形で山根前副市長から事情を聞くことになるのかは、百条委員会協議会で決めることになるでしょうが、聴かないで済ませることはないと思います。

 

新たな展開とともに、このことによって、もつれていた疑問の数々が解きほぐされることになるのではないかと思います。

 

 

 


住民投票条例案採決

7月10日。議会中継のライブ中継ができない中、午前9時過ぎから本会議が再開し、午後6時まで会議が開かれました。

 

最後の討論では、次の順序で進みました。和田議員(反対)、私(賛成)、夏川議員(反対)、奥野議員(賛成)、山田議員(賛成)でした。しかし、討論の中身では議論が全く噛み合わず、言論の府とも言われる議会のあり方として「?」のつく終わり方でした。

 

傍聴は午前は延べ約40人弱、午後も15人程度の傍聴がありました。

 

結局は、住民投票条例案に賛成したのは6人。反対が17人でした。詳しくは、週末頃の公開される録画配信をご覧下さい。

 

6,250人の皆さんの署名が実を結ばなかったことは残念でしたが、来年4月の選挙に向けて強行的な政治手法の是非が、今後議論の対象になるのではないでしょうか。

 

今日、11日は鳥居本地区公民館で第5回の百条委員会が開催されます。

 

 

 

 


明日(10日)は、住民投票条例案の採決があります

明日(10日)に、6月臨時会が再開し、市民体育センター再開の是非を問う住民投票条例案の審議が行われます。

 

開会は午前9時。開会後、条例案に対して付された市長の意見書に対する質疑が行われます。1番目に獅山議員(会派「無所属」)、2番目が山内議員(共産党)、そして3番目は私が登壇します。この質疑は発言議員1人あたり30分が与えられていますので、概ね午前中はこの質疑で終わるものと思います。

 

その後、請求者からの意見陳述があります。一般的には、市民からの請求ですが、今回は議員6人からの請求ですので、北川議員(会派「無所属」)、山内議員、獅山議員の順に1人20分までの意見陳述が行われます。

 

その後、福祉病院教育常任委員会に付託され、委員会での審査に入ります。この委員会での審査には福祉病院教育常任委員会に所属している議員だけが発言できますので、奥野議員(会派に属さない議員)、北川議員、山田議員(共産党)が発言いたします。

 

委員会採決のあと、本会議が再開し、委員長から委員会採決の報告があります。

 

ついで、休憩のあと、討論(1人20分以内)に入ります。条例制定の議員からは、山田議員、奥野議員と私が登壇いたします。当然、条例制定に反対の議員からは「反対討論」があるはずです。会派としては、会派「無所属」と共産党以外に公政会・公明党・夢みらいの3つの会派がありますから、そのそれぞれから意見表明の討論(賛成であれ、反対であれ)があって然るべきだと思います。

 

そして、討論が終結しますと、採決となり、起立採決によって行われます。

 

この週末、質問と討論の整理をしていましたので、ブログの更新ができませんでしたが、是非とも明日の傍聴またはネットでの傍聴(当日の生中継でなければ週末まで録画配信はされません)をお願いいたします。

 

6,250人の思いを胸に、明日、しっかりと頑張ります。

 

 

 

 

 

 


6月臨時会(1日目)

住民投票条例制定を求める直接請求に基づく臨時会と合わせて、理事者側から「調停の申立について」という議案が上程されました。この議案はテレビでも報道されました、庁舎耐震化工事のいわゆる「裏合意」問題に端を発しています。

 

もう一度、庁舎耐震化工事についておさらいをしておきます。

 

2012年9月定例会に当時の獅山市長から耐震工事の詳細設計予算案が上程され、可決いたしました。そしてその設計図は2013年5月に完成の予定でした。

 

ところが、4月に行われた市長選で、獅山候補が落選し、大久保市長が就任しました。そして9月定例会で耐震工事の見直しを発表しました。その理由は「財政問題」でした。当時、約29億円だった見積金額が大きすぎるということでした。

 

 大久保市長は有識者による検討委員会を設置して、耐震工事の工法を獅山案の「一般耐震工法」から「制震工法」に変更(約3.6億円費用増加)することとし、その分、庁舎裏の県有地も取得せず、そこに建設予定の立体駐車場も建設せず、更には増築規模も約6分の1に縮小する案を議会に提案しました。

 

しかし、駐車場不足やワンストップサービスを求める声とともに、増築面積が少ない(前面の1階建を増築する)ことで2階以上は現庁舎に施す「ブレース」という部材が丸見えになるという問題もあって、市長が提案する案には議会はことごとく反対をいたしました。だから、建築費がそれなりにかかることは承知していたことになります。なぜなら、「制震工法」を認めた段階で、単純に獅山案よりも4億円以上かかることは分かっていたわけです。

 

そして、2015年秋に議員全員による特別委員会において、4つの案(A案〜D案)のうち「D案」を委員会が採用し、前進するものと思ったのです。ところが、2016年春に熊本地震が発生したにもかかわらず、同年秋に議会に提案した債務負担行為の額は約32億円で、それはD案の見込金額とほぼ同額だったのです。熊本地震のみならず、東京五輪の影響もあって、工事請負金額が増加するのではないかと心配していたのです。

 

その後、条件付一般競争入札が行われ、5月18日に開札されました。ところが、市長が予め定めた予定価格(上限)は約29億円(税抜)であったため、応札した2社ともに41億円であったため、再入札を行ったのです。

 

しかし、工事業者が40億円以上と見込んだものが、10億円以上下がると考えた市側の判断も常識外れですし、そもそも、D案(熊本地震前)の金額が約32億円だったことを前提とすれば、熊本地震や東京五輪がなかったとしても問題のある価格設定だったと言わざるを得ません。

 

そして、このような不都合があったことが原因となって、いわゆる「裏合意」が行われて、彦根市始まって以来の百条委員会が設置され、現在その調査が進んでいるところです。

 

さて、このような経過を辿った工事請負契約は5月に工事が中断したままとなっています。この工事の合意解約と出来高の精算をするために調停を申し立てる議案が上程されたのです。

 

しかし、議会前の全員協議会において「詳細は改めて提出する」と言いながら、全員協議会と全く同じ文書を提出し、調停をどの裁判所に申し立てるのかも決まらないままに提案されたところです。しかも、調停という手段が「透明性と適法性を確保するため」など、本当に調停手続きを正しく理解して提案されたとは到底思えません。

 

調停というのは、場所は裁判所で行いますが、あくまでも話し合いによって譲り合った上で決着をつけるものであって、調停の中身は「非公開」ですから、「透明性」の主張は全く違うのです。

 

質疑に立った4人のうち3人は積極的にこれらの問題点を突きましたが、納得のいく答弁はありませんでした。討論では反対議員が積極的に登壇しましたが、賛成議員からの討論は1人でした。しかしながら、採決では賛成16、反対7と、討論の人数とは違う結果となりました。

 

この後は、7月10日に2日目が行われ、住民投票条例についての質疑、討論の後、条例が制定されるかどうかの結論が出されます。6,000人を超える市民の皆さん。是非とも7月10日午前9時からの本会議を傍聴いただき、市長の答弁、各議員の討論、採決を確認いただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 



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