国体関連施設と世界遺産

「国体関連施設」について書こうとすると、どうしても「世界遺産登録」がリンクしてきます。

 

つまり、国体は急に降って湧いたような問題でした。積極的に主会場誘致をしていたとはいうものの、他の候補地との比較の結果、現有施設用地を活用することで、国体までに整備し終えるからという判断のもとに、彦根市が主会場に決まったものです。

 

つまり、彦根城北側の県陸上競技場とそれに隣接する市民体育センター用地を一体化し、さらに隣接する農地を利用すれば広大な用地の中で必要な敷地が確保できるというものです。

 

ところが、彦根市では25年にわたって彦根城を世界遺産に登録したいと考えてきました(市民への問いかけや市民の合意があったかのかというと、些か疑問です)ので、国体施設に様々な制約が生じてしまいました。例えば、陸上競技場の夜間照明設備の高さの問題です。彦根城を世界遺産に登録するには、背の高い照明設備は「不可」だというものです。

 

つまり、入り口での議論が足りなかったわけです。25年の長きにわたる世界遺産登録の議論が確定したものであれば、そもそも主会場に立候補できるのかという検討がされたのかどうかではないでしょうか。

 

市長選で「世界遺産登録」を公約に掲げたのであれば、そのことを優先するのか、「世界遺産登録」を諦めざるを得ないのかという検討があって然るべきです。そこを曖昧なままにしているからこそ、上滑りな議論になるのではないでしょうか。

 

なし崩し的に小出しで事業予算案が提出されてしまい、「国体主会場誘致の是非」とか「世界遺産登録が必要なのか」というような本質的な議論の場を作り出せずにいるのが問題なのです。これは、いわば市長の決断次第ではないでしょうか。

 

そのことに躊躇しているようでは、11万市民のトップとして心許ないと言わざるを得ません。

 

 


住民投票

明日、26日に野洲市で住民投票が実施されます。「新市民病院を野洲駅前に作る」か「そうでないか」です。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00000066-mbsnews-l25

 

長らく病院の問題に関わってきた立場からすると、その前段階としての財政負担と近隣の医療設備環境の検証がされたのかが疑問です。彦根市立病院についても一般会計からの繰入金について様々な議論がされています。一方で、全国的な医師・看護師不足による人的な問題もあります。

 

その辺りの議論が十分に行われ、なおかつ公費によって行う住民投票ということから、その結果が注目されます。

 

ただし、投票率が50%を下回れば開票すら行われない(野洲市の場合)わけで、この点が住民投票条例を行う時のネックにもなります。

 

さて、この住民投票というのは直接民主主義に基づくシステムですが、現在の国政選挙・首長選挙・議員選挙での投票率からすれば、機能しづらいものだということができます。

 

彦根市長選挙を例に取れば、最近6回の投票率は次のとおりです。

平成9年 4月 43.04%(候補者4名・現職vs元職、新人2名/現職当選)

平成13年4月 47.16%(同3名・現職vs新人2名/現職当選)

平成17年4月 47.19%(同3名・元職vs新人2名/元職当選)

平成21年4月 44.89%(同5名・現職vs新人4名/現職当選)

平成25年4月 41.82%(同3名・現職vs新人2名/新人当選)

平成29年4月 39.16%(同3名・現職vs新人2名/現職当選)

つまり、もしも野洲市と同様の条例を作ったとしても、開票されないことになります。もちろん、市民に与える影響が大きなものであれば、投票率が50%を上回るのかも知れません。

 

現在、彦根市が抱えている問題としては3つくらいあるでしょう。

(1)新市民センターを含めて国体施設の規模の問題

(2)彦根城の世界遺産登録問題

(3)ごみ処理施設のあり方の問題

 

これらは、いずれも「財政」に関係するからこそ、市民に直結する大きな問題だといえます。

 

しばしば報道などで示される事業規模というものは、国・県からの補助金などを含めた「総額」であったり、「起債(その事業を行うために新たな借金をすること)」であったりと、「事業規模の大小を測りづらい」表現がされます。今話題になっています今治市の獣医学部新設に対する今治市の補助金のように、市の貯金である「基金」でその支出を賄える(そうは言っても、「基金」残高は確実に減少します)そうですから、財政全般の中での議論が必要ではあります。

 

現在、彦根市の「財政調整基金残高」は約50億円です。しかも、市債残高は360億円を超える額で、これは基金の7倍以上です。

 

この財源問題と同時に、維持管理費などの恒常的支出の両方を見ないと行けない問題です。

 

これらの観点から、別稿で問題のありかについて考えたいと思います。

 

 

 

 

 

 


議会報告会「カタリバ」

11月23日午後。議会報告会「カタリバ」をビバシティ彦根の研修室で開催しました。

 

 

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議員を含めて54人のご参加頂きました。

 

 

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今回は、「こんな街にしたいな 彦根を」をテーマに、連携している滋賀大学経済学部の学生さんも交えての試みです。

 

 

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今回、様々なご意見を頂戴できましたので、今後の議会に取り入れていきたいと思います。

 

 

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これだけ多くの市民の皆さんにご参加いただくことができました。ご参加の皆さん、有り難うございました。

 

 


第43回丸紅基金社会福祉助成金

11月21日。普段、花かたばみの会でおつきあいしています柴田恵子さんが主宰されている特定非営利活動法人道が、第43回丸紅基金社会福祉助成金を受けられ、その贈呈式に同席させていただきました。

 

柴田さんは、NPO法人道のほか、訪問看護ステーション「ふれんず」や、重症児者デイサービス「ふぁみりー」、相談支援事業所「ちゃれんじ」も運営されていて、福祉の向上に格別のご尽力をされています。

 

この度、社会福祉法人丸紅基金から、毎年1億円を全国で50〜70件贈呈されている助成対象にNPO法人道の行う医療的ケアの必要な子どもたちの送迎に使用する特殊車両(車いす2台と看護師同乗)を購入するために贈呈されました。

 

 

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ご承知のとおり、丸紅は滋賀県発祥の商社で、いわゆる「三方よし」を実践されているのです。一時期、同社が大変な時期もありましたが、その時にもこの事業は継続され、今日に至っています。

 

 

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贈呈式のあとで、改めて柴田さんに、障がい児(者)に関わることは大変でしょうと伺いましたところ、「楽しく取り組んでいる」というお答えをいただき、本当にこの仕事に打ち込んでおられることを実感しました。

 

 

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柴田さんの行っておられる3つの事業体が一体となって、寄り添う気持ちの中で、障がいのある方たちが少しでもみんなと一緒になって暮らせる社会が前進するように、私も力添えを続けたいと思っています。

 

 

 

 


ブラタモリ「彦根」放映決定

人気番組「ブラタモリ」の彦根編の放映が決定しました。

 

https://www.nhk.or.jp/buratamori/yokoku.html#gifu

 

 



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